発達障害サバイバルガイド 「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47

  • ダイヤモンド社 (2020年7月31日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784478108925

みんなの感想まとめ

発達障害と共に生きるための具体的なライフハックを紹介する本で、特にADHDとASDの違いに触れながら、日常生活の工夫や対人関係の維持法が提案されています。著者の視点は新鮮で、家事や物の管理に関する実用...

感想・レビュー・書評

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  • 精神科医が語る「発達障害が治る薬をください」と言う人に伝えたいたった一つのこと | 発達障害サバイバルガイド | ダイヤモンド・オンライン
    https://diamond.jp/articles/-/256441

    発達障害サバイバルガイド | 書籍 | ダイヤモンド社
    https://www.diamond.co.jp/book/9784478108925.html

    『発達障害サバイバルガイド』普通じゃなくていい、生き抜こう。 : |本の泉|有隣堂|
    http://www.yurindo-izumiblog.jp/archives/57236123.html

    発達障害サバイバルガイド | 書籍 | ダイヤモンド社
    https://www.diamond.co.jp/book/9784478108925.html

  •  発達障害と共に生きる、生きのびる、という視点で様々な方法を紹介してくれる本です。普段取り囲まれている生活雑貨や家電をチューニングして家事負担を減らしたり、失せ物を防ぐ魔法アイテムや、細く長く人との付き合いを維持する対人取説だったりと、筆者の言う"低い目線"が新鮮で面白く読めます。
     個人的に刺さったハックはいくつもあるのですが、この本が、他の似たようなサバイバル本と一線を画しているのは例えば下記のような
    「世界は、見る角度や解像度によって、楽しいことがたくさん潜んでいます。(中略)人生は、少しずつ楽しくできます(中略)発達障害を抱える人にとってそれはきっと「発達」というものなのではないかと僕は思うのです。
    僕たちは発達します。」
    というフレーズを見て、発達障害である自分が発達する?!なんて思わずハッとさせられるような、訴えの根底に"自己肯定を促すまなざし"みたいなものが常に感じられる点にあります。私にとって、ですが発達障害は自己否定の嵐です。毎日強烈な不安に抑えつけられながら、できないことを、できるように頑張らなければ人に置いていかれる、そんな必死な人に向かって「人間は生きるために不安が必要なんだよ。大丈夫!」とか「俺はこれで上手くいきました。合わなければ次は」とかやられても、うわーんとしか言えません。ですが、
    「「死ねばいいや」で勢いよく不安を忘れるより、不安を背負って生きているあなたがずっと前向きなのです」
    と並走してくれる筆者からは一種の愛さえ感じられます。ほんの少しのワードセンスなのかもしれませんが、借金玉という方はそのセンスにとても溢れていて、一つの文章を惚れ惚れと見つめたりしながら、最後までしっくり読み終えることができました。

  • 著者自身が発達障害を抱え、社会生活で苦労されてきたバックグラウンドがあるためか、書いてある「サバイバル術」が綺麗事ではない、必死さがある。本当に悩んでいる人はかなり救われると思う。

    また変な常識を打ち破ってくれるアイデアが沢山あるので、発達障害あるなし関係なく、忙しい人のためのライフハック本としてもおすすめ。

    個人的に、
    「頑張る」は惰性、「休む」は意志の賜物
    は、真理だと思った。誰からも教えられないけど。。
    冷蔵庫に貼っておきたいくらいいい言葉。

  • 診る側としても診てもらう側としても当事者ですが、良い本です。前作も併せて読むと良いです。

  • 自宅で整える、心と暮らしのリズム

    うつっぽくなってしまったとき、気持ちが沈んで動けないとき――
    そんなとき、私がそっと手を伸ばすのは「甘い紅茶」です。たとえば、はちみつ紅茶。
    「こんなことやっても意味ないかも」と思いながら、でも「まあ、仕方ないし試してみるか」。
    そんな気持ちで、新しいことを一つ取り入れてみるだけで、ふっと心が緩む瞬間があります。

    自宅こそ、最高のコスパ空間

    僕らが一番安く、安心して過ごせる場所はやっぱり「自宅」。
    たとえば、ちょっと高級なコーヒー豆を買っても、自宅で淹れれば一杯50円くらい。でも、喫茶店だと500円することもありますよね。

    もちろん、それが「その場所で飲みたいから」なら全然OK。マックシェイクを飲みに出かけるのもいいし、ピクニックみたいに外の空気を感じながらごはんを食べるのも最高です。
    「いつもと違う空間」が生む小さな非日常が、実はすごく大切なんだと思います。

    生活を楽しむと、お金も貯まる?

    不思議なんですが、生活を楽しむようになると、支出が自然と減っていくんです。
    たとえば僕は、料理がけっこう好きで。洗濯や食器洗いもあまり苦になりません。
    「家に食料がないから外食してしまった」という失敗を防ぐために、納豆・キムチ・白米だけは常にストックしています。これだけでもかなり節約になります。

    ルーティンが生む、生活のリズム

    日々の暮らしには、ちょっとしたルーティンを取り入れるのが効果的。
    たとえば、「金曜はカレーの日」とか「毎月第1日曜は外で遊ぶ」とか。予定を定めることで、生活のリズムが整ってきます。

    それでも、やりたいのに後回しにしてしまうことってありますよね。
    僕はそういうことを、いつも持ち歩いているメモ帳に書き出して、目につくところに置くようにしています。

    あと、週に1回くらい、信頼できる人に「今抱えてるタスク全部話して整理してもらう」っていう時間を作っています。これ、めちゃくちゃ効果的です。

    働くことと、休むこと

    在宅ワークの難しさは「オンとオフの切り替え」。だからこそ、「今から仕事モード!」っていうマインドセットがすごく大事。

    それと同じくらい大切なのが、純度100%の休養日。
    月に4日くらいは完全オフの日を作って、しっかり休む。
    疲れてるときは、無理せず「休むのが正解」です。

    たとえば、

    外でできること:サウナに行く、美味しい喫茶店に行く

    家でできること:映画を見る、アニメを流す、脳に負担のない本を読む

    こんな風に、気分や体力に応じて選べる「休み方のレパートリー」を持っておくと安心です。

    料理と教養は、人生を豊かにする

    料理って、技術的に上達する楽しさがあります。
    「ちゃんと美味しくて、最低限娯楽になるレベル」を目指して、自炊するのが目標。
    料理ができるようになると、人生そのものがちょっと楽しくなるんですよね。

    食事は、身体の栄養であると同時に「心の栄養」でもあります。

    そして、読書や芸術などの「教養」も同じ。
    最初はハードルが高く感じるけれど、それを乗り越えた先には、深く豊かな楽しみがあります。
    長い時間をかけて得た趣味は、かけがえのない資産です。

    最後に:下っ端でも、もう一度働いてみよう

    「今、自分にできることがわからない」
    そんなときこそ、小さな場所でもいいから働いてみるのがおすすめ。
    働くことで、知識・経験・人とのつながりが得られます。そして何より、「失敗」は自分を知るチャンス。
    「自分は何に向いていないか」がわかるだけでも、大きな収穫になります。

    ちょっとずつ、できることから始めてみる。
    心と生活を整えるのは、大それた改革じゃなくて、「ちょっとした工夫の積み重ね」なのかもしれません。

    必要であれば、タイトルや構成を変更したり、挿絵や写真の提案もできます。お気軽にどうぞ!

  • 優しさに満ちた、良い本、良心的な本だった。手放しでそう言える本はなかなかない気がする。
    普通の人が無意識に、当たり前に行っていることを、的確に(時に面白く)言葉にして読者に伝える姿勢。生活上の躓きのきっかけを高い解像度で捉えて、誰にでもできるような具体的で、小さな工夫によって回避しようと伝える姿勢に、とても好感を持った。
    著者は発達障害を持っていて、それによる生きづらさに起因した二次障害を持っているようだが、この本には、なぜか不思議な健やかさのようなものを感じる。それは、少なくともこの本の中では、社会に対しても人(自身も含め)に対しても、こうあるべきという正義感や、こうしなければいけないという義務感を振りかざしていないからである。現にできないことはできないと、素直に受け入れるところから話が出発するので、読んでいてとても清々しい。この本で「頭ごなし」に述べられている言葉は、読者への本当の思いやりから来る、ほんの僅かな、そして重要な言葉のみだ。
    障害の程度は様々で、この本が提示する方法位では足りないという方もたくさんいると思う。でも「たったそれだけ」と思うような些細な工夫で避けられる躓きが実はいくつもあると思う。そしてそれらの工夫や発想は、発達障害の診断を受けていない人にとっても、気持ちよく、快適に生活するヒントに満ちている。

  • 自分用のハック本として手に取ってみた。役立つ内容だと思ったが、そもそも自覚もなく自己分析もできない発達障害者はどうしたらいいんだろう。本人に困り感はなく、周辺が困っていることも多いと感じる。次はそういうケースのハック本を読んでみたい。

  • 自分の発達障害に気づいたときに、まず最初に読みあさったのが借金玉さんのブログ。

    ブログでも、ツイッターでも、著書でも、彼は一貫して「みんなそれぞれなんとかやっていける方法」について書いているように思える。
    その独特な言葉の切り口から受け取るイメージ以上に、顔も知らないたくさんの「困っている人たち」のことを考えている作者さんだと捉えています。

    前作では「未来の可能性」を、今作では「そこに向かう具体的なアプローチ」を提示してくれているように感じました。
    本とはまとまりを持たせて作られるものであり、作者さん自身もきっと「これは言いたいけどおさまりきらない」「あえてここには触れないほうがわかりやすいのでは」なんて試行錯誤をされていたのではないでしょうか。

    いち読者として、もっと多方向から作者さんの「ライフハック」に触れられるように
    書籍の購入をもって次回作も応援したいです。

  • ユーモアのある(ちょっと毒もある)読みやすい文章で、そして優しい。その優しさは「うつの底」にいる人への冒頭のメッセージ(最初に310ページを読んでください)に現れていると思います。うつの底にいると読み通すの無理だからね。遭難しかかっている人に緊急サバイバル術を届けてくれる。

    「俺はゴミ箱まで行けない。ゴミ箱が来い」(p45)とか、端的にスタンスが現れていて好きです。

    くまのイラストもかわいい。

    「おわりに」もとてもいい。自分はできない、社会不適合者だ、ダメだ…という気持ちを少し救ってくれました。自分は変えなくていい、やり方を工夫しましょう。

  • 前にも何かで書いたけど、発達障害の人に役立つハックは普通の人にも当然役立つ。と言うことで、普通の人にもオススメでした。

  • 発達障害ではない自分にとっても役に立つライフハックが詰まったいい本だった。

    例えば(読書メモから一部抜粋)
    ・余計なものを飼ってしまうのでスーパーには行かない。食材をAmazonパントリーで「補給」する。お金と時間を節約
    ・毎日習慣的にやりたいことを「エブリデイボックス」に入れる。毎日飲む薬、ジムの会員証、勉強中の参考書、公共料金の請求書、返送するべき書類など。「ほんとはやりたいし重要だけど後回しになりがちなこと」も箱にぶち込む。薬を飲むついでにやるべきことが目について実行できる
    ・在宅ワークでオンオフの区別をつけるために「働かないイス」をつくる。狭いワンルームでも「休む場所」は作れる
    ・用事がなければ連絡しないゆるい関係の人にお菓子を買って絆を維持する
    ・どん底状態に陥ると友達がいなくなる。「お金がない自分と呑んでくれ」「安いとこで飲みたいけど構わないか」と勇気を出して正直に誘ってみる。これで離れる人は離れる、残った人を大切にする。これで残ってくれる人は今後の自分の助けになるはず

    などなど。
    他にも細かなテクニックや考え方がいっぱい。
    とにかく徹底的に仕組み化することで生きづらさを解消しようというアイディアで溢れてる。

    発達障害の人に優しくなれる本だとも思う。発達障害の人がどんな事が出来なくて困るのか、想像力が働かせられるようになる。

    更に、ほんとに「鬱の底」にいる人にはこの本すら読むな、ひたすら何もせずに寝てろ、とこの本は助言しているのも素晴らしいと思う。本当に発達障害や鬱で苦しんできた当人にしか書けない本。

  • 発達障害を自認している作者のサバイバルガイドは、私の生活も改善できる工夫がいっぱいです!

  • なぜこの本を手に取ったかというと、自分も含めて、身の回りに発達障害っぽい人が数人いるからです。私自身の自覚としては、薄いグレーのADHD。日常生活では、今は困ることはあまりありませんが、二十代までは仕事においても友人関係においても、いろいろとやらかしていたと思います。
    以下は、ネタバレですが、小説ではないのでオープンにしておきます。
    本書で紹介されている個々のライフハックについては、当てはまるか否かは人それぞれだと思うので、実際に読んで各自で確かめていただければいいと思います。
    それよりも、心にモヤモヤを抱える全ての人に読んで欲しいのはChapter8。著者は繰り返し訴えます。「あなたを変える必要はない。変えるべきは、やり方だ。」と。
    私はハッとしました。私がモヤモヤしていたのは、まさにこのことだと思えました。あなた(私)はあなた(私)のままで、何も変わる必要はないのです。得意なこと・苦手なことはあって当たり前。人間は皆、デコボコした存在です。発達障害とは、そのデコとボコの差が大きすぎて、分野が散らばりすぎて、周囲の人に(あるいは自分自身でも)受け入れられにくいだけなんです。でも、それは悪いことではない。ありのままでいいんです。
    著者は自身の辛い経験を通して、自分が自分であることの大切さを伝えてくれています。全ての人に、このメッセージが届くといいな、と、心から思います。

  • 発達障害(ASD)持ち・アラサー・一人暮らしの一人間として、同じように発達障害で悩んでいる当事者のライフハックは興味があります。書店で立ち読みですがザッと読んでみました。

    最初に思ったのは、「この人、自分の生活のこと、よく考えてるな〜」ということです。
    もう、それだけで素晴らしい。

    つまり、この本は
    「自分で自分の生活を設計しようとする」意志
    だったり、
    「自分なりに、自分に合った生活を、自分の手持ちの経験と思考をフルに使って、自ら考え抜いて実行している」姿勢
    の部分に読みどころがあるのであって、
    その大事さを伝え、刺激をもらえる本として読めば、役に立った/立たないだけでこの本を評価するのは置いておいて、楽しく読める本なんじゃないか、ということです。

    はっきり言って、私にとっては、残念ながらこの本は役に立ちそうにありません。「是非採り入れたい!」と思わせる何か役に立つようなライフハックを、この本からほとんどと言っていいほど得られませんでした。
    単純に、課題が違うからです。
    借金玉さんに出来る(た)ことで、私が出来ないなと感じたことは沢山あります。
    特に仕事についての考え方や、営業が得意というポテンシャルは、私には発揮できそうにない点です。
    逆に、私はやれて(何とかこなせて)借金玉さんが挫折してしまったことも沢山あると感じました。
    例えば、私の場合家計簿は自分で付けられているので今クレジットカードフリーの生活をしていますし、物の片付けも(こだわりはありますが)出来ない方ではないのであまり困っていないです。

    当たり前ですが、課題が違えば、必要なライフハック(解決手段)も違います。
    加えて、脳の特性とは別に、その人の性格や趣味嗜好、ジェンダーアイデンティティ、職業、居住空間、家庭環境等、発達障害以外の事情も組み合わさって必要になるライフハックもあります。
    要は、それぞれの脳の特性+置かれた境遇に合ったライフハックがあるのだと思います。
    その人特有の困り感に合わせてライフハック術を新たに発明していけばいいのです。借金玉さんのように。

    たとえこれと言って役に立つことが書いてなかったとしても、ライフハックを日々の生活で発明しようとする勇気と努力は見習いたいなぁ、と思いました。いや、借金玉さん、ホントよく考えた、本当に偉い、と思います(上から目線で恐縮ではありますが)。

    私自身、今のアパートで一人暮らしして2年間、ありとあらゆるライフハックを試しながら生活を構築してきました。
    成功しているものもありますが、もちろん沢山失敗もしたし、何より成功しているのか一概に評価できないようなことも沢山やっています。
    そして、そのどれもに関して、再現性があるとは思っていません。
    「他の発達障害抱えている人にだって、やってもらえれば出来る!」などとは、とても勧められないことをやってるなぁ、という自覚があります。

    要は、「発達障害者のサバイバル」を考えるなら、具体的なハック術をアレコレ出すよりも、まずマインドセットを練る方が有効かもしれない、ということです。
    その点、「何を考えて、このライフハックをしたのか」に注目して読むとこの本は面白いんじゃないでしょうか。

  • 読んでいてまず思ったのは、世の中には色々な人間がいるのだということ。

    自分が普通だと思ってやっていること、例えば毎日の皿洗い。これが面倒で面倒で、流しに皿が積み上がってどうにもならない状態になってからでないと出来ない人がいる。

    著者は発達障害でADHD(注意欠如·多動症)の傾向が強いそうだが、人が普通にできることが著者にとってはものすごく大変だったりする。

    食べ終わった食器を洗うこと、お風呂に入ること(めんどくさい)、物をなくさないこと等々。

    朝、家にベルトがないせいで遅刻したことは数え切れないそう。

    著者の素晴らしい点は、そういった困り事を放置せず、一つ一つ冷静に解決していったこと。それまでに数多くの失敗があったけど、それに負けずに前向きに生きようという姿勢が感じられ、読んでいて明るい気持ちになれる。また、所々で笑えるのもいい。

    とにかく提案が具体的で、現実的。説得力がある。こんな風に分かりやすく書くことができるなんて、きっと頭のいい人なのだと思う。

    特に心に残ったものを以下にメモ。

    ・設備投資にお金をかける(食洗機・洗濯機・寝具等)
    ・借金はちょこちょこ借りるな(信用を売っている)
    ・入って後悔する風呂はなし
    ・究極壁掛けカレンダー(Googleカレンダーを安物タブレットに同期)
    ・分割できるキーボード(肩こり予防)
    ・自分の状態を正しく知ることは難しい。睡眠時間、行動、食事内容を記録する。
    ・死ねばいいやと思わない
    ・うつのどん底にいる人は何もしない。それは猛吹雪の中、洞窟にいるのと同じ。正しい選択。

    最後にいいなと思ったのは、本当の自分を変えないという言葉。生活を便利に変えたり、社会生活に適応させたりするのは「生きていく」ため。手段を目的にしない。自分を鋳型にはめない。

    あなたはあなたのままでいい、と書いてあったのが良かった。

    本当に読みやすくて、発達障害で困っている人には助けになる一冊だと思った。

  • 当事者として参考になり、とても気が楽になりました!

  • ・どうやって「どん底」に落ちないか、ではなくどん底に落ちる可能性は高いので、落ちてもどうやって再起するのか(サバイブするか)に着目して書かれた内容。

    ・発達障害スペクトラム上にいる人は、確かに「落ちない」ように振る舞うより「落ちることは前提」として捉え、その際にどうやって適切なリカバリーをできるか?と、フェイルセーフ的に考える方が建設的だ。

    以下メモ

    ・最高生産性を出す「意識の高さ」ではなく、限られた現状のなかで、なんとか良き日常を作りだすための「意識の低さ」を大切にする。

    ・★お菓子を贈るでゆるいつながりを維持する…最近連絡取ってないな…元気かなという人に贈る

    ・無理して仕事をするのは惰性、休むのは意思

    ・サウナ、読むのが脳の負担にならない本

    ・どうすれば仕事と日常生活を切り分けられるか
    ・どうすれば働きすぎないか
    ・どうすれば楽ができるか

    ・教養とは、エントリーコストの高い娯楽を楽しむスキル(ギター、ワイン)

    ・★多くの(お金のかからない)楽しさは、技術的習熟の先にしかない。長い時間をかけて獲得した趣味は見えない自分の資産になる

    ・★成功は不安薄めてくれるが、依存性薬物と同じ問題がある。耐性がつき、成功し続けること・他人と比べることで自分はダメだと思うようになる。

    ・必要なのは転げ落ちた時に、死なないように「受け身」を撮る技術

    ・★人生の再起においては、歩き出すことがまず必要。アルバイトなど、一番下っ端からでも働けるところで、もう一度働く。働ければ知識、経験、関係性が得られる。人生にチャンスは往々にしてそういう時に生まれてくる。

    ・★むいていない仕事を徹底的に避ける。

    個人←→チーム

    加点式↑↓減点式

    の4つの枠のなかから鬼門を探す。
    ・自分が圧倒的に苦手なこと
    ・努力で克服できそうなこと
    を洗い出す。むいていないことを避けて仕事を探す。全部ダメは思考停止なのでダメ

    ・死ねばいいや、は精神的ヤク中毒。不安を背負って生きているほうが前向き。

  • 発達障害に対して自分を変えるではなく、やり方・環境・道具を変えてましな生活にする考え方



    エブリデイボックス(92ページ)や発達障害特有の腰の重さを改善するための茶番の重要性=マインドセット(146ページ)
    限られた状況の中でなんとか良き日常を作り出すことを最優先する意識の低さがこの著書の良いところ。
    休日のやることをメモ化する。Googleカレンダーをスマホ&タブレットに同期させる。
    僕たちにとって見えないものは存在しないのでできる限りの見える化をする。

    休むことの重要さ【働かなくてもやすむことができるが、休まなければ働くことはできない。】
    パーソナリティーの外部にあるものを工夫することで生活に変化を起こさせる方法が書かれた本です。

  • 所々で励ましてくれて、また自身のダメなところを晒け出してくれているので、読んでいて心が楽になった。いくつか実践してみようと思った。あなたが今不安なのは、未来を、前を向いている証拠ですよ!

  • 発達障害、とまではいかないけれど、最近どんどん上がっていく「あたりまえ」のハードルが辛くなってきたため、本書を手に取りました。

    著者は、軽快な文章で、困りごと一つ一つに寄り添いと解決策を提示してくれていて、本当に読んでいて癒されます。

    くまさんのイラストも可愛く、読んで良かったです。私もいくつか実生活に取り入れて、サバイバルしていきたいです。

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著者プロフィール

1985年生まれ。診断はADHD(注意欠陥多動性障害)の発達障害者。幼少期から社会適応が全くできず、登校拒否落第寸前などを繰り返しつつギリギリ高校までは卒業。色々ありながらも早稲田大学を卒業した後、何かの間違いでとてもきちんとした金融機関に就職。全く仕事ができず逃走の後、一発逆転を狙って起業。一時は調子に乗るも昇った角度で落ちる大失敗。その後は1年かけて「うつの底」から這い出し、現在は営業マンとして働く。

「2018年 『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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