情報銀行のすべて

  • ダイヤモンド社 (2019年11月15日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (232ページ) / ISBN・EAN: 9784478109274

みんなの感想まとめ

情報銀行に関する理解を深めるための一冊であり、特にビジネス活用の章が評価されています。著者は、情報銀行の概念を解説し、オープンデータの活用やデータの売買に関する提案を行っています。中盤には未来予測があ...

感想・レビュー・書評

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  • これからの情報の取り扱い方のメインとなる情報銀行の考え方について国内外の動向やユースケースを踏まえて説明していた。

    情報銀行は平たく言ってしまえば、データの共有の範囲を個人情報まで広げるにあたって銀行のしくみを用いることで安全に、かつできるだけ利益を得ることができるようにする仕組みである。

    これまでに色々な問題が発生してきたトピックではあるがこれからの効率的な社会、また持続可能な社会にとっては必要不可欠であると個人的に感じた。

  • あまり情報銀行について理解が深まらなかった。水増し感あり。中盤の未来予測は面白い。

  • 情報銀行とは

    最後のビジネス活用の章がおすすめ

    crmからvrmへ

    オープンなデータを活用する組織、
    データを売り買いする基盤から、提案する業者の存在

    データ分析会社儲かりそう、インフラ設計からデータベース設計、データベースの正規化をおこなう会社をやって、データ産業のトップを取る

  • 情報銀行について勉強しようと思い書店で手に取りました。結論から言えばタイトル「情報銀行のすべて」が書かれているとは思えず、また余計な具材が盛り込まれているという印象を受けました。1章ではパーソナルデータをどう扱うべきかの世界的な潮流のなかで、情報銀行というスキームが日本で登場した、ということでイントロダクションとしては良いかと思いました。2章では日本におけるパーソナルデータ流通・活用の状況ということで、政府の方針や情報銀行に参入した企業の事例などが紹介されていますが、書かれている内容は、それこそ政府や各社HPに記載されていることなので、この程度であれば無料で情報を得られるのだが・・・と正直感じました。

    ただここまでは情報銀行について語っているという意味で問題はないのですが、3章になると主要先進国のパーソナルデータの取り扱いの話になっていきます。このあたりからちょっと待てよ、という気になるわけですが、私は情報銀行についての萌芽事例だけでなく、情報銀行のビジネスモデルの多様性(これは2章で少しは触れられています)、ビジネスとして成り立つのかのフィージビリティ、情報銀行としてのデータの値付け(データ提供者への対価とデータ利用者への課金)などはどう考えればいいのか等々を深堀してほしいと思うわけです。そもそも情報銀行とは間接金融的にデータを運用してくれるサービスなのに対して、3章で紹介されている欧州等の事例は直接金融的なスキームです。100歩譲って直接金融的なスキームから情報銀行に対する示唆が出てくればいいのですが、そのあたりは明示されていませんでした。

    また4章ではパーソナルデータの未来像ということで、近未来の生活者像がフィクション的に描かれていますが、「情報銀行」のビジネスモデルに必ずしも関係するものではありません。グーグルやフェイスブックがここに書かれているようなサービスを提供してもいいわけです(つまり情報銀行モデルではなく広告収入モデルとして)。そして5章で再び「情報銀行ビジネス登場」となりますが、流れ的には3章にすべきでしょう。ここでようやくパーソナルデータの売買ではなく融資という概念のほうが今後は浸透していくのではないか、というオピニオンが登場します。ただ5章に書かれているような「情報銀行ビジネスは急速に進化する」という意見については確信が持てませんでした。最大の理由は「ビジネスとして成り立つのか?儲かるのか?」という疑問が払しょくできなかったからです。

  • タメにもなるけどタイトルで損してるし構成も悪い

  • 事例が豊富でよい。わかりやすい。
    個人ビッグデータ分析と変わらないことがわかった

  • データとは誰のものか?
    データを個人が管理、さらには資産運用のようにデータの活用運用を行う情報銀行という考えが分かりやすくまとまっていた!

    著者が腕を骨折した際に、初期処置をうけた病院から転院した先の病院で元の病院からレントゲン写真を入手するよう求められた際に自分のデータなのになぜ共有許諾だけでは済まず、お金を支払って自分のデータを取得しなければならないのか、と感じた、というエピソードから始まったのが分かりやすかった。
    今やデータは企業の資産と言われるほど価値がある。自分のデータは各企業が管理し不必要なレコメンドやお知らせがくる現在から、自分のデータは自分で管理しデータを提供した企業からデータ活用による対価をうけるという概念に変わるという思想。CRM→VRM
    欧州ではすでに個人がデータを管理するという考えのもと、企業にデータポータビリティ、忘れられる権利など、顧客の依頼に基づき個人データの提供、削除などがGDPRで規定されている。

    自分の情報をどの企業が持っているのか全ては挙げられないしどんな情報を持っているのか考えるとこわい。大量のID管理からは解放されたい。データ活用の将来像としては医療や健康のパーソナル化はもちろん欲しいが、教育で勉強の点数だけでなく非学問のデータをもとにしたスコアリング、提案などは面白いと思った。

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