- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478109748
感想・レビュー・書評
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3日で読みました❗読めば読むほど自分の当たり前がことごとく否定される、そんな本です。アドラー心理学は人生をシンプルにそして幸せにしてくれる考え方なのかもしれない。我々の普段の悩みであったり、かまってちゃんになったり、それがなんで起こるのか人間だから当たり前なのだが、自分の考えの持ちようで今後の世界の見え方が変わる機会をくれた本です。特に私のなかで刺さったところが「スポットライトを浴びたら回りは見えない❗」ここに私は自分がこの本を読んで一番の共感ポイントになったところです。この本を読むことができてありがとう
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アドラーは間違いなく劇薬だ。一度、彼の思想に触れると、幸せになる道標を発見できるが、これまでの自分に対してどうしようもない無力感を抱いてしまう。そしてこの副作用は凄まじいパワーで僕らの過去を攻撃してくる。
これまでの自分が、どれほど「幸せとは何か」を無視してきてしまっていた事実は変えられない。ここから勇気を持って取り組んでいくしかない。けれど、22歳の段階でこの問いに気がつけたのはラッキーだった。
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アドラー心理学(目的論⇆原因論:フロイト)を解説した本。登場する青年が腹立たしいキャラ設定。
自己受容、他者信頼、他者貢献を共同体感覚の中で行なっていく。課題の分離が重要で他人の事象に介入せず(あくまで援助に留める)、自分の課題に一生懸命対応する。また承認欲求は人から褒められることで形成するのではなく、自分が出来ることやるべきことを人に貢献するなかで、あくまで他者を通さず貢献感を醸成する。それは行為によらずとも存在で感じられることもある。