話すチカラ

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478109816

感想・レビュー・書評

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  • 安住さんが明治大学文学部の学生のとき
    二部の教職課程の授業を大人たちに混じって受けていました。
    その時の講師が斎藤孝さん。
    このお二方は先生と教え子の関係だったのです。

    斉藤孝さん、若すぎ!
    だって今年還暦なんですよ。
    「話すチカラ」より、どうしてこんなに若いかということに興味をもちました。

    安住さんも素敵なアナウンサーだから
    お二人の考え方とか生き方とかが
    参考になる本でした。

  • 話すことにかけては一流のお二人の著書が面白くないわけがない、といそいそ(笑)手に取りました。
    対談だなと思っていたのですが、安住さんの発案でお二人の母校である明治大学の学生さんたちに講義するという形で作られた本書、企画の勝ちだなと感じました。
    しかし、お二人がまさか師弟の関係とは知りませんでした。お互いにリスペクトしあっている感もにじみ出ていて読んでいて気持ちが良いです。

    対談形式よりも内容に臨場感があるといいますか、理解しやすいし面白さが伝わる感がありました。章立てが細かいのでサクサク読めるのもいい。
    ハウツー本としてももちろんですが、読み物として単純に面白い。ヤングアダルト世代から二十代の方にお薦めしたいなぁと思いました。
    あと、ラジオのよさを見直しました。安住さんのラジオ番組も然ることながらこれからはもう少しラジオを活用したいです。

  • とても読みやすい本だった。
    実践したいことがたくさん。
    インプット人の3倍は、やりたい。

  • この本で人と話をするときに気をつけるべき点を学べた。
    人の集中力は15秒程度と言うことも改めて知り、今後仕事でどう利用していこうかと考える。
    コミュニケーションをしていく中で高めの声の方が人に話を聞いてもらいやすいとあり、自分も無意識に人と話をするときには高めの声で話しているように思って、多くの方から好感を得ていたので納得した。
    自分は無意識にも相手から好感を得るような話し方をしていたのだなと。
    話す内容を自分の中で明確にしておくことによって「あー」「そのー」と言うような無意味な音を挟むことがなくなると知り、自分の人への話し方を見直したときに、自分の中で頭の中に話したいことがはっきりしているときには、早く自分の意見を言いたい気持ちになってくる。
    逆に話したいことがまとまっていないときには、無意味な音を挟みがちだと改めて、自分自身が認識した。

    すごく不思議だけど、普段から自分の中に知識のほかに情報や自分が体験・経験したエピソードを持っておくことも大事だと思った。
    人を惹きつける話の仕方はもちろんのこと、人間関係がうまくいく話し方の中で、相手のアイデンティティーに関わることを褒めると、必然的に相手を気持ちよくさせることができるとあり、今後人との対話の中で実践していきたいと思った。

  • 雑談といった話に限らず、スピーチやプレゼンの時に活かせるような話が多くあって面白かった。
    定期的に読み返して自分の話し方がどうであるか、準備などを怠っていないかどうかを確認したい。

  • 図書館からかりて読んでみたんですが、これは家に1冊置いて定期的に読みたいなって思える本でした。明治大学の学生に授業形式で安住アナと齋藤先生が講義してる形で行われたようです。安住アナと齋藤先生は教え子と先生という関係性だけど、仕事でも関わってるし、お互いプロフェッショナルで対談してるようにも感じました。
    章ごとにテーマがあり、最後にまとめが書かれています。要点も色が変わって記載してあるので、凄く分かりやすいです。1度読んで終わりって感じではなく、何度も読んで理解を深めていきたい本だと読み終わってからも思いました。

  • 母校明治大学の学生向けに講義をした内容を復元した本。安住アナの話すことへのこだわり、矜恃が溢れていた。

  • 他の本との合わせ技で。
    アウトプットの重要性がわかる。
    そして、15秒で喋るというのが、さすがしゃべりのプロの意識だと改めて思う。
    アウトプットのために、また少しずつインプットをしたい。

  • 安住さんの話し方を見て、どうしたらあんな風に上手に話せるようになるのだろうか気になり購入した。
    成功しているように見えても必ず失敗や努力があっての今だと知った。
    特に印象に残った話しは2つ。
    一つは、アウトプットが上手にできるようになりたければ、インプットを今の三倍しなさいということ。
    この話を聞き、週に3冊本を読むことを決め、継続している。
    この本と出会ってすぐに自分の行動が変わった。
    二つ目は、アンチなどあるが負けないためには、常に高い目標を持ち続けることが大事だということ。
    苦しいときは周りの言葉で自分をブラすのではなく、自分はどんな風になりたいのか自分の心に耳を傾けたい。高い目標を掲げそこに神経を集中させ努力していきたい。

  • TBSアナウンサーの安住さんが、明治大学の学生時代に教職課程で講義を取っていた齋藤孝さんと明治大学の学生の前で対談した内容を書籍化したもの。

    同時期明治大学の学生をしていたが、残念ながらお二人に面識はない。しかし当時の空気感、明治大学の雰囲気を感じられる本だった。

    気に入った一言
    プライベートと人前の話し方の使い分けを意識するということです。
    お世辞には「他人に対する愛想よい言葉」というポジティブな意味もあります。媚びるための言葉に限らない
    世辞を使えば使うほどコミュニケーションが円滑になり、人生にベネフィットがもたらされるものです
    数学力は最終的に国語力につながる
    仕事でいいアウトプットを出したいなら、その3倍のインプットをする必要がある
    なんとなく国語を毛嫌いしている人は、本当に良い文章に接してほしい
    仕事のミスは仕事でしか取り返せません
    心の強さを得る一つの方法は、高い目標を持つこと
    神に標語を書いて壁に張ろう

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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