マンガで一番やさしくわかる!iDeCo(個人型確定拠出年金)の始め方入門

  • ダイヤモンド社 (2020年3月20日発売)
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感想 : 4
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  • 本 ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478109854

感想・レビュー・書評

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  • [墨田区図書館]

    iDeCoに関する本を初めて読んでので、他の本との比較ではないけれど、確かに入門書として程よくまとまった良書。この前著の「45歳、結婚3年、お金オンチの私にもわかるように家計と老後のことを教えてください!」も読んでみたい。

    そしてこの本は文中に出てくる監修者たちが始めたという2006年頃、まさにその頃知りたかったなー。まさに手数料で資金を減らしていくという状況そのままを放置。その後あれはNISAだと教わった気がするからiDeCoではないかもしれないけれど、それこそ今はなくなっているかもなー。でも確かやめたくてもやめられなかったから、やっぱりあれはiDeCoかな?当時401kから色々変わった時、何がなにやらわからなくて気づいた時には色々全てが遅かったという記憶しかない。再度そのあたりを何とか把握しなくては、という思いにはなった。

    ただその反面、ざっくりと知っていた運用面での問題(年間最低手数料にあたる2000円以上の運用益を出す+それを老後資金とする)というものを再認識して自分的には不要な投資と思えた。筆者同様「この年から」始めるというのも、運用年数が残り僅か。そしてつぎ込める資金自体にも年間上限があるとなると、、、、例えば年間上限が会社員なら約30~60万なので、60万で運用益5%とかなり多めに考えても、年間3万→月2500弱。これを10年続けたとしたら、計算を楽にするため単利で月2.5万弱。確かに老後に月2万以上のお金は魅力的だけれど、その資金となる600万があるのであればそれだけでもいい感じ。悲観的かもしれないけれど、運用益なんて1%くらいしか考えられない!まぁ所得税控除の面では多少利点があるのかもしれないけれど、まだ会社員復帰2年めとしてはそこはあまり関係ないし、永続するとも言い切れない会社に打診するのも面倒、、、

    もちろん実際は複利なのでP69にあるように240万でも20年で30万~300万近い利益を得られるのは理解できるんだけど、、、これが投資に二の足を踏む日本人の性なのかしら(笑)「もうからない(増やせない)」とまでは言わないものの、そもそも「積極的に増やしたい」というのでなければ、手間と危険、何よりも面倒ごとが増える感じが否めないなー。まぁ一応もう少し理解を進めて、自分の状況自体は把握しておくかな。

    ■参照ページ:
    ・P.28 加入に関する説明。会社員はDC加入の有無に注意。
    ・P.39 所得税と住民税の節税効果(概算)
    ・P.43 iDeCoと一般の金融商品との差の例<毎月2.3万×30年を年3%運用すると元金828万円→iDeCoなら非課税で1340万円、一般は運用益の20%が源泉徴収されて1209万円>⇒但し年3%で約450万なら年1%運用なら約150万。運用が10年で単純に1/3(実際はもっと減る!)なら50万。それでも確かにデカいけれどどうかなぁ?
    ・P.48 掛金の限度額<会社員なら概算30-60万くらい。会社がよく変わるなら会社のタイプに振り回されて手間だ、、、>
    ・P.63 6種の投資信託のグループ<①世界株式型=②+③)、②日本株式型、③外国株式型(先進国・新興国)、④日本債券型、⑤外国債券型、⑥バランス型>
    ・P.64 2種の運用スタイル<パッシブ運用(インデックスファンド)とアクティブ運用(アクティブファンド)>
    ・P.68 バランス型<ターゲットイヤー型、TAA型、固定配分型>
    ・P.78 口座管理手数料<SBI証券、楽天証券、みずほ銀行、イオン銀行などは全て加入時も口座管理手数料も同額だが、運営管理機関変更手数料が後2銀行は0円で前2証券は4400円かかる。>

    ■ねんきんネット
    https://www.nenkin.go.jp/n_net/

    ■iDeCoナビ
    https://www.dcnenkin.jp/

  • シンプルな説明で分かりやすかったが、2023年の今、65歳までiDeCoの加入年齢が引き上がった。ので、本の内容には少々変化あり。

  • マンガですごくわかりやすかった。
    これだけ読めば、スムーズにiDeCoを始められると思う。

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著者プロフィール

1973年生まれ。愛知県在住。漫画家&イラストレーター。主な著書に『毎日がおひとりさま。』(主婦の友社)等のおひとりさまシリーズ、『母娘台湾ふたり旅』『ハワイ最高レッツゴー!』『45歳、結婚3年、お金オンチの私にもわかるように家計と老後のことを教えてください!』ほか多数。

「2021年 『40代が、こんなにしんどいなんて聞いてなかった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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