定年後にもう一度大学生になる 一日中学んで暮らしたい人のための「第二の人生」最高の楽しみ方

  • ダイヤモンド社 (2022年6月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (184ページ) / ISBN・EAN: 9784478109922

作品紹介・あらすじ

59歳で京都大学経済学部に入学し、卒業代表に選ばれるほど勉強にのめりこんだ著者が語る、定年後の過ごし方に悩むすべての人に贈りたい究極の「学び直し」ガイド。「家族をどう説得すべきか?」「入試をどう突破すればいいのか?」といった、二度目の大学生が直面する問題の解決法を網羅。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

定年後の学び直しをテーマにしたこの作品は、59歳で京都大学に入学し、卒業代表に選ばれるほど勉強に励んだ著者の体験を通じて、人生の新たなステージを切り開く勇気を与えてくれます。社会人経験を活かし、年齢に...

感想・レビュー・書評

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  • 自分は、定年まで10年ほどありますが、社会人入試で大学に在学中(2回目の大学生を経験中)ということもあり、「参考になるかも」と思い、借りてみました。

    自分自身、2回目の大学生は、「4年で卒業しなくてもいい」とか「成績を気にしなくていい」という点は、大きな利点だと思っています。
    また、先生と年齢が近く、人生経験の面では先生と同じ目線で話ができる点は、2回目の大学生の醍醐味だと思っているのですが、この本の著者も同様に感じているようですね。
    また、学びの中で社会人経験が活きることも、2回目の大学生のメリットだと思います。
    それから、今の大学は、先生方も事務の方もとても丁寧に対応してくださり、ほとんど放置されていた1回目の大学生の頃(約30年前)とは隔世の感があると感じているのですが、著者も同様に感じているようです。

    なお、自分は、社会人入試で地元の国立大学に入学したのですが、この本の著者は、一般入試で京都大学に入学しており、その点は、大きな違いだと思います。
    ある程度まともな社会人生活を送っていれば、社会人入試では入試対策は不要ですが、一般入試となると、そうもいかず、大学入試に向けた受験勉強は必須です。
    この本の後半は、大学受験にあたっての苦労やコツが述べられており、その部分は、自分には不要でしたが、一般入試での入学を目指す人には、参考になると思います。

  • サラリーマンを定年まで全うし(正確には59歳で)、大学受験に合格して京都大学に入学し、勉学に励んでいる人の体験記です。
    学び直しという意味では、40歳代、50歳代でもう一度大学で学び直して、再び社会にいくというスタイルも一般的にあっても良いと思うのだが、経済的な面を考えると簡単にはできそうもない。退職金もあてにしつつにならざるを得ないかなぁ。

    それにしても、著者はセンター試験を経て正規のルートで京都大学に合格しているのですごいと思います。これも、簡単には真似できませんが、大学で学び直すという過ごし方も私的には有りです。大有りです。家族の協力が不可欠ですね。

  • 『定年後にもう一度大学生になる 一日中学んで暮らしたい人のための「第二の人生」最高の楽しみ方』

    著者 瀧本哲哉
    ダイヤモンド社 2022年

    リカレント教育、いわゆる社会人の学び直しということであるが、どうしても経済的な文脈がそこには入る。実際のところ、このような学び直しというのは自身のキャリアアップという思いがそこには込められている。
    この本はそうではなく、ただ学びたいという気持ちを持った著者が京都大学の経済学部に入り、経済だけではなくいろんなことを学んでいく本である。
    著者の瀧本さんは56歳から受験勉強を始め、59歳で京都大学に合格する。4年間で経済学部の卒業に必要な単位の1.4倍の120単位を取得する。そして卒業論文は優秀卒業論文賞を受賞するなど、大学生の鑑のような存在であるが、初めから全てが思うようにいったというわけではない。
    老年特有の記憶力の悩みであったり、若い人にどう馴染んでいくかまたは寮生活など様々な問題が浮上してきたようだ。
    この問題をどう解決したのかは本書を読んでみてほしいが、私はその一つの要因として、このかたの人間性の部分があるのではないかと思う。それがわかる箇所を引用しよう。

    先生方は学生をさん付けで呼ぶのが普通ですが、なかには、「今の瀧本の説明には根本的な誤りがある。誰かわかるやつはいるか」といった調子で、私を呼び捨てにする先生もいました。年齢に関係なく、1人の学生として扱ってくれて、こんな嬉しいことはありませんでした(p31)

    素直に学問に望んでいく姿勢がそこには読み取れる

    さて、この本はいわゆる学び直す過程が書かれたエッセイであるが、私が興味を持った箇所はやはり、中高年が大学で学び直すことの是非が書いてある部分である。そもそもの前提として、日本では中高年の学びの場として、大学は開かれていない。このことは著者の瀧本さんも痛烈に実感しているようで

    社会人枠での入学という例外を除けば、大学は私たち中高年の学びの場として必ずしも認知されていないのです。(p48)

    そして、彼自身も中高年が大学で学んでいることについて、批判があったようだ。その批判は主に2つで、
    1中高年が学んでも、社会に還元しないのだから税金の無駄である
    2中高年が合格したことにより、「未来ある」若者が不合格になっているではないか

    冷静に考えれば、なかなか差別的な思想も入り混じっていそうな意見であるが、この意見にも瀧本さんは反論する。
    1に関してはそもそも長い間、税金を払ってきたのだからそのご褒美として、大学で学ぶくらい良いではないか。2に関してはドイツを例に出し、学問の場は開かれたものであり、年齢は関係なく、むしろ年齢を多様化することで学びの質が上がるのではないか?といっています。
    2に関してはその通りで、画一化された年齢では学びが広がらないと感じる。しかし、1に関しての反論は弱い気がする。そもそも、この場合、税金を投じることが=社会に還元するという図式が成り立っているのかどうかを検討する必要があるだろう。

    と、まぁ、個人的には瀧本さんの意見は可愛らしいので、これはこれでいいと思う。
    最後に一番心に残った箇所を引用しよう。

    私たちの世代が若い学生と接するときには、ゲームやSNSといった若者の関心事に無理して首を突っ込む必要はまったくないと思います。彼らも中高年がそんな話題に関心があると思っていません。
    彼らと話していると、同じように受験勉強の苦労をして同じ入試会場で同じ試験問題と格闘するという仲間意識を持ってくれているように感じました。(p26)

  • 59歳で京大経済学部に合格、その後吉田寮で学生生活を送った方の本。
    内容がどうこう、というより、変わったこと、すごいことをやり遂げた人の経験は、本にすることができるんだな、と思った。
    院に行ってみたいな、と思ったことはあったものの、もう一度真面目に大学入試をやるのもやだし、大したことない学校の学部生になるのもやだなぁと思っていたが…
    京大経済ならそりゃすごいですね。

  • 私も退職したら京都大学を受験しようと思った。

  • 非常に勇気をもらった!
    人生100年時代、長く学びを続けていく中で豊かな人間になるために大学に入り直すことはとても素敵な手段であると感じた。
    健康とお金と時間の3つの余裕を持てるばあやになりたい

  • 読みやすくてサクサク読めた。中高年が大学に行く利点、大学生活の楽しさ、大学受験攻略法などが実体験として書かれていて参考になりました。本当に自由な学びっていいな〜と思いました。

  • [出典]
    amazon

  • ☆漫画家 弘兼憲史氏激賞! ! 「人生の後半戦を味わい尽くすヒントがこの本にある⁇」
    朝から晩まで時間を気にすることなく、皆さんが好きな歴史学や文学、哲学などの勉学に没頭する。
    長年携わってきたビジネス、国内外の政治経済情勢、エネルギー環境問題などを学問の視点から学び直す。
    その分野の第一人者の先生方から丁寧な講義を受け、疑問に思ったことは何でも質問する。学生たちとの忌憚のない議論を通じて、若い感性に触れる。定年後に大学に入り直すと、こんな魅力的な世界が広がる⁇

  • 筆者にやる気がないのか、編集者が無能なのかわからないが、受験対策本的な要素と定年した後に大学に行く楽しさや意義みたいなのが非常に悪いバランスで書かれていて、どっちつかずの、結局何しに行ったの?という疑問が拭い去れないまま話が展開されてしまっているのが非常に残念であった。

    おそらく何かしら熱い思いをもって大学受験に挑戦したんだと思うし、今も何か面白い研究があるから大学院に進んだのだと思うが、あまりその辺の思い入れが語られず、税金しっかり払ってきたんだから、国立大学に行ったって文句言われる筋合いはない、とか、参考にするには内容が浅すぎる受験対策の部分とか、読者が求めているであろう内容との乖離が大きく感じた。

    若い京大生と接してみて、感じたこと、考えたこと、学んだことなど、そういうおじさん大学生だからこそ味わった経験みたいなのが知りたかったが、「老後の暇つぶしに大学行くのも楽しいよ」くらいな内容になっちゃっている。まあ最初からその程度の思い入れしかなかったのかもしれないが。

  • 大人になってから再び大学に行く。
    それは、挑戦で、冒険で、楽しいものなんですよね。
    自分自身が、通信教育部で大人になってから大学に通ったので、それは身に沁みて思う。
    でも、自分が行ったのはあくまでも「通信教育部」。
    このため、筆者のように「若者だらけの中に1人中高年が入り込む」わけではなく、逆に本当の大学生世代の人の方が少なかったな。

    今回、セカンドキャリアの一歩として、もう一度、大学生か、大学院生になりたい。という考えが出てきたので、この本が気になった次第。

    実際に受験要綱を取り寄せた数もかなりあったが、やはり、ネックになったのは、金銭面。
    その部分については、この本は参考にならず。。
    ご夫妻が揃っており、家のローンも終わり、ある程度の貯蓄もある。
    定年にはまだまだ時間がある自分だが、現状を考えると、独身、賃貸、貯蓄はそこまでない。では、やはり普通に大学生ができる環境ではないなーと、改めて思わざるを得なかった。
    宝くじでも当たらんかなー。。。(笑)
    (その前に買ってないけど。。。(笑))

    しかし、羨ましい。
    自分の思うままに履修ができて、たくさんの分野の知識を得られている。
    好奇心旺盛で、色々な分野を知りたがる自分にとっては大変だけれども天国だなーと羨ましくなった。

  • 学部からの入学は大変だったと思います。
    中高年になると趣味的に勉強ができる様になると思います。
    勉強は面白いですもん。

  • 定年後にもう一度大学生になる 一日中学んで暮らしたい人のための「第二の人生」最高の楽しみ方。瀧本 哲哉先生の著書。学ぶことが大好きな人は多い。年齢を重ねれば重ねるほど学ぶことが大好きになる人が多いのかな。子どものころは事情があって学びたくても学べなかった人もいる。定年後にもう一度大学生になるなんて素敵な生き方。定年後にもう一度大学生になってより知名度の高い大学に入って学歴ロンダリングしちゃったなんて話せたらきっと楽しいこと。59歳で京都大学経済学部に合格されて京都大学大学院経済学研究科博士後期課程に進まれた瀧本 哲哉先生ならではの良書。

  • 定年前に、大学に行こうと発起し、3年の受験勉強を経て、京大生になった著者の奮闘記。本人の頑張りもさることながら、家族の理解があってこそかなと思う。大学受験の頃と今を比べれば、集中力や記憶力が落ちていて、スピードでも若者には敵わなそうだが、じっくり取り組める記述式の試験は中高年でも行けそう。

  • 真っ正面からの学部入試を勝ち抜くのはやはり大変なので、社会人入試や論文修士とかもありだと思うけど、大学生活を順風満帆で送るためには、ふつーの受験勉強しておくのは有益かも。勉強の仕方とか、どこは捨てるかとか、二度目ならではのことってあるものね。
    そんなことする人は少数派なので、貴重な本かも。

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