オレンジの悪魔は 教えずに育てる やる気と可能性を120%引き出す奇跡の指導法
- ダイヤモンド社 (2021年1月28日発売)
本棚登録 : 85人
感想 : 8件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (234ページ) / ISBN・EAN: 9784478110218
作品紹介・あらすじ
福山雅治さん;所ジョージさんも絶賛!
京都橘高校吹奏楽部の名物顧問が磨いた23年間の「弱弱」指導で
普通の生徒が世界を感動させる!
武田邦彦教授「あの感動はこうして生み出されていたのか」
武田綾乃先生(『響けユーフォニアム』著者)「オレンジの悪魔たちの最高の笑顔の秘密がわかりました」
YouTube総再生回数3000万回以上!
日本最高の人気マーチング・バンドの秘話を収録
“オレンジの悪魔”という愛称で親しまれる;とてつもない演奏スタイルでしられる全国屈指のマーチングの有名校;京都橘高等学校吹奏楽部。国内外に熱狂的なファンがいる。その活躍の影には;顧問として23年間にわたって生徒たちを指導してきた名物教師がいた。
生徒がどう活躍したいかを考え;そのために自ら厳しいトレーニングを試行錯誤する。そして;顧問はその環境を整えるプロデューサーに専念する「田中式」指導法は;「自分の頭で考えて動く」自律性を育み;若者がその後の豊かな人生を送る土台を作る。本書では;思春期の若者たちへの豊富な指導経験をもとに;自分で考えて動ける人に育てるための5つのアドバイスを行う。
【京都橘高等学校吹奏楽部 : オレンジの悪魔】
京都橘高等学校吹奏楽部は;創部50年以上の歴史を誇る。女子高時代からマーチングを中心に取り組むことで知られる。田中先生の指導の下でマーチングにダンスを取り入れたことで注目を集め;オレンジ色のユニフォームを着て笑顔で激しいステップを踏むことから「オレンジの悪魔」と呼ばれるまでになる。
メディアでも話題になり;『よゐこ部』(毎日放送)や『笑ってコラえて!』(日本テレビ)でも登場し;全国区に。世界最大級のローズ・パレードに二度招待を受けたことから;ネットを通じて国内外にも熱心なファンを生む現象を巻き起こしている。
2018年には;第100回全国高等学校野球選手兼記念大会に提供した福山雅治『甲子園』のミュージックビデオ撮影に選ばれた5校のうちの1校として参加。テレビ番組出演も多いことから;芸能;映像;学識関係者にも隠れファンが多い。
みんなの感想まとめ
自律性を育む指導法とその実践が描かれた本書では、京都橘高校吹奏楽部の顧問が23年間にわたり磨いた「弱弱指導法」が紹介されています。この指導法は、生徒が自ら考え、行動する力を育てることを目的としており、...
感想・レビュー・書評
-
著者は現場の教師であり部活顧問であるため、学者や評論家の立場からの研究結果や机上の論理に基づいた見解ではなく、あくまで現場の目線で自身の経験則に基づいた指導法を紹介しているため、かなり現実的で実践に即した指導法が紹介されている。
現場の指導者が現場目線で書いており、教育現場だけでなく明日から一般の職場で応用できる方法も多数あった。紹介されている方法は自然と実践しているものも多数あり共感できたが、反面で目から鱗の新しい発見は少なかった。
また、オレンジの悪魔の内幕が垣間見れて面白かった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
京都橘高校のマーチング部をどのように成長させたかについて書かれている.
「弱弱指導法」を用いて、先輩が後輩を育て、またその後輩が後輩を教えて行くことで自主性に富んだ活動ができた.
ただし、これは基盤となる力があることが前提であり、それをどのようにつけていくかは自分で考えなければならない.
「女子集団をリードする上で大切なのは、【公平さ】だ」
「自分でルールを作って自分を律する【自律性】があってこそ、いつの日か自立した大人になれる.」
弱弱指導法のステップ
①教師のアドバイスが浸透する.(関係性の構築)
②課題に対して、「先生ならこういうのでは?」と
イメージする.(型を明確に示したアドバイスが
必要)
③イメージをもとに、自分たちの頭で解決策を考え
る.
④考えた解決策を全員でシェアして、成功したり失
敗したりする.
⑤この繰り返しで、自分で指導できるほどに成長で
きる.
「波風立てずに揉め事のない集団がいい集団なのではない.揉め事が起きたときに解決できる力のある集団かどうかで、集団の質が決まる.」
⭐️ある程度、成熟した相手向けの内容ではあるが、小学生にも応用できる部分があった.喧嘩が起きたときに仲裁するだけでなく、当事者同士に話し合わさせて解決する方法を、自分たちが納得できるように見つけさせることが大事だと気づいた.
-
なるほど!と思う。
それと同時に、同じことができる部活というのは(特に文化部では)限られるなと感じた。
田中先生の述べられる弱弱指導は、基礎力があることと、毎年決まった数の入部者があることが大前提のように思えるからだ。
もちろん、部の運営としては、理想的。
生徒たちが自ら動き・考え・実現していくというのは、誰かから教えられることよりも意味があるし、後々にまで残っていくことだからだ。
しかし、皆さんご存知のように、田中先生が退職された後、世界を COVID-19 が席巻した。
そのとき、京都橘はどうなったのか?
伝統は途絶えたのか?途絶えなかったのか?
この本を読んで、2020年から現在に至るまでの京都橘吹奏楽部の様子を知りたくなった。 -
良い指導者でした。理想的です。
-
TVでも紹介される有名な高校吹奏楽部の前顧問の著者。
女子校であった京都橘高校に赴任してからの指導法とそれに行き着くまでの過程について書かれている。
女性が多い中、個々人に平等に接する為に敢えて関わらない方法を選んだ、とある。
さらに自らは生徒の指導をせず、生徒自身で考えさせるという。
上から押さえつけるマネジメントが問題視され、セクハラ御法度の現代においては非常に興味深い組織運営法だと感じる。
-
部下との関わりに悩む中で参考になるかと思って読んだが、ちょっと自分のニーズには合わなかった。
しかし、自分を顧問に置き換えるのか、最上級生の3年生なのか、中間管理職の2年生なのかで見え方が変わってくる。 -
んー、あんまり響かなかった
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
田中宏幸の作品
