1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き 「選ばれた才能」を120%活かす方法

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 356
感想 : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478111390

作品紹介・あらすじ

「左利き」は天才? それとも…変人? 最新脳科学ではじめてわかった! 10人に1人の「選ばれた才能」のすべて!

感想・レビュー・書評

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  • まず決して右利きが劣っていて、
    左利きが優れていると謳う本ではないです。

    わたしの悩みは全て左利きだったから!?
    と思うほど、左利きの特徴に合致していました。


    ①よく人と意見が対立することが多い
    →左利きは絶対数が少ないうえに、
    脳の違いから意見も少数派になることが多いため。

    ②周りの目が気になる
    →左利きが主に使う右脳は、周りの環境情報を、五感を使ってフルに取り入れている。そのため環境に影響されやすい側面があり、他人の意見を気にし過ぎる。HSPにもなりやすいそう。

    ③言語化することが苦手
    →左脳が言語処理を行っており、左利きは左手で右脳を動かしながら、左脳で言語処理をしている。右利きは右手で左脳を動かしながら左脳で言語処理を行っている。つまり、言葉に置き換えて言いたいことを発するまでに使用する脳のルートが左利きの方が少しだけ遠回りであるため、言葉を使って考えをまとめるのに時間がかかる。

    もしかしたら左脳を鍛えることで、
    抱えてる悩みが薄れるかもしれないので
    左脳を鍛える訓練もしようも思いました。

  • 左利きの医師である著者が、左利きのポテンシャルについて語る本。
    「1万人の脳を見た名医が教える」という枕がついているのですが、この本に「具体的なデータ」「医学的根拠」などを求めておられるとしたら、読むのは止めておいた方が良いかもしれません。本書には一部、画像データなどはありますが、基本的に著者の主観(直感)を基にして記載されています。

    利き手によって脳の頻用部位が違うということから、左利きは右脳を使う機会が多いこと、転じて言語を司る左脳の発達が右利きと比べて遅くなりやすいこと、左利きとして生きることで右脳が鍛えられやすい環境から、ひらめきや直感に優れるということなどが説明されており、これらが主軸となっています。

    ひらめきノートや直感を育てる、という考えは今まで自分の中には無かったことなので、これから活用していけたらなと思いました。
    一方で両方の脳を同時に活用することから左利きが右利きより左脳の発達が遅れやすく、従って言語を司るうえで劣等感を感じやすい、というところは私の場合は違っていて、幼い頃から私は文字の運用や言い回し、語彙、文法に至るまでそれほど苦労せずに生きてきましたが、著者の言葉を振り返ってみて初めて、自分が左手で文字を打つばかりではなく、キーボードで「両手を使って」文字を綴ることが普段からとても多いことに気が付きました。これも右手を使っているから、と説明ができることかもしれません。

    データや資料ありきで説明されるのかと思っていたため、予想とは違った内容でしたが、十分楽しんで読み進めることができました。
    機会があれば、データありきで似た内容の本も探して読んでみたいと考えています。

    左利きは天才でも変人でもなく、単にマイノリティで左右の脳の発達バランスが良い人々。そう思ったら、もっと自分の利き手に自信を持って、個性や特徴を伸ばしていけるような気持ちになりました。

  • 左利きという10人に1人の少数派について書かれている。左利きだけでなくそのほかのマイノリティに置き換えて読んでも面白いかもしれない。

    性差。外見。持病。障害。などなど…マイノリティでなくても、不便を感じる条件下で努力するパワーを持つ人は、優位&多勢社会に埋没する人を凌駕すると思う。
    (ちなみに私は左利きで、不便なことは確かにあるが、不利とまでは言えないと思う)



    【左利きは、右手がうまく使えなくても「右利き優位の社会」で生き抜いています。
    さらにその上で、左利きのもつ独自のポテンシャルを最大限に発揮できれば、最強になれます。(p168)】

    この本では、
    ・左利きのもつ独自のポテンシャルについて。
    ・最大限発揮するための心がけ、鍛えるポイント。

    などが脳科学知見+左利き筆者の経験談(多め)より記載されている。

    それより何より、「左利きアルアル」が多くて面白かった。(結局ここ)
    自分は直感を信じてきたし、これからも信じていいんだなと思った。
    あと人に決められたルールを押し付けられるのが嫌いで出来ないことも、左利きのせいなのねと勝手に納得。

    私個人は左利きでトクすることも多かった。
    ただ左利きというだけで、子供の頃から「器用」「芸術的センスある」などの賢そうな雰囲気が3割り増しになり、その言葉のシャワーを浴びたおかげで、自己肯定感も3割り増しに…。

    また、左利きなら、右利き社会を生き抜くため自然と両利きになる人も多いと思うが、両利き最強!とさらに自信が湧いてきた。(^^)

  • 加藤俊徳著『1万人の脳を見た名医が教える すごい左利き―「選ばれた才能」を120%活かす方法』(ダイヤモンド社)
    2021.9.28第1刷発行

    2022.1.1読了
     12月31日の大晦日、どんよりとした気分に浸りつつ、書店をウロウロしていたら偶然目に留まった本。

     令和3年11月30日に総務省統計局が公表した令和2年国勢調査人口速報値によると、日本の2020年10月1日時点の人口は1億2614万6千人だそうだ。日本の左利き人口の割合は10%なので、本書は1261万4千人をマーケティング対象にしていることになる。

     帯にも『10人に1人のあなたが「何者か」わかる本』と書いてある。

     興味を覚えて二日に分けて読んでみたが、私が求めるようなことは記載されていなかった。よくよく見たらダイヤモンド社発行だった。

     以下は本旨である。

     左手を動かせば右脳を鍛えられ、右手を動かせば左脳を鍛えられる。右脳は非言語である画像や空間の認識を担当し、左脳は主に言語情報の処理に関わっている。右脳は、言語情報以外のあらゆる情報を蓄積している巨大なデータベースであり、そのような右脳を日々鍛えている左利きは「直感」「独創性」「ワンクッション思考」に優れている。と同時に、社会が右利き仕様に出来上がっているため、左利きは右手も使わざるを得ない環境に晒されており、結果として、左脳と右脳の両脳をバランスよく使っている。意識的に右手を使い、左脳を鍛えていけば、「最強の左利き」になれる。

     筆者は医師であり、本旨を補強する根拠として筆者自身が独自に提唱している「脳番地」概念などが紹介されているが、ここでは割愛する。
     筆者のホームページを見ると、自由診療で、「教育のための脳画像診断」や「経営者のための脳番地トレーニング」などの取組みを行っているようだ。

     とにかく左利きを褒めて褒めて褒めちぎってくれているので、自己肯定感はあがる。
     私は、筆記具や箸、ハサミ、包丁などは左利きだが、ガラケーの操作や裁縫は右利きだ。久しぶりに刺繍でもしようかなと思った。

    加藤プラチナクリニック,https://www.nobanchi.com/(2022-01-02にアクセス)

  • 左利きコンプレックス→左利きマイノリティへの優越感を感じてきた自分です。
    理工書は論理的で苦手だったけど、正に「直感」で「あ、この本いいな」って思って買いました。

    結論、分かりやすくて読みやすかった。
    一気に読めました。

    右利きと左利きにそれぞれ優劣なんてない。
    ちょっと頭を殴られた感じです。

  • どうやら左利きは右利きとは脳の動きが違うらしい。(右利きは主に左脳が働いており、左利きは両脳が満遍なく働いている)
    利き手による思考方法の違いについては特に着目して育ってきたわけでは無いし、当の本人なので本当にそうなのかは実感も自覚も無い。

  • 左利きをテーマにした一冊。
    左利きの持つ特徴がなぜそうなるのかが科学的に書かれている。
    右利きの自分にとっても新たな発見があった。
    どちらがいいとか悪いではなく、お互いの特徴を理解できる。

  • 左利きの人の特徴+才能の伸ばし方について、脳科学的に解説した一冊。左利きの人は全体の10%と言われており、格闘技などの世界では有利(相手が不慣れなので)だが、基本的に世の中の道具類は右利き用に作られているので、生活は不便だという。また、右利きと左効きでは脳の使い方にも違いがあり、右利きと比べると「考える時間」が多くなる。この考える時間=観察力が増すということで、左利きの人にはクリエイティブな人が多いということ。左利きの人の能力をアップする方法も解説されているので、左利きの人は一読オススメ。

  • 利き手による脳の働きと、思考の特徴を理解出来る本。10人に1人と言われる左利きは、どの様な思考で物事を考え、強みと弱みは何なのか、特に小さい子供がいる方には読んで欲しい一冊。右利きの人も逆も然りで楽しめると思う。

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著者プロフィール

脳科学者。小児科専門医。加藤プラチナクリニック院長。株式会社「脳の学校」代表。昭和大学客員教授。発達脳科学の専門家であり、脳番地トレーニングの提唱者。1991年、現在世界700カ所以上の脳研究施設で使用されている脳活動計測「fNIRS」法を発見。1995年から2001年まで米ミネソタ大学放射線科でアルツハイマー病やMRI脳画像研究に従事。『頭がよくなる! 寝るまえ1分おんどく365日』(西東社)、『脳の強科書』(あさ出版)、『発達障害の子どもを伸ばす脳番地トレーニング』(秀和システム)など著書多数。

「2022年 『1話5分 読みたくなる伝記 3年生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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