「静かな人」の戦略書 騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法

  • ダイヤモンド社 (2022年6月30日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784478111475

作品紹介・あらすじ

聞く力、気配り、謙虚……「静かで控えめ」は最強の武器。外向型が優位な世界で、内向型こその魅力を最大限に発揮する方法。

みんなの感想まとめ

内向型の特性を活かし、社会でのコミュニケーションを円滑にするための戦略が描かれた一冊です。外向型が優位な環境において、内向型の人々が感じる葛藤や不安を共感を持って捉え、彼らの強みを引き出す方法を提案し...

感想・レビュー・書評

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  • 【感想】
    読むのをオススメしない。
    筆者のジル・チャンはNGOのフィランソロピー・アドバイザーであり、心理学者や脳科学者ではない。専門的見地が無く、主張の一つひとつを裏付けるデータや科学的根拠が乏しい。一応、「内向型と外向型の脳の作り」「両者の性格や行動」といった部分については、ささやかながら論文から引用している。しかし、それらを実用するための「人間関係術」「組織論」といった部分については、筆者の思いつきばかりが並びまったく論理的でない。要は戦略書ではなく、筆者の実体験をもとにしたエッセイであり、その内容も、筆者が経験した狭い範囲を都合よくピックアップしただけの代物である。本書を読むことで内向型人間が戦略を得られるようになるとは思えない。

    そもそも、本の構成が取っ散らかりすぎている。例えば、
    ①内向型と外向型の脳の仕組み(内向型は外向型と生物的に異なる)
    ②内向型と外向型の性格の特徴(脳の仕組みが違うため、性格もこのように違う)
    ③内向型の強み、弱み(性格の違いで、それぞれこのような長所短所がある)
    ④内向型の強みを活かした人間関係術、仕事術(外向型優位の世界で、長所を発揮する立ち回り方)
    ⑤内向型の弱みを補うための生存戦略、リラックス法(外向型優位の世界で、短所をカバーする立ち回り方)
    ⑥外向型と内向型を組み合わせた組織論(まとめ)
    のような構成であれば、まだ「戦略書」の体を保てる(内容が全て正しいと仮定した場合だが)。しかし実際には、順序立っていないパラグラフと、いきなり湧いてくる脈絡のないトピック。そして筆者のエピソードトーク、エピソードトーク、エピソードトーク……。あまりにまとまりがなさすぎて、「結局何がいいたいの?」とページを何度も戻ってしまった。
    ダメなビジネス本にありがちな、論旨と関係ない話を挟んでページをかさ増しする手法ばかり。せめて章ごとに「何を一番伝えたいのか」を明確にしてから、本を書いて欲しい。

    ―――――――――――――――――――――――
    【まとめ】
    1 内向型と外向型の脳のつくり
    内向型の人たちは、脳の使い方がまったくちがう。
    第一に、内向型はじっくりと考える傾向にあり、自分が言おうとしている言葉の真意を慎重に考えてから口を開く。
    第二に、内向型は長期記憶に頼る傾向がある。しかし、長期記憶にアクセスするのは、短期記憶の場合よりも複雑で手間がかかる。長期記憶を引き出すには、なんらかのとっかかりを必要とすることが多い。
    内向型の神経伝達物質系を見てみると、内向型の脳は即座に反応するのが得意ではないことがわかる。そのため、不確かな状況に対応しながら、二つの言語間で通訳をしなければならないような場合、内向型の脳は過負荷になってしまうのだ。

    アイオワ大学のデブラ・ジョンソンと同僚たちは、内向型と外向型の脳における情報伝達および反応を観察した。ジョンソンらの研究によって、たとえば「質問に回答する」といった刺激が与えられた場合、内向型の脳は外向型の脳にくらべて、前頭葉および視床への血流が増えていることがわかった。内向型の脳のほうが活性化していたのだ。
    さらに内向型の脳では、記憶や問題解決や計画を司る部位においても、血流がより増えていることが明らかになった。内向型と外向型は生まれつき異なる脳をもっているのだ。
    一方で、マーティ・O・レイニーは、著書「小心者が世界を変える』(ヴィレッジブックス)において、人にはそれぞれ内向的な部分と外向的な部分があると述べている。脳の違いはあれど、どちらの性格が優勢で、前面に出てくることが多いかだけのちがいなのだ。


    2 社会に必要とされるのは外向型?
    心理学者のローリー・ヘルゴーは著書 『内向的な人こそ強い人』(新潮社)において、文化は内向性寄りと外向性寄りに大別されると述べている。
    フィンランド、ノルウェー、アイスランド、スウェーデン、デンマークの5か国を含む北欧は、非常に内向性寄りの文化圏。いっぽう、アメリカやキューバをはじめとする多くの国々は、外向性寄りの文化圏と考えられている。
    興味深い点は、たとえ生まれた国が外向型社会だったとしても、大多数の人が外向型であるとは限らないことだ。たとえば、NERIS性格診断テストの推計によれば、アメリカでは外向型の人よりも、内向型の人ほうが0.004パーセント多いという。

    外交的な文化の国では、学校から職場にいたるまで、「優れた表現力と社交力があれば、人は成功する」という通念が浸透している。
    残念なことだが、内向型に向いている仕事は、ない。コミュニケーション不要の仕事など存在しないし、そもそも、外向型にとっても理想の仕事というものはない。あなたは自分にぴったりの仕事を見つけるか、仕事に合わせて自分を変えるしかない。
    世界が外向型向けにできているからといって、外向型になろうと努力しても、内向型の悩みがすべて解決するわけではない。大切なのは自分らしくやっていく方法を見つけることだ。


    3 内向型の特徴
    ・傾聴力がある。内向型は顧客の真のニーズに注意を払う。内向型は観察の達人で、行間を読むことに長けている。情報を吸収して理解し、深く考えるため、相手にとって何が重要かを理解することができる。聞き取った情報をふるいにかけて意義のあるものを見つけ、さらに、その情報を背景となる文脈に照らし合わせて見ることができる。
    ・長期的で深い関係を築ける。敏感で、思いやりや共感にあふれているため、相手の感情をさっと理解できる場合が多い。
    ・分析能力が高い。情報を収集し、それを読み込んで分析し、相手の話にしっかりと耳を傾けるという、忍耐力の必要な作業が得意。
    ・ひとつのことに「集中」できる。簡単に挫けず、目標に向かって粘り強く取り組むことができる。
    ・内向型の人間は、何度も繰り返し練習する。「不意打ち」には慌てず、落ち着いて対処する。


    4 人間関係術
    ・もめごとが起きたときは、一息ついて、戻ってくる。思いやりをもって相手の話を聞く。
    ・内向型はチャットのほうが楽だが、直接歩き回って「個別」に話したほうが、要件は簡単に済む。
    ・内向型は他人の感情に影響されやすい。相手が腹を立てていても、無理して反論したり、あわてて説明をしたりする必要はない。一歩引いてから対応する。
    ・自分が伝えたい情報を相手に十分に理解させる。
    ・「外交的に振る舞わないと」というはったりをかます必要はない。むしろ、穏やかで、落ち着いて、控えめな態度が信頼感の源になる。


    5 人前に出なければならないときの戦略
    ・そもそも「本当に行くべきか?」を考え、不要と判断したならやめる。
    ・行くのであれば、「今日は少なくとも一人と知り合いになろう」というような簡単な目標を立てる。
    ・一人になれる場所を確保しておく。
    ・スピーチの前には、入念な準備をしておく。
    ・スピーチで話しているときは、ポジティブな反応を意識する。
    ・無理に別人になろうとしない。


    6 成功する組織を生むには
    ・謙虚たれ。自分の弱点や欠けているものを理解し、チームの利益を優先し、常に勉強を怠らない。
    ・内向型と外向型を混ぜ合わせたチームを作る。その際は、みんなが自分自身のことを率直に伝え、偏見を持たずに話し合う環境を作る。
    ・内向型には発言を、外向型には傾聴を促す。
    ・内向型と外向型を組ませる。
    ・内向型はリーダーに向いている。目標から目をそらさず、チーム戦に長けており、傾聴と戦略的思考を駆使できる。問題を冷静に対応できる。

  • バイトなどの募集で、平然と「元気な方大募集!」と書かれていることに、複雑な気持ちになったことを思い出しました。社会に出たら、一定のマナーを守ることは当たり前という圧を感じるし、暗黙の了解や場の雰囲気を守ることは普通のことだと言われているようで、すごくソワソワします。私は根っからの内向型だと思うので、この本を読んですごく共感できたのですが、日本は内向型に不利な社会のような気がするし、こういう話題はあまり表には出ないものだから、より内向型の人が苦しむことになるのかなと思いました。だからといって、外向型の人に悩みがないかと言ったらそれも違うともうので、大きな声で訴えることはできないけど、外向型だろうが内向型だろうが、人間らしく対話による解決ができる人間になりたいと思えた1冊でした。

  • 自己啓発本。作品中に出てくる外向・内向型チェックでは、見事なまでに内向型だった私。職場ではもっと前に出るように、アピールするように諭される事が多く違和感を感じていたけれど、それは外向型の動きをしろと言っていることに等しかった。見せ方とつきあい方を変えれば良い訳だし、この本に自分を肯定して貰えたようで少し安心感が得られた。
    けど、著者は頭脳明晰すぎる!つまるところ能力が高くないと、著者みたいに内向型を克服できないんじゃないか…?読了後、結局はよく分からなくなってしまった。

  • 自身は生粋の内向型であるが、店員さんにお釣りくださいと伝えられないなどは一切なく、極端な表現もあったのは気になったが、全体を通しての内向型としての戦略を考える上では参考になった。外向型との得意分野の違いから、傾聴、相手に寄り添い長くいい関係を築いていくことを強みと捉えてコミュニケーションを取っていきたい。

  • 読み終えた第一感は、台湾の「繊細さん」です。

    内向的な著者が、現在の地位にいたるまでの体験と、外向的な人との対比によってどうすごせばいいのかを示唆してくれます。

    「口数はすくなくても、誰もが耳を傾ける」ような自分の意見をきちんと主張するための実践的な方法をお伝えしたいと思っている。
    内向的であっても、外向的であっても、自分の個性を大切にして、安全地帯から一歩踏み出すこと。他人に貼られたレッテルのせいで、自分の可能性を狭めてはいけないこと。この本でいちばん伝えたいのは、そういうことです。が、冒頭のメッセージになります。

    気になったことは以下です。

    ・ようやく気がついたからだ。私はべつに、ほかの人たちよりも劣っているわけじゃない。ちがうだけなのだ。と
    ・本当に自分を見失わずに、自分らしくあることだ

    ・内向的な彼女には、いくつかとっておきの切り札があった。スピーチのための情報集めに余念がなく、何度も練習する。相手の話を聞くのが好きなほうで、それが社交では役に立つことに気がついた。
    ・無理せず、自分らしく、穏やかな、落ち着いた話し方をすればいいのだ学んだ。
    ・静かで穏やかな人として、ありのままの自分になれば、あなたのキャリアはきっと変わる。私だってそうだったのだから。

    ・私には、自分から発言して意見を述べたり、提案をしたりするような大胆さがないのだ。
    ・内向型には2つの特徴がある。①じっくりと考える傾向があり、自分が言おうとしている言葉の真意を慎重に考えてから口を開く、②長期記憶に頼る傾向がある
    ・外向型になろうと努力したところで、内向型の悩みがすべて解決するわけではない。それどころか、内向型には内向型の能力が備わっている。それを発揮するには内向型ならではのやり方があるのだ。
    ・試練を乗り越える。死ぬこと以外の苦労は人を強くする

    ・外向型:てきぱきしている。なんでもさっとこなし、即座に決断を下し、リスクをとるのをおそれない。刺激や、快楽をもとめ、みずから率先してリードし争いを恐れない。が、ひとりで仕事をするのは好きでない。
    ・内向型:物事を深く考えがちで、多くの刺激には対応できない。慎重で用心深く、相手の話を聞くのが好きで、争いはなるべく避ける。ひとりで仕事をするのも苦にならない。
    ・内向型がエネルギーをチャージするには、ひとりになる必要があるのだ。

    ・重要なのは、自分がもっとも価値を生み出せる仕事を見つけること。それは、かならずしも、一番やりやすい仕事とは限らない。
    ・内向型が職場になじむ3つのこと ①仲間を見つけること ②仕事の能力を示すこと ③明確な成果を出すこと
    ・「この人は、本当によくわかってくれる」なと感じる。内向型には抜け漏れがなく、徹底的に考え、先々に予想される問題点にもいち早く気がつくのだ。
    ・おしゃべりで疲労困憊する ⇒要点しか話さないせいで、そっけない人だと思われているかもしれない。
    ・いまどぎ信頼ほど、価値のあるものはない。
    ・ともに難問に取り組んでいる仲間なら、逆境に直面したときどんな態度をとるかがお互いにわかるだけでなく、力を合わせて困難に立ち向かうため、固い絆と信頼関係を結ぶことができる。

    ・「もめごと」をさばく4つの方法 ①一息ついてもどってくる。②思いやりをもって相手の話を聞く、③コミュニケーションのチャンスにする、④引きずらない
    ・今後こまったことがあったら、担当部門をたずねていって、直接話しなさい。1対1のコミュニケーションを得意とする内向型は聞き上手。

    ・内向型は電話が苦手、①電話はいきなり鳴りだすから、②電話に出るには、そのときの思考を中断したり手を止める必要があるから
    ・対策として、①どれくらい時間がかかるかを聞く、②メールを打って、相手の話を事前に確認する、③あらためて返事をするという、④メッセージ、メールと併用する
    ・でも電話のいいところもある。①重要事項に言及する場合、②頻繁に相談する必要がある場合、③きわめて重要な案件を相談する場合、そしてなにより、すぐ済むので効率的である。
    ・オンライン会議は、相手の表情やジェスチャーも見れるのでより優れたコミュニケーション方法である。

    ・内向的な人はリーダに向いている。深く考えることができる、相手の話を聞くのがうまい

    ・自分の意思を尊重して、行く必要のないイベントにはいかない。
    ・無理のない目標を設定する
    ・脱出口を用意しておく
    ・恐怖心に日頃からすこしずつ慣れておくようにする
    ・発表などイベントの前後に一人の時間をつくって落ち着いて対処する
    ・自分のスタイルを見つける
    ・内向型にとって、文章表現は重要な武器の一つだ

    ・謙虚な人がいいチームを生む ①自分の弱点や欠点を知っている ②個人の利益よりもチームの利益を優先する ③つねに勉強と練習を欠かせない
    ・だれにでも、外向型と内向型が混在する。程度がことなるだけだ。
    ・みんなが自分のことを率直に伝え、偏見を持たずに話をしたほうがいい
    ・6人の会議だと、そのうちの2人の発言が、60%を占める

    ・優れたリーダは内向型が多い。カリスマ性はリーダーとしての有能さを保証するものではない(ドラッカー)
    ・私の好きな言葉は、「深い川は静かに流れる」です。

    結論は、「自分自身を理解すること。だが、それに縛られないこと。自分をよく知ることによって、自分の限界を意識的に超えられるようになる。内向型、外向型というレッテルで自分の可能性を狭める必要はない」です。

    目次は次の通りです。

    はじめに

    INTRODUCTION 鎧を脱いで身軽になる

    PART1 しずかな人の「仕事」の戦略
     CHAPTER1 「はったり」はいらない
     CHAPTER2 戦略的に「得意なこと」で勝負する
     CHAPTER3 「核心」の能力を集中的に磨き上げる
     CHAPTER4 独特の「脳の特徴」を武器にする
     CHAPTER5 自分を「現実的」に見つめ、受け入れる
     CHAPTER6 ストレスフリーで「新しい環境」になじむ

    PART2 静かな人の「人間関係」術

     CHAPTER7 仕事の戦場で「味方」を増やす
     CHAPTER8 落ち着いて「もめごと」をさばく
     CHAPTER9 「他人の感情」にいちいち振り回されない
     CHAPTER10 「電話」は難敵にも強い味方にもなる
     CHAPTER11 「交渉」を成功させるカギは聞く力
     CHAPTER12 「出張」で力の浪費を最小限に抑える
     CHAPTER13 外向的文化のなかで、「バックハンド」で戦う

    PART3 冷静な力を「人前」で生かす

     CHAPTER14 長所を生かせば「イベント」は楽勝である
     CHAPTER15 そもそも、本当に行く必要があるのか?
     CHAPTER16 勝敗は「始まる前」に決している
     CHAPTER17 社交は「戦略」がすべて
     CHAPTER18 人前で話す極意
     CHAPTER19 会議で「隠れる」ことはできない
     CHAPTER20 静かな人は「SNS」を使い倒すべし

    PART4 静かな人の「潜在能力」

     CHAPTER21 「謙虚さ」ことが成功をもたらす
     CHAPTER22 タイプを混ぜれば「最強チーム」ができる
     CHAPTER23 あえて「正反対」の相手とタッグを組む
     CHAPTER24 上司を「管理」して、正当な評価を得る
     CHAPTER25 リーダに「カリスマ」はいらない
     CHAPTER26 「静かな羊」がライオンを導く

    おわりに

  • 繊細さんの本を読んでから、気になっていた本。

    自分はなんでこんなちっぽけなんだろうとか、外向きな生き方ができないことをくよくよ考えることも多かったけど、HSPっていうものを知り、内向型な資質があることを知り、受け止められるようになってきた。

    外向型が必ず良いと言うことではない。内向型ならではの特徴は、深く考えることができて、話を聞くことや、ひとつのことに集中できる、そして粘り強いっていう特徴がある。捉え方を変えたら、強みと弱みは表裏一体やなって思えた。

    むしろ憧れる外向型になろうとするのではなく、自分の特質、特性を受け止めて、外向型タイプと手を取り合えば強みを最大化できる。

    苦手なことを誰かに任せて、自分にも得意なことはきっとあるはずなので、まずは強みを見つめていきたいな。

    たびたびこの本で紹介される、スーザンケインの「内向型人間のすごい力」は次、ぜひ読みたい。

  • 部長や役員がこの本面白かったとお勧めしていたので、手に取ってみた。私自身、仕事の際は淡々とこなすタイプではあるので、自分に置き換えて読めそうかなと、タイトルにも惹かれた部分がある。

    あまり日系企業で勤めている人には参考にならないかもしれないというのが率直な感想。ベンチャーやアメリカの企業、組織での具体例が多く、違う文化の組織は、こんな会議の進め方、仕事の進め方をしてるのか、という気づきにはなった。

    内向型は、自身の挙げた成果をこの程度のもの、など卑下してしまい、あまり発信できないというところは確かにその通りかもしれないと納得した。自分の成果を細かくメモ帳に書き残しておき、いざ振り返りの面談などの時に提示できるようにしておくというのは早速使えそうだと思うので、実践していこうと思う。

  • 台湾出身でアメリカの大学に行かれた方。日本の静かな人とは少し度合いや種類が違うのかなとも思ったりしたけど仕事に活かせそうなことも書いてあった。

    好かれることよりも信頼してもらうことの方が大事。
    駆け出しの身であろうが、管理職であろうが、感情的な人というレッテルを貼られてしまっては決して良い結果に繋がらない。
    資料を全面に出す。
    進んで議事録を取る。
    静かな人は長期的な縁を結ぶことが得意。
    静かな人が最も周到なことが多い。

  • 内向型が静かに力を発揮する方法が記されている。
    間違いなく内向型なので共感できた。

    ◉夢を追うのにいちいち騒がない。
    →黙ってやることはやるが美徳的な考えが間違いなくある。そもそも目立ちたくない。
    ◉エネルギーチャージ=ひとりになること。「話すこと<書くこと」
    →ブレストは刺激を受けるが良いアイデアが出るのは読書とかひとりの時間。考えをもっとオープンにして欲しいと言われるわけだが…
    ◉揉め事を避け、エネルギーを温存する
    →優しくしてるわけじゃない気持ちはあったが、これが正解なのかも。無駄に疲れたくない。
    ◉上司をマネジメントしてタスクに必要なリソースと確保に使う
    →マネジメントまでの考えはなかったが、いざの時に頼らざるをえないので、確かに大事な目つき。

  • 静かな人の戦略

    1 1人になることで充電できる。

    2 控えめの態度自体が信頼感を見ます。ハッタリを噛ましたり、業界用語を並べ立てる必要もありません。

    3 あえて強い態度に出なくても良い。怒鳴り返すのはあえて逆効果になることが多いのです。一方引いて、参戦を遅らせることも大切です。もし相手が一方的に怒鳴り続けていても、無理して反論したり、慌てて説明をしたりする必要もありません。

    4 長い目で見れば、好かれるかどうかよりも、その道のプロとして、信頼されるかどうかが大切です。

    5社交性は戦略性があってこそ。雑談のネタはいくつか用意しておく。

    6 落ち着ける時間を作る、会場に早めに入り、1人になる時間を確保することです。

    7 文章力を武器にすること

    8 タイプを混ぜれば最強のチームワークができる。2つのタイプを組み合わせると言う考え方が大切です。これこそがフレキシブルな体制

    9 上司のタイプによって対応を変えることです。主導型の人にはポイントで説明し、感覚型の人には新規性や裏付けを伝える。安定型の人には前例を示し安心させること、慎重型の人には詳細なデータで説明することです。

    10 小さな貢献を記録しておく。

  • 専門的な難しい本かと思いきや、かなり経験談等が載っていて読みやすかった。
    私は、内向的な人は外交的な人より劣ってると思ってた。子供の頃は内向的でも大人になったら外交的になるべきだと思ってた。(その考えは違うみたいだけど。)
    大人になっても内向的のままの人間を励ましてくれる一冊。ただ、内向的な作者の自画自賛が繰り返しされてるところがありちょっと読み飛ばしてしまった。
    内向者の強みをかなり挙げてくれていてる。
    欠点だと思っていたところが長所に変わる。
    内向者にとって、自信を与えてくれる本。

  •  内向型の脳は即座に反応するのが得意ではない。

     内向型と外向型は生まれつき異なる脳をもっている。

     内向型だとは薄々気付いていたけど、外向型にならなければいけないと思い込んでいた。
    内向型だとか外向型だとか、そこは大事なことではなかった。

     自分自身を知ることが何より大事だと、改めて思い知らされた。

  • 内向型の著者が外向型の社会をどう生き抜いてきたかを経験則で語る。内向型だけど、外向型の社会で成功したという面を強くかんじた。まあ内向型のサバイバルの戦略も書いてはあったけれどもね。

  • この本は、内向的な人が自分自身をよく理解し、仕事で成功するために、自分ならではの方法を見つけるお手伝いをしてくれる本です。

    静かな人(内向的な人)だから、劣っていると思う必要はない。内向的ならではの強みがある。
    そもそも外交的な人にでも、もちろん短所や悩みはある。
    私の診断結果は「どちらも兼ね備えている」だったので、自分に都合のいいように解釈し、良い部分を取り入れようと思います。

    ① 内向型は、じっくり考える傾向にあり、自分が言おうとしている言葉の真意を慎重に考えてから口を開く。

    ② 内向型の人はもともと、「傾聴」と「戦略的思考」の能力に恵まれている。

    ③ 内向的であっても、外交的であっても、自分の個性を大切にして、コンフォートゾーン(安全地帯)から一歩踏み出すこと。
    他人に貼られたレッテルのせいで、自分の可能性を狭めてはいけない。

    ④ 内向型の有名人としては、イーロンマスク、ビルゲイツ、ウォーレンバフェット、マークザッカーバーグ、スティーヴウォズニアック(アップル共同創業者)、ラリーペイジ(グーグル共同創業者)がいる。

    ⑤プロゴルファーのジョーダン・スピースは、試合後のコメントが素晴らしく、彼はよいゴルフをしてうまく試合運びができた時は、インタビューで「僕たち」という主語を使う。だけどうまくいかなかった時は「僕」という主語を使う。

  • 1.職場であまり話さないタイプですので、何か助けになれば良いと思って読みました。

    2.内向的な人にはその人なりの武器があります。リスクヘッジの考えやSNSでのやり取り、入念な準備など、数えればキリがありません。外交的な人が得をすると思われがちですが、そんなことはありません。内向的であることを自覚し、それなりの武器を磨くことで、自分を高めてくれるのです。

    3.内向的であることは心配性であることが特徴的だと書いてあった時、ふと友人に言われたことを思い出しました。それは「優秀な人はみな心配性」ということです。あらゆるリスクヘッジをとり、成功する確率を上げていくと述べていました。
    私は内向的と外交的な部分の使い分けが出来たら嬉しいと思いました。話すことは苦痛ではないですが、自分から話しかけることはあまりありません。ですので、ここを外交的に、逆に思考の部分は内向的にすることで、理想の自分を描けるのではと思いながら読みました。

  • 内向型の人が読めば勇気づけられる
    外向型の人が読めば内向型の理解につながる
    自分は内向型寄りの人間です
    内向型だからって外向型になろうとしたり悲しんだりせずに内向型なりのやり方で乗り越えていけることを教えてもらいました

  • 本屋で見かけた時に表紙に惹かれ、図書館で借りました。
    内向型とされる人達が、仕事などたくさんの人と関わらなくてはいけない場で、自分らしさを失わず、力を発揮する方法が書かれた一冊。

    著者ジル・チャンの実体験を元に書かれている。

    読みながら、わかる!私も内向型だ!!
    と思う面もありつつ、私はそこまで優秀ではないし、と思うところも多くあり、(綿密に準備をするとか)
    全て腑に落ちてはいないのですが、
    第四章のchapter24
    上司を「管理」して、正当な評価を得るの箇所は、
    自分の会社の人がどれに当てはまるか考えながら読むのが楽しかったです。

  • 静かな人の戦略ってなんだろうとタイトルが気になり読みました。

    内容は、内向型の著者が、海外の内向型の本をまとめ、著者の経験を加えてものでした。

    内向型と外向型と聞くと自分は、どちらか白黒で考えてしまうが、ほとんどの人は、どちらの要素を持っており、どちらが強いかという話です。

    本の中には、どちらタイプか知れる簡単な問題もあり、私は、外向型が強めでした。

    内向型、外向型どちらが、優れているでもなくどちらも必要でありどちらの特性も理解して柔軟に対応することが今後大切だで終わっており、確かにそうだけど、それを言ったらこの本の趣旨は何なの???って思い星2にしました。





  • ブックオフで見つけて、なんとなく気になって読んでみた。
    うーんという感じ。
    実例というかエピソードが割と多いかな。

    まぁ悪くはないんだけれど、それほどでもって感じ。
    私自身も内向型だから参考にはなったかな。
    内向型って決して悪いことじゃないからね。その特性を活かせるといいね。

  • 内向型という言葉を最近よく聞くようになった。これまで組織社会に適さないと考えられていた内向型を弱みではなく、強みであることを社会に広く認知されるようになったのは本書がきっかけではないかと考えている。

    様々なシーンにおいて内向型がどのようにその特徴を活かし、上手に対応できるのかを語った本だった。過去に読んだ内向型の教科書と似たような内容であると感じたが、グローバル企業で働く際にもその強みを活かせることを理解する事ができた。

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著者プロフィール

ジル・チャン(Jill Chang)
国際非営利団体ギブ・トゥー・アジアのアジア太平洋地域ネットワーク・マネージャーとして20か国以上のチームを統括、過去2年間で行ったスピーチは200回以上に及ぶ。15年以上にわたり、メジャーリーグやアメリカ州政府、非営利団体など、さまざまな業界で活躍してきた。清華大学卒業後、ミネソタ大学スポーツ・マネジメント修士課程修了、ハーバード大学リーダーシップ・プログラム修了。ハーバード・シード・フォー・ソーシャル・イノベーション、フェロー。2018年、ガールズ・イン・テック台湾40アンダー40受賞。

「2022年 『「静かな人」の戦略書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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