最も賢い億万長者〈下〉 数学者シモンズはいかにしてマーケットを解読したか

  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 68
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478111758

作品紹介・あらすじ

バフェット、リンチ、ダリオを
凌ぐ脅威のリターン!

謎のヘッジファンド「ルネサンス・テクノロジーズ」の
ベールが明かされる

ウォール街で桁外れの利益を出し続ける謎のヘッジファンド「ルネサンス・テクノロジーズ」。創始者のジム・シモンズは、40歳で数学者からトレーダーに転身した。なぜ、素人集団のルネサンスが市場で勝ち続けてきたのか。人間の感情を一切排除したアルゴリズム投資の裏で繰り広げられる、科学者たちの喜怒哀楽のドラマ。

感想・レビュー・書評

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  • 後半はネタ切れでジム・シモンズのことじゃなくて幹部のロバート・マーサーがトランプ応援団になっちゃって、社内で軋轢が生まれて、、みたいなどうでもいい社内政治ですらない話に。
    ジム・シモンズは儲かるシステムのコンセプトを提示して、必要な人材に巡り合ってマネジメントをして大成功した。シモンズ本人が現在の儲かるシステムの根幹的なプログラムやアイデアを生んだというわけではないだろう。シモンズはプログラマーやアルゴリズムの上に立ってリーマンショックの際などには属人的判断を行使して乗り切った。「稀な事象にはデータ分析は通じない」と。
    運用の細かい技術的な話は謎のまま。儲かるアルゴに自動的に資金配分するシステムもあり、システムを作ってる人間たちにももはやよくわからない領域か。株価変動パターンに即したアルゴがおそらく無数にあり、そこから儲かって結果を出すシステムに自動で資金配分する。
    ルネサスの飛躍には競合他社より高レバレッジを可能にした銀行とつくった資金マネジメントシステムの奏功している。これは運用がうまい下手以外の分野。

  • 書評はブログに書きました。
    http://dark-pla.net/?p=904

  • 謎めいた運用会社ルネサンス・テクノロジー。長きにわたり驚異的な収益を出し続ける運用手法が垣間見えただけでも興味深かった。
    冷徹な数字を基盤とする計量運用会社とそこに携わる人々の人間くさいドラマの対比も良かった。
    前作の「史上最大のボロ儲け」も素材の面白さと綿密な取材が印象深いが、本書もそれは同じ。さすがはウォール・ストリート・ジャーナルの人気コラムを担当する方だ。
    翻訳も読みやすくて良かった。

  • トランプ大統領、バノン、ブライトハートとルネサンスのボブマーサーのつながり

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著者プロフィール

グレゴリー・ザッカーマン(Gregory Zuckerman)
ウォール・ストリート・ジャーナルのシニアライター兼ノンフィクション作家。ウォール街の金融企業や投資家に焦点を当てた記事や、ビジネスの話題を人気コラム「Heard on the street column」に掲載。経済・金融ジャーナリストの最高峰ジェラルド・ローブ賞を3回受賞。CNBCやFoxなどの経済番組にも定期的に出演。ノンフィクションの著書も多数あり。既刊本の訳書に『史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか』(CCCメディアハウス、2001年)、近著には米メジャーリーグ・サッカーの元アメリカ代表ゴゴールキーパーであるティム・ハワードなどの有名アスリートたちの光と影を描いた『Rising Above』(Philomel Books、2016年)などがある。


「2020年 『最も賢い億万長者〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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