突き抜けるまで問い続けろ 巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡
- ダイヤモンド社 (2021年7月1日発売)


- 本 ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478113073
作品紹介・あらすじ
4000億円の転職市場を変えた「ビズリーチ」、急成長を支えた「問い」の立て方が身につく
感想・レビュー・書評
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ビズリーチについてはよく分かる。
成功体験談。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
南さんの思考性や苦悩など
「内なる問い」と「外向きの問い」 -
ビズリーチでお馴染みの会社ビジョナルの軌跡を追っている。
経営者の器
南氏はビジョンを明らかにして、優秀な人を巻き込めるほどの人間的魅力がある。
うまくいっているビジネス、成功している事業には必ず理由がある。それが何か探り当てることから始めろ。徹底的に調べて掘り下げて、その本質を見つけだす。
要素分解を徹底的に行う!
プロ野球ビジネスを要素分解すると、①チケット、②広告、③放映権、④グッズ、⑤スタジアム運営、⑥ファンクラブに分けられる。チケットは、販売方法や席のグレードという具合に、より細かく要素を分解できる。 小澤はこれを繰り返し、もう分けられないという最小の要素まで分類していった。 分解作業が終わると、今度はそれぞれの要素について、世界中の成功事例を調べていく。世の中の大抵のことは、自分が初めて考えたものではなく、誰かが既に実践している。まずは謙虚にその事実を理解し、成功事例をできるだけ集めて、そこから意思決定の判断軸をつくっていく。
「何をやらないかを決めないと、欲が出る。効率を上げるには、やることと同じようにやらないことを決めることも重要だ」
成長する会社と停滞する会社には、決定的な3つの違いがあるという。
一つは、変化への柔軟性だ。 競争環境が激しく変わる中で、その瞬間瞬間に機動力を持って自律的に動けたり、変化に合わせて自社を再定義できたりと、自ら変わり続ける能力を持つことが、会社の成長の大切な要素となる。
柔軟性を持つには革新的努力が必要となる。
できない理由を探すのは簡単。
どうすればできるかを考るべき。
ビジネスの種を見つけ出す。
要素分解、抽象化して別の業界の成功事例を持ってくるなどする。
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前半のおざーんさん達との楽天球団話が面白かった。中盤は昔南さんが出してた、「ともに戦える仲間の作り方」と同じ内容。
後半はやや礼賛すぎるかなーという感想。 -
南さん、楽天で球団の立ち上げに携わった経験とリサーチの話が勉強になる
一般的に人は「合理」と「情理」の2種類の思考を備えている
どんな課題も解決するサービスをつくるプロダクトチームと、どんなプロダクトも売れる営業組織
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成功者に共通する事は常に問題意識をもって世の中を見てる。
だから人と違う物の見え方ができる。
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良書。何度も読み返したい。
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Audibleで読了。筆者の文体は理解しやすく、ナレーターも朗読が上手でよかった。
・楽天イーグルスでは、球団初年度から業界では異例の黒字を作った。三木谷さんの指令の元、業界の慣習にとらわれず利益を上げることにこだわった。「エンターテイメントベースボールカンパニー」を掲げ、ライバルは居酒屋と考えて、施策を練り上げた
・ビズリーチの事業コンセプトを考えた後、すぐに創業メンバーが集まったわけではない。南さんは勉強会や交流会に出続けて、創業メンバーと出会い、いっしょに仕事をすることを口説き続けた
・ビズリーチはWebマーケティングが強く、細かく効果を計測し、改善をし続けていった。そこでも、いまいち社会に浸透しきらなかったところで、テレビCM放映の決断をし、目標通りの顧客獲得に成功した。テレビCMでは、元来正確な効果測定をすることは難しいと考えられていた。Webマーケティングで培った計測方法を応用し、放映時間を細かく絞ることなど工夫を続けることで、効果測定に成功した -
是非は別として、要は営業会社
蛯谷敏の作品





