40歳からの予防医学 医者が教える「病気にならない知識と習慣74」

  • ダイヤモンド社 (2021年9月30日発売)
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  • 本 ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478113455

作品紹介・あらすじ

◆病気になりたくない人、健康でいたい人が読むべき本

・熱いお茶を飲むと、がんリスクが8倍上がる

・ワクチンや薬で予防できる「3つのがん」

・胃カメラをオススメする2つの理由

・絶対知っておくべき「血圧の超基本」

・糖尿病の本質は「血管ボロボロ病」

・「隠れ脂肪肝」を見つけるすごい方法

・ダイエット、糖尿病に効く「地中海食」

・「休肝日の罠」 に気をつけて!

・じゃがいもを食べすぎると早死にする

・コーヒーと紅茶のすごい健康効果

・食品添加物を気にしなくてもいい理由

・前立腺肥大には「大豆」が効く

・体にいいサプリメントは2つしかない!

・貧乏ゆすりの意外すぎる健康効果

・高齢者が打つべき2つのワクチン



国内外の良質な論文にもとづいた

「科学的に正しい」予防医学

人体のメカニズムにそった正しい「知識」で

自分の体を守れ!



がん、糖尿病、高血圧、食事、生活習慣、メンタル、人間ドック

人生100年時代を生き抜く「最強の基礎教養」



27万人が驚嘆! 「もっと早く知りたかった」

救急総合内科×産業医×YouTuberが語る!



血液・尿検査の絶対見逃してはいけないポイントから、

エビデンスのあるがんの予防・早期発見法、

健康寿命を1日でも延ばす食事術と生活習慣、

太く長く生きるためのメンタルケアの方法、

そして、大病になったときの再春予防・リハビリまで、

正しい健康知識の超集大成!

感想・レビュー・書評

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  • タイトルには40歳からとあるが、ピロリ菌検査、HPVワクチン、風疹ワクチンは今すぐやるべき。
    肝炎ウイルス検診、マンモグラフィ、細胞診は40歳から。
    メラ検査、バリウム検査、便潜血検查、大腸カメラ検査、帯状疱疹ワクチンは50歳から。
    低線量CT、PSA検査は55歳から
    腹部超音波検査、骨粗しょう症検診、肺炎球菌ワクチンは65歳から。
    それぞれ予兆は何で、何に気をつけるべきか、どうなってしまうかなど詳しく解説あり。まずは習慣づけられる程度の運動、食生活改善から。
    227冊目読了。

  • 今まで健康に関する知識は断片的なものしか持ち合わせていなかったが、本書を読むことでしっかりと体系的に知ることができる。人間ドックを受けるとき、オプションについて悩むことが多かったが、ここに書かれている指針を元に今後は受けようと思う。

    また、ピロリ菌検査や肝炎ウイルス健診など、いままで一回も受けたことが無かったものがある、というのはなにげにショックだった。今度かかりつけ医に相談してみたい。

  • 40歳を目安にした、病気にならないための知識と習慣

  • 読みやすく、わかりやすい。

    不要な検査
    腫瘍マーカー 腫瘍以外の要因でも高く出ることが
    脳ドッグ 頸動脈の偽陽性率は36%と高い(この本ではアメリカの基準で必要でないと判断されていると書かれているが、個人的には要検討、もう少し脳ドックについて調べてみよう。)

    血管リスクは「吹田スコア」でチェック。
    要注意:LDL160,中性脂肪300
    必ず受診:LDL180,中性脂肪500

    尿蛋白∔1以上は必ず再検査
    GFR45以下は腎臓病の疑いあり。
    日本腎臓学会のGFR計算できるサイトを参照のこと↓
    https://www.jsnp.org/egfr/
    高血圧 糖尿病は高リスク

    うつ病症状は、甲状腺ホルモン、副腎ホルモン、テストステロンの値をチェック。先2つは内分泌科、ラストは泌尿器科。

    癌は3種類
    ①予防できるガン
    ②早期発見できるガン
    ③予防、早期発見の有効な手段が見つかっていないガン

    ①胃がん(ピロリ菌)、子宮頸がん(ワクチン45歳まで婦人科)、肝炎ウイルス(40歳以上で1回だけ検査、自治体or保健所)

    ・胃がん(胃カメラ(消化器内科)・バリウム長短あり。胃カメラは早期発見に適している、バリウムはスキルス癌に適する)
    ・大腸がん(10年に1回検査を)
    ・乳がん(乳腺が多い乳房を高濃度乳房といい、マンモではがんが発見しにくくなる。この場合は乳房エコーもチョイスする。遺伝要因が強いので親族に罹患者がいた場合は要注意)
    ・肺がん(低線量CT)
    ・前立せんがん(ゆっくり進行するため早期発見の場合は様子をみることもある。PSA検査を)

    ・すい臓がん(HbA1cが急激に悪くなる、お腹や背中の痛み、黄疸。リスク:肥満・糖尿病・喫煙・過度な飲酒。発見が遅い沈黙の臓器。5年生存率8.9%。)
    ・食道がん咽頭がん(胸の奥がしみる、食べ物がつかえる/のどや耳のつまり。リスク:飲酒喫煙。胃カメラで見つかる場合も。PHVワクチン接種)
    ・膀胱がん(おしっこの違和感。早期発見で治る癌になってきている。頻尿・血尿・色に注意。リスク:喫煙)

    ガン共通の初期症状3つ
    ・心当たりのない体重減少
    (1年~半年の間に体重5%減るのは医学的に異常)
    ・熱が出たり下がったりする
    (腫瘍熱3週間以上38度ぐらいの熱が出たり下がったりする。食欲がない、吐き気がするなどにも注意)
    ・体から出血する
    (生理・痔をのぞき、体から血が一定期間出続けるのは異常)

    ガン検診は75歳を一つの目安に。この年齢以上だと治療に体が耐えられないかも。被ばくは不安視しなくても大丈夫。

    P319年齢別やることリストが参考になった・
    今すぐ
    ピロリ菌検査
    HPVワクチン(45歳まで)
    風疹ワクチン(昭和生まれ世代)
    40歳から
    ・肝炎ウイルス検診(1回)
    ・マンモグラフィ(2年おき)
    ・細胞診、細胞診+HPV検診(子宮頸がん対策)
    50さいから
    ・胃カメラ検査(2-3おき)バリウム検査(1-3年おき)
    ・便潜血けんさ(毎年)
    ・大腸カメラ検査(10年に1回)
    ・帯状疱疹ワクチン
    55歳から
    ・低線量CT(肺がん対策 ヘビースモーカーは毎年)
    ・PSA検査(前立せんがん)
    65歳から
    ・腹部超音波検査(65歳以上喫煙男性)
    ・骨粗しょう症検診(女性65歳男性70歳から)
    ・肺炎球ワクチン(65歳から持病があれば60歳)

    正しい医療情報を見抜くコツ
    ・医療情報は言い切りにくい
    ・論文の引用さ入れている健康本を選ぶ
    ・「正しい医学用語」で検索する

  • 驚く内容はないです。一般的に認知されている情報を少し詳しく、少し付け足して、と言った印象。良くも悪くも、世間一般で知られている健康に関する情報は正統なものなんだな、ということ。

  • ・寿命を削ってまで働かない
    ・脳ドック、腫瘍マーカーのコスパ
    ・喫煙のあまりのリスクの高さよ
    ・やっぱり肉より魚
    ・じゃがいもを野菜とみなすな
    ・外食=悪ではない
    ・卵食べ過ぎるなって昔言われたなぁ

    従来の食の常識が、いくつも覆りました。

  • あんまり目新しい内容じゃないかなー

  • 勉強になりました

  • 一冊置いといてたまに戒めとして読むのが良いかも。
    何事も習慣って大事だし、それが長じて寿命なんだろうなと。
    40歳くらいから色々不具合があからさまになるのでその辺みんな気にする頃なんだろうなと。

    食事から始めてみようかな。

  • 勉強になった。
    片手に健康診断の結果を持ちながら。

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著者プロフィール

森 勇磨(もり・ゆうま)
藤田医科大学救急病棟で勤務後、2020 年2 月より「予防医学ch/ 医師監修」をスタート。
現在登録者は48 万人を突破し、総再生回数は5000 万回を超える。
株式会社リコーの専属産業医として、予防医学の実践を経験後、独立。
法人向けの福利厚生としてのオンライン診療サービスの展開、健康経営のコンサルティングなどを通じて予防医学のさらなる普及を目指している。
著書に『40 歳からの予防医学』(ダイヤモンド社)ほか多数。

「2023年 『その選択が健康寿命を決める』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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