40歳からの予防医学 医者が教える「病気にならない知識と習慣74」
- ダイヤモンド社 (2021年9月29日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478113455
作品紹介・あらすじ
開設からわずか1年でチャンネル登録者数14万人超え! 現役医師YouTuberが語る「わかりやすくて正しい医療知識」。『予防医学ch/内科医監修』の管理人である森勇磨氏の初著書。
予防医学とは「健康寿命」を伸ばす為に必要な知識と実践を指す。健康寿命とは、2000年にWHOが提唱した概念で、「健康上の問題(寝たきりの状態やマヒなどの病気の後遺症)で日常の生活が制限されずに生活できる期間」のことだ。
人それぞれ調子の浮き沈みはあれど、ほとんどの人は「健康な状態」がデフォルト。このデフォルトの状態をキープするための知識・習慣が「予防医学」なのだ。
本書では、「病気にならない為の」食事・生活習慣や、「病気を早く見つける為の」健康診断・がん検診の受け方、また「病気になってからの」正しい心構えについて、あらゆる角度からのエビデンスに基づいた情報を全く出し惜しみなく紹介する。
感想・レビュー・書評
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タイトルには40歳からとあるが、ピロリ菌検査、HPVワクチン、風疹ワクチンは今すぐやるべき。
肝炎ウイルス検診、マンモグラフィ、細胞診は40歳から。
メラ検査、バリウム検査、便潜血検查、大腸カメラ検査、帯状疱疹ワクチンは50歳から。
低線量CT、PSA検査は55歳から
腹部超音波検査、骨粗しょう症検診、肺炎球菌ワクチンは65歳から。
それぞれ予兆は何で、何に気をつけるべきか、どうなってしまうかなど詳しく解説あり。まずは習慣づけられる程度の運動、食生活改善から。
227冊目読了。
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今まで健康に関する知識は断片的なものしか持ち合わせていなかったが、本書を読むことでしっかりと体系的に知ることができる。人間ドックを受けるとき、オプションについて悩むことが多かったが、ここに書かれている指針を元に今後は受けようと思う。
また、ピロリ菌検査や肝炎ウイルス健診など、いままで一回も受けたことが無かったものがある、というのはなにげにショックだった。今度かかりつけ医に相談してみたい。 -
そろそろ自分もと一読。胡散臭い健康本とは違い安心して読めた。健康寿命を伸ばすべく実践せねば。
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40代を目前にして、病気の早期発見と予防への関心が高まり手に取った1冊。周りが病気になっても、自分だけは大丈夫と思いがちですが、必要な検査はしっかりと受けて生活習慣を見直したいと思う。
食事に関しては既に知っている内容もあったが、改めてしっかりと日々の生活に落とし込んでいかねばと言い聞かせた。
とても分かりやすくまとめられていて読みやすい本。
でも、大事なのは一つでもいいから行動に移すこと。自分と身近な人の健康寿命を伸ばし、心身ともに健やかな人生を過ごしたいと思う。 -
ピンピンコロリの人生を目指すためにも、適切な知識を頭に入れ、予防することが大切だと改めて感じた。また、診察を受診する目安が書いてあるのが助かる。
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命を削るほど働かない。それが健康の基本。
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分かりやすく、実用的。
自分の生活を考えると、喫煙、大食い、飲酒、やっぱり危ないことを再確認。
減塩和食と地中海食、運動をしっかり取り入れて行きたい。 -
冷静に科学的に、予防医学についての情報を提供する良書。ただし、私としては知っていることがほとんどだった。
知らなかったこと:65歳以上で「肺炎球菌ワクチン(23価)」、50歳以上で「帯状疱疹ワクチン」が有効。
マインドフルネスの効果が、統計上明らかになっている。
尿管結石の予防には、カルシウムを食事から(サプリではダメ)摂取するのが有効。
著者プロフィール
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