それっておかしくね?「素朴な問い」から始める出前館のマーケティング思考

  • ダイヤモンド社 (2021年10月7日発売)
3.75
  • (2)
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 62
感想 : 5
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (248ページ) / ISBN・EAN: 9784478113714

作品紹介・あらすじ

コロナ禍でデリバリー市場が急拡大する中、「出前館」が営業会社からフードテックカンパニーに変化しつつある。

赤いはっぴ姿のダウンタウン浜田雅功が「スーダラ節」のメロディーに合わせて「Demae-canの歌」を歌い踊るCMは、2021年1月度CM好感度ランキング3位にランクイン。

さまざまなプロモーション施策によりアプリランキングで1位を獲得。

売上は前年比70%アップし、今ノリにノっている。

常識にとらわれないスタイルで次々と斬新な施策を打ち出す「元キックボクサーCOO」が、出前館の社内改革を綴る。



彼の口癖は「それっておかしくね?」。

一般人が常識だと思い込んで気づかなかった事実に鋭くメスを入れ、問題解決の糸口を見つける。

例えば、IT業界人なら当たり前だと思い込んでいた「リターゲティング広告」は、業界によって向き不向きがあるのではないかと疑う。

そしてリターゲティング広告の予算をバッサリ削ったところ、業績は改善。このように「常識を疑う」姿勢で次々と新しい施策を打ち出し、社内を改善していく。

その視点の置き方や問題解決の手法は、ネット業界や飲食業界に止まらず、さまざまな業種にも適用できるのではないか。

みんなの感想まとめ

常識を疑い、新たな視点で問題解決に挑む姿勢が描かれた一冊で、特にマーケティングやビジネスに関心がある人にとって非常に有益です。著者は元プロキックボクサーという異色の経歴を持ち、「それっておかしくね?」...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • サクッと読める1冊。

    ●韓国では1人でイートインは文化がない?店員に断られる
     -->delivery : Earin = 1 : 4暗い比率が高い。
     韓国では1人で食事することを「ホンパブ」とわざわざ名付けて呼ぶほど、
     タブーに近いイメージがあった。そもそもサムギョプサルなどは一人前がない
     のも原因の一つ。

    ●チェーン店の国内出店上限数は500-600が目安。それ以上は1店舗売上を毀損。
     その壁をうまく乗り越えて1000店舗に到達すると安定が見えてくる。
     大手のファミレスやコンビニ、牛丼チェーンなどが代表的。

     コンビニの商圏は 一般には500メートル/3,000人が相場。
     老若男女問わずターゲットになるので単純計算4万店が上限。
     現在は57,000店(セブンが21,000店)でやや飽和。
     調剤薬局も55,000店でありこのルールに合致。

    ●”出前館”連呼のCM:指名検索を増やすのが狙い
     google上で”新宿 焼肉 駅チカ”で検索すればそこで予約が完結してしまう。
     回避策は出前館、という指名検索を含ませること。

    ●タイムCM・スポットCM
     CMは大きく2つに分類。特定番組のスポンサーとしてピンポイントの時間帯、
     視聴者層にリーチできる代わりに半年以上の契約が前提(大型投資)のタイムCM.
    スポットは”ゴールデンタイム”など時間帯で切って流せる最短1週間での出稿。
     ---->出前館は当然、タイムCMが主軸+一部スポットの併用。ご飯時の前後1h時間
        以外は意味がない。

    ●Google/yahoo : placement target(特定ページ向けの広告出稿)
    ディスプレイネットワークに新しい配信先が追加されても、プレースメントターゲットを使っていると配信されないという点は注意。相性の良い配信メディアとの出会いが失われてしまう場合もあり。そして人気websiteは当然単価高騰。

  • 記録用

  • 東2法経図・6F開架:KW/2021//K

  • 元プロキックボクサーという異色の経歴の持ち主。世の中のそれっておかしくね?を実行を通じて問題解決していく実務家。とにかく思考すること実行することつまりモチベーション高くチャレンジしていくことを求めている。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1984年生まれ。元プロキックボクサー。2006年からマーケターとしてのキャリアをスタートし、複数のWebコンサルティング会社で実務責任者を歴任。その後単身アメリカ・サンフランシスコに渡り、O2O事業の投資とR&Dに従事。2015年LINE入社。ショッピング、グルメ、トラベルの領域で6サービスの立ち上げ推進、2000億円超の市場創造に貢献。LinePay株式会社CMOを経て、2020年より株式会社出前館取締役/COO。デジタルマーケティング台頭初期から実務を重ねたためWeb施策に明るく、業界のしがらみ・常識にとらわれないアイディアと実行を得意とする。

「2021年 『それっておかしくね?「素朴な問い」から始める出前館のマーケティング思考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤原彰二の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×