数値化の鬼 ーー 「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考法
- ダイヤモンド社 (2022年3月2日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478114377
作品紹介・あらすじ
数字がすべてではない。ただ、数字を無視して成長した人は誰1人としていない。
感想・レビュー・書評
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数値化はめんどくさい。そして、数値は冷酷なまでに現実を突きつける…。
そう捉えてしまうのは、日頃から数値を意識していないからであり、結果に感情的に反応するからである。
ではどうするべきか。まずは数値で考える意識をする。例えば、今日は何ページ本を読んだ、とか、何時間勉強した、何時間外出していたなどなど、あらゆる行動を数値化してみる。
数値が全てでない、と言われることがよくあるが、それは数値化した先の世界の話であり、数値で見てすらいなかったり、無視してしまっている。
そうであってはいけない、数字こそ基礎である、どこの本では述べられている。
あまり数字で考えてこなかった自分にとって、この本は非常に刺激的な内容でした。「非常に刺激的」という言葉も、定性分析であるので、そうですね、何か新しい尺度を設けておいた方がよいですね。
4月という節目を迎えた際に、何かをはじめようというキッカケになる本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
PDCAをしっかり回すためのノウハウが詰まった本。
変数の話はとても参考になりました。
前半の行動量と確率の話もごもっともです。 -
感覚的な部分も言語化できた。斜め読みですぐ読み終える量なので、復習も兼ねて目を通す価値はあり。すでにマネージャー歴が長い人には新しい発見は少ないかも。
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思いのほか短時間で読めました。同じようなことをよく上司から言われるので、教科書的に腹落ちしました。一緒に働く皆と共有したくなる本です。
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数値化の鬼とありますが、特別高度がこと、難しいことが書かれているわけではありません。
ごく当たり前のことを、丁寧に記述してある書籍です。
逆に、普段から数値が持つ本質的な意味を意識して行動されている方にとっては、当たり前のことが書かれたこの本を読んでも実りがあるとは思いにくいかもしれません。
複雑な計算式が出てくるわけでもなく、四則演算さえできれば(かつ、四則演算の意味がわかっていれば)読むのに苦労はしません。
簡単に言えば、「目標は数値を持って目指すもの」であり、「裏付けのない数値を目標にしてはいけない」ということが書かれています。
数値が持つ本質的な意味を常に意識し、部下の指導、あるいは自身の目標設定を行えば、主観的な思い込みに左右されることなく物事を進めることができるという、これもまた考えれば当然のことが書かれている書籍です。
逆に言えば、「思い込み」を挟み込む余地がなくなることが(前著の「リーダの」仮面を含めて)いくつかの事例を踏まえて記述してある書籍です。
この書籍に出てくる言葉のうち、ごく一般の人に馴染みがない言葉といえばPDCAくらいです。
また、明確には書かれていませんが、タスク分解はWBSと共通する部分があります。
PDCAとWBSの組み合わせによる目標設定・進捗確認・目標修正はごく当たり前のことではありますが、それらを割合わかりやすい事例をもって紹介されています。
前著である「リーダの仮面」と比較すれば、事例や実際の応用例を考えるのに難しいことはないと思います。
また、全般的に平易、かつ直感的に理解しやすい文体で書かれているため、そこそこの読書力がある方であれば3時間程度で読めてしまう書籍です。
これらシリーズとなっている書籍のバックグラウンドとしては「識学」という概念がありますが、この本に限っては識学を意識することなく読み進めることは可能です。 -
数字の重要性はよく理解している。
しかし、それを他人に求めるとなると話は別で、どうしても感情や定性的な評価に左右されてしまう。
それを真っ向から否定し、数字は数字でしかなく、一つのツールとして説いた本だと思う。
行動量についての話があったが、痛いところをつかれたというか、正論に屈した。
量を多くやる、ということ。
その重要性はよく理解できるが、そこから逃げようとする、自分の弱さを実感してしまう。
一読する分には、反発する自己を感じてしまうが、何度か読んで数字を自分のものにしたいと思う。 -
2022.3.28立ち読み
数字で感情を切り離してくれる、客観性
例えば、ムカつくことを3回言われた、去年は10回だったからまだマシだな
見積
大きな目標を1日単位に分解、失敗が当たり前になる、慣れる
自分に甘い人、「よく頑張った」など曖昧な評価
気合いで何とかするな、数字で
1
行動量を増やす、PDCAのDを増やす、数をこなす、何回やったか、何時間やったかなど
2
確率はダメ、%はダメ
3
変数、自分で変えれることと変えれないこと
変数を見つける、w=ax+by+cz+…
目的はwをMAXにしたい、いろんな変数xyz…がある中でどれをやれば最も効果があるか、つまり係数abc…はどれが大きいかを見つける
変数でないものに固執しない
他人の成功論は変数ではなく「仮説」
4
「定理」は変わっていく、つまり過去でうまく行った変数が今後も通用するとは限らない、変数をアップデートする -
○目的
PDCAの回し方を知るため
○感想
めちゃ面白かった。まず数字で語りその後に感情という考え方は大事にしたい。
数字で語ることができれば
・伝え手と受け手のズレがなくなる
・結果に繋がる行動を取りやすい
ことが理解できた。
まずは量。日々数字で振り返り数字の鬼になる。
営業の方に特におすすめの本
○メモ
・1日を数字で振り返る
・まずは誰よりも量をこなす Dを増やす
・cでは数字の入った分析と改善をする
・y=ax+b 『何が変数なのか』(結果に影響する数値)を知る
・仕事の工程を細かくしてなぜ?を繰り返すことで何が変数なのかを知れる
・うまくいったら攻める、失敗したら考える
・10個のtodoのうち、7個を捨て3個に絞る
→最終的に1つに絞る 真の変数は?
・長期的に見て未来のトクを選ぶ
・今楽でも5年後10年後どうなってるかの視点
・数字は遅れてついてくると信じ行動量を増やす
○アクションプラン
仕事における真の変数を考え、それをKPIとして数字に置いて、行動と修正を行う -
仕事ができるプレーヤーになるには数値化という思考法を取り入れ、自分の不足に向き合う必要がある。
仕事の変数を見極め、仮説を立てる。そしてその仮説をもとに最大限行動することが数値化思考の基本である。 -
2022.35
・とにかく行動力(アポイント等)を求める
・主観、根性論ではなく数値化することで共有できる
・おっさんはとある点で失敗したくなくなり、働くなくなる。減点方式の採用
・%には、分母と分子を気にする。分母(行動力)が重要になる
・その判断は長期的にみてどうか。短期で結果を気にしがちだが長期的視点で判断する
・ノウハウ本に書いてることは仮説でしかない
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