脳の外で考える 最新科学でわかった思考力を研ぎ澄ます技法

  • ダイヤモンド社 (2022年9月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (560ページ) / ISBN・EAN: 9784478114971

作品紹介・あらすじ

生産性を高めたいなら、今すぐ机から立ち上がろう!「脳の外」で考えるほど人間は賢くなる!

みんなの感想まとめ

思考力を高めるためには、脳だけでなく体や環境、社会との相互作用を活用することが重要だと説いています。具体的には、運動や自然、チームワークを通じて、クリエイティブな発想を促進する方法が紹介されています。...

感想・レビュー・書評

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  • 脳以外の活用できる手段を用いて、考えを深める方法を学ぶことができた。

    私が活用したいと思ったのは、体、空間、社会、習慣、チームを使うことだ。

    体の例で言うと、かなり激しい運動を比較的長い時間行うと、クリエイティブな思考の助けになるそうだ。この本で初めて知ったのだが、村上春樹さんはかなりのランナーだそうで、走っている空白のときにアイディアが浮かぶことがあるそうだ。これを聞いて、一気にランニングしたい熱が高まり、お陰で運動大嫌いだった私がかれこれ3週間ほど定期的なランニングを続けられている。

    他にも、自然は薬と考えられ、キャンプがいいこと、天井が高いところにいると思考が広がること、情報は頭の中から外に出してメモしたり、世の中に向けて出すのがいい等、具体的に取り入れられそうな方法が色々あった。

    また、体内の状態に気づく内受感覚を高くして、無意識の知識を活用したり、スタンディングデスクで生産性を上げたり、コーヒーブレイクを体を動かすブレイクにしたり、脳と体が密接に関わっていることがわかった。

    思考力を改善するためにとれる手段が色々あることを知ったので、取り入れられることを少しでも増やして、より深く考えられるようになりたいと思った。

  • 神経中心主義主義的な「頭(脳)を使う」という考え方を超えて、「体を使う+環境を使う+人々を使う」という考え方をすると知的活動の効率が上がるよという話。
    オープンオフィスの盲点についての記載など、心当たりのあるような様々なtipsが論文の引用とともにまとめられており、色々と参考になった。

  • ヒトは外側にある環境や影響で、ものごとをかんがえるってこと。
    それを進化の過程と多くの実験から解説してくれてる。
    AI、AIって言われてるだけに、便利になると失いがちな自然、運動、仲間との会話とか、AIにないヒトらしいことって大事だね

  • 内受容感覚は鍛えることができる。座るか横になり、呼吸を整えて意識を落ち着かせた後、足の爪先から順に体の各箇所に意識を移動させて、体の中から湧き上がる感情にできるだけ細かくラベル付けする。これによって、感覚が身体的方向舵として効果的に機能するようになり、日々の生活で下す多くの決断を機敏に舵取りできるようになる。

    動きながら思考すると、人間が持つすべての能力を発揮することができるため、知的能力が必要な作業をする前に、活発に体を動かすとよい。情報を動きに関連付けると、同じ動きを再現することによって思い出しやすくなる。

    人間の脳や体は屋外で生き生きと活動するように進化してきたため、自然の景観は心を活気付ける。観葉植物も注意力や記憶力を向上させ、生産性を上げる。自然の光の微妙な変化は注意力の維持に役立つ。

    人間は社会的に思考している時が一番深く考えることができる。第一子は、弟や妹と比べてIQが平均で2.3ポイント高い。家庭生活において下の子供に教える経験が反映されていると考えられる。

    人間は、他人から騙されたりしないように進化してきたため、自分の主張よりも他人の主張に対して批判的な分析を行うことができる。人が互いに尊重し合いながら口論する時、深い学びと堅実な判断、革新的な解決法が生まれることが多くの研究によって示されている。議論に参加すると、自分の主張を組み立てるだけでなく、相手の主張を評価する立場の立場にもなるため、利己的な確証バイアスに曇らされることのない客観的に分析ができる。

    人間は説明的な文章よりも物語の形で示された時の方が、そのストーリーを自分の身に起きていることのように経験できるため、注意深く耳を傾け、理解し、より正確に覚えることができる。

  • 高収入の家の子どもはジェスチャーが多い。
    低収入の家の子どもはジェスチャーが少ない。

    知的生産がジェスチャーが多いほうが高いと実験でわかっており。知的パフォーマンスを上げたければ、脳と体を使うことでかなり効率があがる。

    だから、座って授業を受けるなんてもってのほかで、動いて、歩いて、できるだけ体と一緒に体感しながら内容を腹落ちさせると、理解度が上がるんだとか。

    わたしもやってみよう。

    と。思ったものの。
    すげぇデケェ。法令集片手に歩き回るわけにもいかず。
    結局、座るんだけどね。

    あと、自分の好きなものに囲まれるとパフォーマンスが上がる。

    これも無味乾燥な部屋での勉強より、好きなものに囲まれてるほうが、パフォーマンスが上がった実験で検証されたらしく、
    ミニマリスト。

    こちらはとにかく、最低限でも自分の好きなものに囲まれるのはいいんだろうけど、好きなものが非常に少ない状態というのは、思考を拡張するうえでかなり限定される。

    思えば。作家の森博嗣の家は、家中おもちゃ箱のような家で、家どころか土地ごと好きなものに囲まれおり。1時間とか30分づつしか執筆しないのに、並行して4冊くらい小説を書いているらしいんだけど、それぞれに場所を設けてるらしい。

    脳みそを拡張していく。

    これが今1番必要としてるわたしにピッタリの本でした。
    建築物も思考の拡張に重大な役割を施すらしく、有名建築家の名前が多数出てきて!

    あ!ルイスカーン!クリストファーアレクサンダー!パターンランゲージってそういう話だったのね。
    え!あの有名なガラスの家を作ったフィリップジョンソンがフランクゲイリーの、グッゲンハイム美術館を見て感激で泣いたの!?まじ!!!

    って、ちょっと勉強そのものにも役立ちました。


    #建築士一級
    #脳みそ拡張中
    #限界お目見え

  • ものすごく、自分が仕事で困っていた時期に読んだ本。この感想は、読み終わって3年くらいたってから書いている。たぶん、仕事の仕方が大きく変わって、そして楽になったのは、この本を読んでからだった。どれほど「自分だけ」で考えていたか、思い知った。

  • 刺激的な一冊。他人や環境をうまく利用して問題を解決していこう!

  • じっくり時間をとって深く考えることで悩みや問題が解決すると思いがちだが、脳以外を上手く使うことが重要と著者は教えてくれる。
    歩いたり、体を動かしたりジェスチャーをしたり。
    自然の中に意識的に身をおいて環境で思考するというのも納得。
    人と思考する、これは小学校中学校などの義務教育の隠れたメリットかもしれない。

    まとめると、生産性を高めて仕事をしたいと思ったり、メンタルに悩まされず順調に生活したいと思ったりした時には、ぐだぐだ悩むのではなく環境(場所、自然、人、運動)を上手くデザインしなさいということ。

  • 元々、社内で共有されていて読みたいと思っていた。なかなか手をつけられず、年末年始になってようやく読み始めたが、結果として今読んでよかったと思っている。

    最近は業務でLLMを使うことが多く、「コンテキストエンジニアリング」や「プロンプトエンジニアリング」、「Skills」など、複数の手法を使ってLLMの力を引き出そうと努力している。この本は、それの「自分の脳」バージョンの活用本だと言える。

    LLMは万能の願望機ではなく、目標の難しさによっては使う人のスキルを必要とする。また、コンテキストといった環境要因によって精度が落ちたり上がったりする。人間も同じなのだ。

    気づきだが、LLMの登場によって、人間の脳が、「特定のタスクに必要な知的リソース」として抽象化され、より有効に扱おうという願望が自分の中に生まれた気がしている。この本はそれに対する答えになる。しかも、具体的な行動を提案してくれるので、すぐに活用できる。

    また、社内の制度だったり、周りの空間、建築物などの自分が置かれている環境が、実は自分の脳に良く、もしくは悪く作用していたという気づきがあった。自分の環境に対する納得度が上がったり、「もっとこうした方がいいのでは」という気づきが生まれたりした。

    このように、自分の行動や心理面に対していい影響を及ぼす本だと感じた。

  • アーティファクト全振り

  • エビデンスベースキュレーション集。
    目次を見てためそうと思えるものに出会えたらOK。
    ChatGPTを使いながらエビデンスベースを集めたり思考するのに向いている。
    知っているものも知らないものも、そういう可能性もあるんだなで捉えるとよさそう。
    脳の外とあるように人間の固体の外にある体から関係性までを探る内容。

  • 科学ジャーナリストによる、脳や心理の最新研究例を多く集約してまとめている。

    脳を効率的に活かすライフハックとしても読める。
    もちろん主旨自体も非常に示唆に飛んでいて読んで良かったと感じた。
    文字量が少なくないが、他の一般的な外国人の助長的な本と違って、内容も興味深い例も多い。

  • とても面白くて、喉が渇いた時にごくごく水を飲むように読み進めた。

    脳より身体が先にわかっているなんて!今ピラティスに通っているが、ピラティスや瞑想は身体のアンテナを研ぎ澄ませてくれると思う。

    人間の昔からのあり方に従って、従来無駄と思われてきたようなルートで脳と身体全部、むしろ自分と外側全部を使うという感覚に少しずつチャレンジしたい。

    お散歩も積極的に、携帯から目を離して、緑を目に映して自分の力を回復させるぞ!

  • 結局のことろ脳も身体の一部。そして身体があってこその脳なんだよね。
    脳の外て考えるというのはとても大事でこの本ではその重要性がわかりやすく説明してあります。
    とても良質な本。おすすめです。

  • 言われればなるほど。脳の仕組みを理解し、利用できればよりパフォーマンスがあがるはず…
    ・体をつかう
    ・環境
    ・人
    まずはスタンディングデスクは以前からやって見たかったのでやってみるか。

  • 看護師同士の他愛のない休憩中の話が医療技術を高める。だからリラックスする場所が必要。そのとおりですよね。

  • 太字を中心に読んだけど、脳が活性化する環境や、共同作業による効用などに詳しい本。

  • THE EXTENDED MIND: The Power of Thinking Outside the Brain
    https://www.diamond.co.jp/book/9784478114971.html

  • やっぱり翻訳物は読みづらく時間がかかってしまった。脳の働きの向上には、身体の動きが不可欠なのだとわかった。自然にふれることや環境の改善などさまざまなアプローチが紹介されていたので、自分なりに出来そうなことを見つけ出してみようと思う。

  • 近年最も影響を受けている本。咀嚼に時間がかかるのでまだ途中だけど、勉強会のアイディアとかがたくさん出てきているくらいには読み込んでる。

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