自分の意見で生きていこう 「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ
- ダイヤモンド社 (2022年1月13日発売)
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感想 : 266件
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784478115220
作品紹介・あらすじ
人気ブロガーが、現代を生きぬくための根幹の能力を解説するシリーズ最終巻。今求められる「正解のない問題に答えを出す力」とは
みんなの感想まとめ
自分の意見を形成し、表明することの重要性を深く掘り下げた内容が魅力的で、読者に思考のプロセスを促します。意見を明確にすることで、人生の様々な場面での判断力が向上し、他者の意見を尊重する姿勢も育まれると...
感想・レビュー・書評
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raieさんのおすすめで
手にしました♪
1.まずは賛成反対を
明確に意見を表明する。
2.次に自分の意見に
反論し、さらにそれに
反論する。
3.最後にその意見を
簡潔な文章にしてみる。
フムフムそういう思考
プロセスを踏むのね。
自分の意見をきちんと
言えるようになれたら
人生変わるかも♪
もちろん自分の意見に
固執せず、
他人の意見を尊重する
ことは大切だし、
黙ってることが賢明な
場合だってある。
でも、それらはみんな
自分の意見を持つから
こそできることかも。
自分の意見があるから
他人の意見も尊重する
し、
無闇に反応せず黙って
聞くこともできるよう
になるのかなと。
そんなことを思いつつ、
他人のレビュー頼みで
ショッピングしてる私
なのでした(汗
考える良いきっかけを
与えてくれたraieさん
に謝謝♡詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「正解」のある悩みは、つまるところ“設問”にすぎない。計算機でもAIでも辞書でも検索エンジンでも解ける類いのものだ。では「正解のない問題」など本当にあるのか。あるいは、人間の処理能力が足りないだけで、本来はすべて正解が導けるのだろうか。そもそも「正解」とは何か——そんな問いを本書を読みながら考える。
正しさがないわけではなく、複数の立場に応じて“複数の正解”が並存しているだけだ。日本と中国で「正解」が違うように、背景や利害、文化が変われば答えは変わる。つまり、世の中の問題は「①情報不足で正解に到達できない問題」と「②立場によって正解が異なる問題」に分解できる。そう考えると、“自分の意見で生きる”とは、自分なりに情報を補い、推測し、利害得失を勘定し、他者に流されずに判断する、きわめて孤独な点検作業でもある。
ちきりんと一緒に考えよう。その孤独な作業に対し、一緒に歩いてくれるような本だ。私は、年末の慌ただしさの中でさらりと読んだが、「ネット人格」の考察がひときわ印象に残った。
どんな飲み会でも、相手によって自分の人格が少しずつ変わる。ネットでも同じだが、匿名性によってリアルの身体性から切り離され、より自由に“キャラ設定”が可能になる。これは単に偽ることではなく、人が複数の人格的側面を持つという事実を、ネットが更に強化しているのだ。
そして、自分の意見を形づくるという作業は、ネット上に投影される“写像としての自我”を見つめ直すことでもある。本当の自分とは何か。いくつものキャラのどれが“核“なのか。本書は、そんな問いを読者に与えてもくれるようだった。 -
「自分の意見」を明確にすることの大切さが分かりやすく書かれていて、とても読みやすかった。
SNSの批判。時間だけ過ぎていくような会議。決められない自分。なんとなく私の中でモヤモヤしていた部分が、目から鱗で腑に落ちた!感じです。
意見も反応も区別できて無かったこと。全てに正解を求めて不安になっていたこと。この2つに気づけたことが私にとって価値がありました。
●世の中のあらゆる問題
正解のある問題 → 正誤がある。
正解は調べて出す。
正解のない問題 → 正誤がない。
様々な意見がある。
意見は考えて出すもの。
●人生の重要な問題に「正解」はない
→ 「どんな人生がもっともよい人生なの
か?」という問いに正解がないため。
→ さまざまな人がいるから社会は画一的でな
く豊かでありうる。
●意見と反応は違う
意見 : 賛成、反対と自分のポジションを明確
にしたもの
→「考える」ことが必要。
反応 : 他者の意見への疑問や質問。自分のポ
ジションを明らかにしない否定
→「考える」ことを必要としない。
『自分の意見と他者の意見が違っているのは
当たり前』
●ネガティブな反応(意見ではないもの)は会
議などでも生産性はない。
→ それぞれが議題に対する賛成、反対の意
見を出し合うことで議論は深まる。
●自分の意見の表明こそが自分の人格を作
り、他者に承認される。
●正解のない問題に対して、しっかり考えて
意見を持つことで自己決定していくことが
でき、人生に自信を与えてくれる。-
ピザまんさん、こんばんは〜
この本はいいですよね〜
この本読むと、いいね、ボタンだけでは、ダメだな〜と、思っちゃいますよね(^^)ピザまんさん、こんばんは〜
この本はいいですよね〜
この本読むと、いいね、ボタンだけでは、ダメだな〜と、思っちゃいますよね(^^)2025/01/23 -
Manideさん、こんばんは
そうですよね〜
いいね!について超考えさせられました。
本当に読んでよかったです✧◝(⁰▿⁰)...Manideさん、こんばんは
そうですよね〜
いいね!について超考えさせられました。
本当に読んでよかったです✧◝(⁰▿⁰)◜✧
ちきりんさんの本をもっと読んでみたくなりました( ꈍᴗꈍ)
2025/01/25
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ためになる一冊です。読んで良かったと思います。人が意見するとはどういうことなのか、自分は意見というものが何なのかを理解した上でしっかり意見を言えているのか、それとも無駄な発言や反応をしているだけなのか、、考えさせられるというか気付きのようなものを与えてくれる内容です。意見というものには正解も不正解もないけど、そもそも正解があるかないかはちゃんと調べて判断してね、という当たり前の事が意外と出来ていなかったり、人の投げかけに反応はするけど意見をしっかり出せていなかったり、まー面倒くさいなと思ってスルーしたり、と様々あるわけですが、改めて意見するということを冷静に意識していこうと思うキッカケを与えてくれる一冊だったと思います。
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普段は小説しか読まないのですが、評価が高いので手に取ってみました。なる程と、納得できる内容でした。
世の中には、正解のない問題が山ほどあって、それに対しては正解も誤答もなくて、「意見」があるのみ。SNS時代には、「意見」でない「反応」も多く混ざってて、違いをはっきり認識して発言しようと、人気ブロガーならではの考えでした。 -
1.この本を選んだ目的
会社でこの本は良かったと勧めてくれる人がいたので。
2.あらすじ
意見と反応の違いからはじまり、正解のない問題に対して、自分の意見を持たなければならないことを伝えてくれます。
3.感想
とても勉強になった。
最近の書籍の中では、一番影響を与えてくれる作品だった気がします。
意見と反応の違いを意識したことがなかったので、とても新鮮に感じました。
意見が言えないとか、考えられないということはないけれど、今の自分にとても必要な内容に思えて、とても良い本だと感じました。
書籍を自社で持っているところは、購入して置いておくことをおすすめます。
4.今後、活かしていきたいこと
ブクログでも、いいね、は、するけど、コメント入れることはほとんどしたことがありませんでしたが、1冊読んだら、その本への感想書いてる人へのコメントを10件はするようにしよう!と、思いました。
良い影響を与えられることがあるかもしれないので…
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スツールで読む本さん
体調大丈夫ですか?
よい評価いただいたので、
丁寧に感想書くように心がけるようにします。
私も最近、皆さんの飲む本...スツールで読む本さん
体調大丈夫ですか?
よい評価いただいたので、
丁寧に感想書くように心がけるようにします。
私も最近、皆さんの飲む本を意識して読むようにしているので、スツールで読む本さんの評価高い本も参考にさせていただきます。
よろしくお願いします^_^2022/06/04 -
2022/06/04
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2022/06/04
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「学校的価値観」(あらゆる問題に正解があると思い込んでしまう価値観)から私たちを解き放ち、これからの社会を自信をもって歩んでいくための視点を与えてくれる一冊である。
世の中の問題には、正解のある問題と正解のない問題が存在する。学校教育では前者を扱う場面が多いが、実社会はむしろ後者で溢れている。だからこそ、目の前の問いがどちらに当てはまるのかを見抜く力が必要となる。問いの性質を見抜くことができれば、調べるべきか、考えるべきかといった次のアクションが自ずと定まる。調べ抜くことでたどり着くのが正解であり、考え抜くことで形づくられるのが意見である。正解には正誤があるが、意見には正誤はなく、「人によって異なる答えが存在する」という性質を理解することが重要だ。ゆえに、正解のない問題に対して「わからない」と答えることは、思考を放棄してしまうことにもつながりかねない。
さらに、意見と反応を区別する視点も欠かせない。一見すると意見のようであっても、立場や根拠が明確でないものは反応に過ぎない。会議や授業が「反応大会」になってしまっては、議論は深まらず、建設的な比較や検討は生まれない。限られた授業時間の中ですべてを調べさせてから考えるのではなく、今ある材料をもとに意見を構成できるようにしたいと考えるのは、そのためである。
意見を表明する際、「間違っているかもしれない」という不安は誰しも抱く。しかし、経験を重ねることでその不安には慣れ、自分で選び取る力が育っていく。過去の選択が正しかったかどうかを完全に判断できるのは神様だけであり、人間にはできない。だからこそ、過去の選択の正誤に過度にこだわる必要はない。
自分の意見を持ち、行動する人は信頼され、支持され、やがてリーダーシップへとつながっていく。一方で、意見を持たず反応しかしない人のもとに、人は集まりにくい。意見を持つ力を育てるためには、普段は自分と直接関係のない問題についても、あえて意見を表明する練習が有効である。ただし、自分ごとになりすぎると感情に引きずられ、冷静な思考が難しくなる点には注意が必要だ。
問いの性質を見抜くこと、意見と反応を区別することで、意見と意見とを持ち合って対話的な活動にしていく視点は、今後の会議運営や授業づくりを考える上で、大きな示唆を与えてくれるものであった。 -
意見と反応の違いに初めて気がつくことができた。
自分は今まで反応ばかりだったと思った。
立場を明らかにして言い切ることを心がけたい。
良書。-
raieさん、こんばんは。いつもありがとうございます。意見と反応の違い、にハッと。私も反応ばかりかも・・・(;・∀・)raieさん、こんばんは。いつもありがとうございます。意見と反応の違い、にハッと。私も反応ばかりかも・・・(;・∀・)2024/07/16 -
わ、コメントありがとうございます!!コルベットさんこんばんは。
こちらこそいつもありがとうございます☺️☺️
そうですよね。私もこの本読みな...わ、コメントありがとうございます!!コルベットさんこんばんは。
こちらこそいつもありがとうございます☺️☺️
そうですよね。私もこの本読みながらたくさん気づきをもらえました。おすすめしたいです✨
2024/07/16 -
2024/07/16
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著者の「ちきりん」さんの本は、物事の捉え方や見方が多面的で、面白く、読んでいて、とても参考になります。
この本には、「意見」と「反応」は、別物ですと書かれていて、「反応」だけの人がとても多いという内容には、とても納得できました。
しっかり自分の意見を言う❕というのは、難しいけど、大事なことですね。
ぜひぜひ読んでみて下さい。
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「自分の時間を取り戻そう」がとても良かったのでこちらも読んでみました。
まず、ちきりんさんは男性だと思っていた。
ブログを見てみると、女だったの?!といつまで言われるんだろうと書かれていたので、わたしもそのひとりです。
自分の意見を言うのが苦手な人が多い日本人。
分解してその要因を説明してくれていてわかりやすかった。
自分自身も意見と反応の違いを理解できていなかったし考えたこともなかった。
子どもが小論文とか書くときにこの本を参考にアドバイスできそうです。
◆メモ
・朝から晩まで働いているのに、仕事が楽しくてしかたないという人と、5時には仕事を終えて家庭や趣味を楽しまないと生きていけない、という人。その両方がいるから、私たちの社会はここまで発展してきたのです。
・これまでも企業は学歴や大学名で人を採用するといった判断はしていない。最終的な採用判断は面接。学歴や大学名は不採用にする人を選ぶための指標として使われてきた。
・ネット上に自分の思考を発信しないのは、昭和や平成の時代に学歴や職歴を取得しないのと同じくらい不利なことになる。
・人生に答え合わせはいらない。
・これまでずっと、学校の先生や親が与えてくれた正解にそって人生の選択をしてきた人にとって、「自分の道を自分の意見で選ぶ」こと自体、不安で怖いことなのかもしれません。
・日本では意見より先に知識を身につけさせようとする。でもいくら知識を増やしても、どのおもちゃが好きかという正解のない問題の答えは見つからない。人生において重要は問題はそのほとんどが正解のない問題。
・全員が自分の意見をもつ社会、そしてそれを堂々と口にする社会を日本人の多くは経験したことがない。だからすぐにそんな社会はギスギスして住みにくいのでは?などと不安がる。
・承認欲求が充足するステップ
①日常で見聞きし、体験したさまざまなことについて、自分の意見を表明する。(外部表明する必要はなく、日記など)
②それらの自分の意見の束にのよって、自分という人間がどのような人間なのかを自分で理解する。
③そのありのままの自分を肯定する。
④意見の束を自分を理解してほしいと思える人に開示し、自分という人格を外部から承認してもらう。
・個人の幸せより組織全体の和の方が重要だという考えは、今でも日本社会のあちこちに残っており、生きづらさの原因になってきた。 -
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SNSなどで自分の意見を発信する上での心構えやノウハウを手軽に知ることができた。どれほどの人が「意見」と「反応」の区別ができているか、自戒も含めて考えさせられた。
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・世の中の問題には、「正解がある問題」と「正解がない問題」がある。
・正解がある問題は調べれば分かるのでさっさと調べれば良い。逆に、正解がない問題についていつまでも調べ続けても意味がない、自分の頭で考えるしかない(いつまでも保険商品を決められない私は完全にこれに陥っていた…)
・正解がない問題に対しては、会議の場などでも自分の意見を言うことが大事。
・「反応」と「意見」は違う。立ち位置(ポジション)が分からないものはすべて「反応」。
例:新規事業を始めようと思うがどう思うか?という問いに対して、結局その人は賛成なのか反対なのか分からないコメント。意見した人への否定や質問だけで終わるコメントなど。
・他人の意見に反応するだけではなく、自分の意見が言えるようにならなければ、議論仲間としての価値は提供できない。(年齢や職位関係なく)
このあたりが心に残りました。
ちきりんさんはおそらくバリバリのコンサル会社にいたようなので、新入社員の頃から反応だけせずに意見を言えと育てられたらしい。
私はディベート的なものが苦手なので身につまされる気持ちになりました。
また、自分の会社の人は優しい人が多いけどそれはもしかするとあまり意見を言わない・遠慮する・言い切らない人が多い=議論が前に進まない
ということかもしれず、あえて、立ち位置をはっきりさせたうえでの意見を述べるような練習をした方がいいのかもしれない。 -
ちきりんさん「これからの世の中を生き抜くために必要とされる根幹の力」シリーズ4冊目にして完成だそうです。
私はすでにちきりんさんの本を2冊読んでいますが、
このシリーズは初めて。
さて、この本、第一章でいきなり目から鱗が落ちました。
「世の中のあらゆる問題」は「正解のある問題」と
「正解のない問題」に分かれます。
「正解のある問題」には「正解」と「誤答」があります。
「正解のない問題」にはさまざまな「意見」が存在します。
「正解のない問題」について、成功者や有名人にアドバイスをもらおうとしても問題は解けません。そういう人から聞けるのは「その人の意見」だけだから。
「正しい意見」「間違った意見」などない。
「違う意見」「たまたま同じ意見」というだけ。
さらに「意見」が大事、「反応」だけではだめ
ポジションを明確にして述べるのが「意見」
自分自身、それらがごちゃごちゃになって振り回されてきました。
こんなシンプルなことだったんですね!
はっきり使い分けていきたいです。 -
正解がない問いについてはもちろん、意見と反応の違い、自身が気づかずに意見のつもりで反応を返していること、気をつけねば。
立ち位置をはっきりさせた上で、なぜそこの返しは疑問形にした?ぼかした?を見て、意外と考えようとしてないんだ、気にしなくていいんだと判断もできそう。
49冊目読了。
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自分の意見を言うことの必要性を訴える本。
「意見」と「反応」の違いを明確にする。
みんなが意見を言うよう意識したら効率よく会議が進みそう。意見を持つのは賛成。
あとは人の話を聞く耳を持つのと、共感も必要だと思う。 -
両親が学校の教師だったこともあり、大学入学まで学校でも家でも生活の全てが学校的価値観に塗り固められていた。高校も大学も今行ける一番いい学校に行こうとしていたけれど、「いい」学校の良さの中身をちゃんと考えてこなかったツケが今回ってきてるな、と思う。法学部に入学したのも、母が教員免許を持つ共働きの親だったこともあり、「女性が1人で働くには資格を持っていないと」と言っていたことがとても大きいと思うし、姉が医師なのも同じところがあるのでは、と思う。でも今、私は筆者が小学五年生からやっていたような自己の意見の束を作り、自我を確立させて自分を肯定してあげたいと心から思っている。これまで他人の影響を強く受けて保身に走り、八方美人な反応ばかりしていた部分も含めて見つめ直し、イチから自分というものを理解してあげたいと思う。日々ぶつかる正解のない問題に対して自分にしかできない選択を続けた結果であるオリジナルな人生を歩むことがワクワクできる本。どの会社に就職すべきか、転職すべきか、結婚・離婚すべきか、子供を持つべきか、持ち家を買うべきか等正解のない問題について他人の意見をすぐに聞きたくなる人には特におすすめ。SNS時代に民主主義を見つめ直す機会にもなる。家族を含むコミュニティは、自分の意見を述べることでコミュニティ運営に参画しているのであり、考えることを放棄することはコミュニティの社会契約違反、常に他者の意見に同意しかしない人はいてもいなくても同じ。他者の意見と自分の意見は異なるという前提で、自分がどう思うのかをまず表明すべき。質問をする時にはその質問で自分の意見が変わるかどうかを考える。意見とはポジションを明示すること。誰しもがSNSをすべきとは思わないが、SNSの炎上に疲れている人にも気づきが多いだろう。
ちきりんの本名をなんとなく察している読者は、巻末広告にクスリ、となる笑 -
意味のない反応や質問ではなく、自分のポジションを明確にして、徹底的に考えて自分の意見を述べる。正解のない問題の意見だから批判もせずに受け入れるし、臆する事なく発言すること。違う意見こそ多様性。人に言われて動かず、自分で考えて行動する事で悔いなく過ごせる。
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【シンカーズハイ】
人は考える葦です。
考えることが人の唯一、優位性を発揮できる性質です。
しかし、考えることをしない人がいます。
唯一の武器を使わないのです。それしか持っていないのに・・・
なぜ、考えないのか?
脳みそが「しんどい」と言うからです。
ジョギングをしない。なぜ、しないのか?
走ったら体が「しんどい」と言うからです。
ただ、速く走る、長時間走るなどは他の動物の方が圧倒的に優れており、人に勝ち目はありません。
人が他の生命より優れているのは「考える」ことしかないのです。
考えることがしんどいと思う人は考える練習をしていないだけです。
自分で考えるより正解を見つけ出す方が楽に感じるのです。しかも、その方が正解っぽいのでよりよいと感じてしまうのです。
いまやこれだけ情報が広く、瞬時に伝わる状況です。正解はすでに存在しているのです。
いま、あらためて問われている問題は正解がない問いです。
いま問われているということは正解がない問いなのです。調べる・探すという方法では正解にはたどり着けないし、正解がないのです。
考えないようにするには、権威のある誰かの意見に賛同するしかないのです。
しかし、正解のない問いですので、権威がある人の意見もただの一意見にすぎないのです。
自分で意見を発進しても一意見で、権威がある人と同じ一意見です。
― シンカーズハイ ―
ランナーズハイというのがあります。
走るという行為は本来しんどいのですが、走っていると途中からしんどさがなくなり、気分がよくなってきて、いくらでも走れる気分になってきます。
同じようなことが考える行為にもあるはずです。
ある事柄について考え続けると、どんどんそれにのめり込んでしまうことです。「ゾーン」に入るとも言われますが、これがシンカーズハイの状態です。
― 答えを覚える ―
答えを覚えることを小学校から高校まで教えられます。
知識を増やすことは考えるネタとして有効ですが、いくら知識を増やしても正解のない問題では答えはでません。
しかし、問いと答えがセットになったものを十数年もかけて叩き込まれるのです。
当然、問題には正解があり、正解を見つけ出すことが唯一の正しい行いであるかのようにしてしまうのです。ここには「考える」という行為が含まれていないのです。
― すぐに覚えようとする行為 ―
これは答えを覚えようとする行為の弊害です。
ある事象が起きたとき、考えずに解決策を覚えてしまうのです。そして、なぜその解決策が生まれたのかプロセスを無視してしまうのです。
確かに、次に同じことが起きれば、考えずにすぐにその解決策を講じることができるので効率的でいいように感じます。しかし、考えるプロセスを通っていないので、全く同じ問題にしか対応できません。本質的な部分は同じで、見え方が少し違う事象に出くわしたときに、違う問題であると認識して、解決できないということに陥ります。
Aさんがいます。普段のその人の顔は知っているが、怒ったときの顔は見たことがないとします。しかし、それがAさんであることは認識できます。Aさんのすべての表情を認識しているわけではないのです。Aさん+「一般的な怒った顔」を組み合わせて認識できるのです。だから、怒っているあの人はだれ?と聞かれてもAさんと答えることができるのです。
Aさんというのと怒った顔という基本部分を理解しておけば、すべてを覚える必要はないのです。その都度考えればいいのです。
練習編で課題もやってみましたので意見を列記します。
課題検討時間を10分としましたが、どれも即答できました。
(少し意見として?な部分もありますが)
問1:義務教育の飛び級制度
賛成
人と同じでなければならないという意識を壊す意味でも必要です。
人それぞれ個々では異なって当たり前です。普通ってなにか?常識ってなにか?基本的にはそういうものは存在しません。
このように変化が激しい世界では5年前のセオリーが通じない世界になっています。正解がわからない、一瞬先は闇の世界なのです。みんないっしょでは共倒れになるのです。
スポーツの世界で飛び級や他校への編入が良いこととされているのに、学問は平等とする意味はありません。飛び級は必要です。
問2:生活保護者への現物支給
反対
現物支給には反対です。現物か現金かの問題ではありません。生活保護者がギャンブルやお酒などよくないことに使うので現物支給をする方がよいという考えだと思いますが、最低限のお金は支給する必要があります。しかし、そのお金もギャンブルに使ってしまうのです。
その金をどう使うかは本人の問題です。食事をすることを忘れてまで、ギャンブルに投じることができることは、ある意味本望ではないでしょうか。それぐらい情熱を傾けることができるものがある方は逆にうらやましいです。
ただし、ギャンブルがどういうもので、同元以外は必ず損をするゲームであることは理解しておく必要があります。
一つのことを深掘りし情熱を傾けることができることは、本来いいことです。そこまでギャンブルが好きなのであれば、同元になることを勉強すればカジノ王も夢ではありません。
問3:離婚は双方の合意は不要
反対
合意が必要だと考えます。結婚も同じで双方の合意が必要です。片側がものすごく好きでも結婚はできません。
どういうときにこの問題が発生するのかを考えたとき、片方は嫌気がさしているが、片方はまだ未練がある状態だと思います。未練がある方が未練がなくなるまでは別居というかたちで生活するかたちになります。いつまでも未練が残るのであれば話し合いを行い協議するしかありません。
問4:公的年金制度の廃止
反対
公的年金制度は必要だと考えます。人生100年を越え120年が見えてきている時代です。しかし、80歳を超えて働くことはむずかしいです。しかも、生活保護では最小限の生活しかできません。80歳以降あと40年間の生活が続くと考えると公的年金しか頼るものがありません。
公的年金の繰り下げ受給も最長75歳までと期間を設ける必要はないと考えます。働いて生計をたてることができる間は年金をもらう必要はないので、できるだけ受給時期を引き延ばして、年金割り増しをどんどん増やしていけばいいのです。働けなくなったらあるいはもう働きたくなくなってからもうえばいいです。
ただ、長く健康的に働くには好きなことしかしないことも重要です。
問5:女性活躍の推進方法
反対
やり方としては反対です。いまや寿退社はなくなりました。女性も一生仕事を続ける時代です。ただ、無理やり管理職を増やす必要はないと考えます。
雇われる働き方をすると過去の男性社会に引き込まれます。サラリーマンの世界には男尊女卑が未だにあります。慣習的なものは簡単には変わりません。
ただ、起業をすれば話が大きく変わります。今や0円でも起業できますし、起業に関しては男女平等が成り立っています。女性で起業している人は大勢いますし、ホステスさんは基本的に完全歩合の個人事業主です。自らがトップになれば管理職に女性を起用する企業にすることもできます。トップになれば基本的には自由自在です。既存の会社に労働者として雇われると活躍の場を奪われてしまいます。 -
自分の意見を持ちましょうね!という本。
意見と反応の違い、納得。
◎「語彙力や表現力がなさ過ぎる」と嘆く人に足りないのは国語力や作文力では無く、多くの場合考える時間とその習慣のほうだ。
の言葉にグサグサきた。
日頃から、子どもたちには自分の意見や気持ちが(たとえ人と違っても)堂々と言いなさい、とエラそうに伝えているけど、もっと自分と向き合い思考しなきゃいけないのはお母さんの方だよね〜〜と思いました…
著者プロフィール
ちきりんの作品
