アットコスメのつぶれない話 困難を乗り越え成長を続けるベンチャー経営の要諦
- ダイヤモンド社 (2024年8月22日発売)
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感想 : 16件
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784478118030
作品紹介・あらすじ
ベンチャー経営25年。起業家仲間で大きな話題になったアットコスメ会長の「つぶれない話」。
みんなの感想まとめ
起業を考える人々にとって、実践的な知識と経験が詰まった一冊です。著者は自身の実体験を赤裸々に語り、起業の現実や組織作りの重要性をわかりやすく伝えています。特に、事業と組織の優先順位の違いや、適材適所の...
感想・レビュー・書評
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めちゃくちゃ面白い本だった。
・アイスタイルがネット通販事業を強化しようとしていた最中、片方ではAmazonも化粧品のラグジュアリーブランドとの取引を拡大する突破口を求めていた
・2015年頃からインターネットの世界ではクラウド化が急速に進み、セキュリティコストやAI開発コストが一気に膨らみ。一社の力でプラットフォーム全体を維持するのは難しいと感じていた
・コロナ禍がはじまる前、アイスタイルは実店舗出店と海外進出を強化。体制面で歪みが生じ始めていたところをコロナが直撃し、大赤字で止血に追われることになった
・2020年末のキャッシュ不足はくふうカンパニー(穐田さんの会社)からの20億円の出資で一旦賄えたが、その後も金策と中長期を見据えたプラットフォーマーとの連携が必要な状況は継続。以降はAmazon/三井物産との資本業務提携へ
・2020年12月、最初に連絡を取ったのはAmazon Japanのとある人物(名前は明かされず)。この人物とは、3ヶ月前にランチ会食で顔を合わせていた
・Amazon Japanとの間でプロジェクトがスタートした際のゴールの目安は半年後の2021年のGW後。しかし、Amazon本社からの要求内容が何度も変わり、最終的に開示に至ったのは2022年8月
・「弱い立場にあるとき、契約書は何の役にも立たない」
・当時、化粧品の広告は「美容のプロ」が手掛ける美辞麗句の並ぶ女性誌に打つもので、「素人」の口コミが集まるサイトに広告を出すことはありえないとされていた
・広告営業で大事なのは「提案力」。力のある広告代理店は、様々な広告メニューやキャンペーン組合せ、高単価での受注を実現する
・昔はメーカー側が「ネット上で売る」ことに慎重だった。専門店を守るために
・店頭の一番良い場所に並ぶのは「人気の商品」ではなく、メーカーが「たくさん生産すると決めた商品」。商品の仕入れを決めるときに「@cosme」のランキングを見て決めたことはない
・商品を実際に購入して手に取るのはユーザーだが、化粧品メーカーにとっての「お客様」は商品を仕入れてくれる小売店
・ドラッグストアは量を売るが、専門店は丁寧なカウンセリングなど質を重視した売り方が得意
・上場準備の過程で組織の中に急速に充満し始めた「成長より予実管理」の空気への違和感が上場延期の判断へ
・髙松COOの更迭は、直近の予算でなく変化の早い環境の中で五年後に「@cosme」が強くあるための意思決定 -
「転職しようかな」と同じレベルで、「起業しようかな」が選択肢のひとつになる時代。
これから起業しようとする人たちにとって、参考書となる1冊かと思います。
起業したらどんなことが待ち受けているのか、何をしなければいけないのかを、わかりやすいことばで丁寧に説明しています。
吉松氏が実体験を赤裸々に語り、それを記録した本書は、これまでにアットコスメに関わったひとたちにとっても、いまそれぞれがいるところで、過去を振り返り、“あの頃”のことを思い出し、胸を熱くする時間となったことでしょう。
少なくとも、私はアイスタイル(アットコスメ)での貴重な経験に改めて感謝し、「あの時があるから、今頑張れる」と、微笑みながら本書を閉じました。
続編を期待しています!
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組織の作り方の話しや現場の考え方と自分の考え方をどう擦り合わせていくのか、伝播させていくのかは今のうちの組織の課題でもあるのですごく勉強になりました。
事業作りを優先することと組織づくりを優先することは動き方が違うという話も、確かになー、と唸ってしまいました。
適材適所な人材、事業に真っ直ぐに取り組んでくれる仲間が重要なのはどこも変わらないなと感じてとても勉強になりました。
物語的にも面白いので一気読みできます! -
胆力が違う。
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うまく行かなくて辛いときに読みたい本でした。用語は難しいですが、著者の信念や思いが綴られており、経営初心者の方にもおすすめしたいです。
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経営に関する困難な時期の状況の紹介。
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表紙に『日本版「HARD THINGS」』とあるように、@cosme の趨勢について赤裸々に書かれている。見慣れたサービスの裏にある苦悩と底力を知ることができる。
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アットコスメの会長が語る、幾度となく訪れた会社の危機と、それを乗り越えてきた軌跡。創業期からのあれこれから、拡大期、コロナ禍までしぶとく生き残ってきた生のストーリーが見える本。
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・負けずに生き延びること。これこそが最も重要です。「生き延びる」というのは、会社を無理に存続させるという意味ではありません。信念を貫き事業を成長させ続けるために「死なせない」という覚悟。生き延びることさえできれば、次の手を打つことができます
・経営者は交渉が崩れかけても会社が倒れることが内容、考えられるオプションを周到に準備すること。他社との提携や交渉に挑むうえでの鉄則だ。
・掲示板は、特定の話題について誰かが発言すると、次の発言者は最初の発言にぶら下がっていく。一方で口コミの勝ちは蓄積にある。ユーザーの声の集積ではあっても、コミュニケーションは必要ではない。その場にはカリスマもインフルエンサーも存在しない。極めてフラットなユーザーの声の集合体が口コミなのだ。特定の人物に依存しないからこそ炎上も起こりづらい。炎上の火種がなく、常に穏やかで居心地のいい場所を作って維持することにこだわってきた
・「心地よい場」に広告があることに意味がある。というのも、広告というのはブランド側が発する情報であり、化粧品が好きな人にとっては必要な情報でもある。特にアットコスメという口コミしかない場所に、ブランドの情報が入ることで、情報の質や量は厚くなる。 -
経営は、お金、組織(人)、サービスが大事だと常々思っていだのだが、吉松さんもわたしと同じ苦労をされていたのだなと妙に安心した。これからどんなサービスをローンチしてくれるのか期待しつつも、わたしもより一層がんばろうと思わせてくれた一冊。
「サバイブする力」、これからも養ってがんばります。 -
渋谷で働く社長の告白を彷彿とさせる最高の一冊。辛すぎてドラマティックすぎる。こんなん読んだら、今の自分が余裕すぎるのがわかるし、好むものなり修羅の道ってなる。
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普通に面白い
