ルポ 超高級老人ホーム

  • ダイヤモンド社 (2024年8月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784478119242

作品紹介・あらすじ

入居金3億円超え。超富裕層のみが入れる「終の棲家」は桃源郷か、姥捨て山か。元『週刊文春』エース記者が踏み込んだ、超高級老人ホームという聖域。死に場所さえステータス化する金持ち老人たちのマウンティング争い、悪徳業者への潜入取材など、日本で初めて「高級老人ホーム」を取材した衝撃のルポルタージュ。

感想・レビュー・書評

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  •  これは…手にしますって!全く縁がないことはわかっていても、セレブな施設入所生活をされている方がどんな方なのか、知りたくはなりますよね!しかも、この作品のタイトル「ルポ“超”高級老人ホーム」!“超”の文字がキラキラしてて、表紙もスゴイですよね…。錦鯉を施設内の池で飼っているんですよぉ…そしてそれを眺めるのは一流ホテル(ここにも縁はないけれど)のロビーさながらのホールで、腕利きのシェフが贅を尽くしたお料理を提供するんです!!

     入居されているのは、政財界で要職に着かれていた方とか、医者や弁護士、大学教授、会社の社長とか…もう、そうなりますよねぇ…。ますます…う~ん…となります。なんとまぁ…とため息ばかり!!でも、中には高級を謳っていても内部の職員から「全部嘘っぱちです」と内部告発されちゃうような施設もあるんですって…。

     入居金が3億越えっ…恐ろしいっ!というか、負け惜しみのようになるけれど、私は2~3泊くらいでいいかなって思っちゃいましたよ。やっぱり私は一般庶民なんだなぁ~とか、レビュー作りながら感じました^^;

    • かなさん
      ぴこさん、おはようございます。
      ですよね〜!
      絶対に無理だけれど、
      こうやって、本を読むと知ることはできます(*^^)v
      でも、やっ...
      ぴこさん、おはようございます。
      ですよね〜!
      絶対に無理だけれど、
      こうやって、本を読むと知ることはできます(*^^)v
      でも、やっぱり無理だと改めて感じるんですけどね(汗)
      2024/11/19
    • 1Q84O1さん
      かなさん

      我が家が一番!
      家に居ても、みんな相手にしてくれないのでひとり静かな我が家が一番…(TOT)
      かなさん

      我が家が一番!
      家に居ても、みんな相手にしてくれないのでひとり静かな我が家が一番…(TOT)
      2024/11/19
    • かなさん
      1Q84O1さん、おはようございます。
      あ、それなんだかわかる~!!
      私も旦那がいない一人で自宅で
      過ごす時間が好きだったりします(*...
      1Q84O1さん、おはようございます。
      あ、それなんだかわかる~!!
      私も旦那がいない一人で自宅で
      過ごす時間が好きだったりします(*´▽`*)
      2024/11/20
  • 普段入れない場所のルポで興味深かったです。
    人間関係はどこにでもあるにせよ、払ったお金に見合うサービスが受けられない(搾取されている)施設もあるとの事。酷すぎで恐ろしくなりました。

  • 全く未知の世界のルポで、好奇心で読みました。

    物凄くお金がある人たちの終の住処、
    羨ましいような気もするけれど、こんな輪の中では絶対にうまくやれないなという気もして、
    私がこのままおばあちゃんになるまで生きれたとして私はどこでどう最後を過ごすんだろう、と考えてしまった。

    日々老いていく両親の顔も浮かぶ。私は何がしてあげられるんだろう。


    ユートピア(に見える)ような施設から、“監獄”のような施設まで様々な取材の結果が詰まっていて面白かったけど、予想を裏切られるような驚きはなかった。

    ご老人たちのことよりも、働いている介護士さん初め職員さんの待遇が少しでも良くなることを祈る。

  • 入居一時金が数億円の、それこそ「超」がつく高級老人ホームだけに的を絞って取材したルポ。元文春で甘利事務所の賄賂事件の告発記事を書いた事で有名なライターが施設を運営する側、利用者、そして潜入取材等を通して「真の高級とは」に迫る。結局はスタッフの質によるものだと分かり、いつかは訪れる老いについても考えさせられた。

  • 個人的な感じ方なのかもしれないが、週刊誌記事のよう。多くの高級老人ホーム、その居住者とスタッフに取材しているが、分析と考察が表面的な感じ。

    入居者どうしの関係、マウントを取る人や、見下す人とか。ある施設では、管理組合が大きな権限を持つようになったり。男女の関係になる人、遺産の問題がちらつく人も。素晴らしいコミュニティーや施設が印象に残らないのも、本書がそういう構成だからか。

  • 「高級」とは何をもってそう呼ばれるのか。

    そこでは何が行われているのか。
    老人ホームの内部がちょっとだけわかる。

    生活や仕事にもつながるお話もありました。

  • 高級老人ホームの中でも、本当にサービスが行き届いた良い施設もあれば、紛い物の悪徳施設も存在する、ということが体験記として描かれている。そこまで面白い話や新たな発見等が読める訳ではないが、自分とは全く縁のない世界を多少でも覗けるのは楽しい。

    ある熱海の高級老人ホームでは、理事会が管理会社を差し置いて圧倒的な権力を持っており、入居者の選定に介入したり、分譲マンションなのにコロナ渦で東京から入居者が帰ってくることを禁止したり、理事会役員をできないならお金を払えと言ってきたりするらしい。こんな老人ホームには絶対入りたくないと思った。

    この本を読んでいて一番驚いたのは、高級老人ホームで働く人々の賃金が想像よりもずっと安いことだ。入居時に数億、毎月100万近くの賃料を徴収するような老人ホームでも、介護士の給料は月25万前後の施設が多い。高級老人ホームなのだから、当然サービスや接客の質が求められる職場なのに、あまりにも安いと感じてしまった。入居者から徴収するお金はいったいどこに消えていくのだろう…?

    私が将来いくら働いても超高級老人ホームに入居できる未来はおそらく来ないため、つい働く側の立場になってしまう。

  • うちの親は真逆で、安い老人ホームに入居したばかりだったこともあり、気になってこの本を選びました。

    大学教授、大企業の社長などが入居一時金に何億円払って、他管理費光熱費として毎月何十万の支払いをして、選ばれた者だけの「終の棲家」超高級老人ホーム。 
    想像していた通りの贅沢三昧な生活ぶり。

    そんな富裕層をテレビや雑誌の取材で、面白おかしく揶揄するような取り上げ方があった過去があり、取材をお断りしているようで、ここでのルポでは、そんな取材にならないよう細心の注意を施しながら掲載していました。

    しかし後半は個人差もあると思いますが、超高級だけにビジネスの成功者たちのコミュニケーションの難しさもあり、向き不向きもあるようだったり、装飾品などフェイクが多かったり、実は高級でもない食材や本当の調理場の怖い話もあり、結局面白かった。
    そこで働いている方たちの話しが、超高級老人ホームの本当の姿なんだなと。

    結局、人間の終焉は演出やエンターテイメント性が重要なんですね。
    わたしも他人事ではなく、いつかは老いてくることを考えるととても参考になります。

  • 甚野博則さん、さすが元文春記者だなぁ!
    私は週刊文春って購入したことないけど
    大変高く評価しております。

    この本ではいくつか実名をあげて
    超高級老人ホームのことが書いてあります。
    ちょっとマイナスイメージのことも含まれていますが……

    でも本当に酷い所は
    ホームの名前も隠されているのですから。

    ちょっと嫌な書き方と思われても
    名前を出されたホームの関係者は
    良いホームなんだから、
    堂々としていて良いと思います!

    〈事件がない施設など存在しない〉

  • 入居費用億越えの超高級老人ホームをいくつか取材したルポルタージュ。
    ホテルのような内装、至れり尽くせりのサービス…そういう高級をうたった老人ホームの裏を暴く!とかゴシップ的なノリなのかな?と思ったけど、案外ちゃんとした取材の元書かれたルポルータジュで興味深く読んだ。
    中には劣悪な労働環境の施設や、スタッフが取材内容に対して文章の差し替えや改ざんを要求してきた施設もあったようだけど、この本が出版されているってことは許可が下りたってことなのかな?
    この本を通して感じたことは、お金ってある所にはあるんだな…ということと、介護のお仕事は本当に大変だということ。高級老人ホームは通常の施設の業務以上に求められることも多いのに、一部の求人情報が紹介されていたけど、介護従事者にはもっともっと還元すべきだと思った。

  • 高級という言葉に踊らされている間は
    自分にとっての幸せは見つけられない


    自分の住む世界とは異なる
    「富裕層の世界」や「高齢者の人間関係」を覗き見するようで楽しかった。

    読み終わって思うのは、高齢になってからも他者と比較したり、マウントを取ったりしていたくないし、誰かの金儲けのため搾取されている人から世話を受ける最期はむかえたくない。

    子どもを持たない選択をとっている
    我々夫婦は、いずれ介護者不足を心配するときが来そうだから、終の住処はどこが幸せなのか考えておきたい

  • さすが都会の老人ホームは違うと思った
    超!高級だからかな

    金額では驚くことばかりだったが
    結局は
    健康でなければ楽しめないし
    居住者たちのなかでマウントを取るのだって
    意欲があるからだ
    元気だからこそだ


    著者が
    資金的に余裕があったとしても入居したくない ノーだ と書かれていた
    納得。

  • 超高級老人ホームの実態に迫る、取材レポート。
    入居費、生活費について
    どんな人が入居しているのか
    部屋や施設、食事などの生活はどうか。
    医者、看護師、スタッフの配置状況。
    娯楽や人間関係は?

    全体的にネガティブな立場から書かれた文章だなという印象なので、読んでいても自然とネガティブな印象を持ちました。入りたいとは思えない。入りたくても、何億円も持っていないので無理ですが。

  • 高級老人ホームの様子をなんとなく知ることができ、興味深かった。
    入居一時金が数億、月々の入居費が夫婦2人で60-80万。
    自分には遠い世界のようだけど、結局そこに住む人たちに纏わる人間関係や施設スタッフの苦労は、普通の老人ホームでも案外似たり寄ったりなのかも?とも思ったりした。

    所々、著者の穿った見方が見え隠れして笑った。
    記者さんは大変だなぁと心配になったが、そうじゃないとこの職業は務まらないんだろう。

    自分の父母が穏やかな老後を過ごせますように、という思いを強くした本だった。

  • 超高級老人ホームのひどい所を暴いたルポかと思って読んだら、良いところも悪いところも平等に書いた丁寧なルポでした。
    ちゃんとした所は、一流ホテル並みの設備とサービスで至れり尽くせりですが、私など、たとえ宝くじの一等が当たっても入居一時金も払えず、ため息が出るばかりです。

    ただ、おわりにで著者も言っていたとおり、人生の最終ステージまで来た時、こんな贅沢な食事やインテリアを自分が求めるかといえば、そうは思えず。
    住み慣れた場所で、できるだけ自立した暮らしを続ける方が、よほど素敵だよねぇと感じました。

    そして、幸せな老後に必要なのは健康とお金だと思っていたけど、本書を読んで、いや健康とコミュ力だと考えが変わりました。
    穏やかな人間関係を築ける人は、どこに行ってもうまくやっていけるんじゃないかな。

  • やっぱり死ぬまでできるだけ自立していたいなと思った。目指せピンコロ。理事会とか勝手に作って入居者が活動しだすのは、運営側にとってとても迷惑だと思うし、見てて痛かった。

  • ●2025年10月9日、Yahooフリマでキーワード「富裕層」で検索したら出てきた。Yahooフリマで820円、半額クーポン使用なら520円。

    ちょうど、老人ホーム経営に興味があったから。

  • 超高級でも、人間模様は高級にはならないんだなぁ。高級の定義についての入居者のコメントに、なるほど、と思いました。

  • 資産がある人びとは果たして幸せを掴めるのか。様々な境遇から垣間見えてくるのはその人の矜持や虚飾のないまぜであり、本当のアンサーは誰も知り得ない。豪華という概念に潜む利権と蹂躙は、金銭に伴う心の支配に至る悪癖と密接に絡み合っている。本当にその終の住処に納得できているのか。自身を誤魔化しているならば、不幸せを頑なに否定する空虚な末路でしかない。

  • 入居金数億の老人ホームなんて、わたしには縁のない話だか、ふともし入居できたら幸せに感じるのか?と思った。
    部屋着でスッピンでダラダラ過ごすのが日常な私には、周りを気にしながら、小綺麗にして毎日を過ごす方が、ストレスを感じて辛くなるかも!

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