すごい傾聴

Kindle版

β運用中です。
もし違うアイテムのリンクの場合はヘルプセンターへお問い合わせください

  • ダイヤモンド社 (2024年3月28日発売)
3.77
  • (20)
  • (38)
  • (28)
  • (2)
  • (3)
本棚登録 : 654
感想 : 39
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784478119709

作品紹介・あらすじ

なぜ「聞いてるつもり」なのに、相手との距離が縮まらないのか?「できる人」は知っている、相手が思わず心をひらく「会話術」!

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 漫画になっている箇所もあり、分かりやすかったです。

    いろいろなスキルが紹介されていたので、出来そうなことからやってみます。

  • 漫画の解説があり、傾聴についてわかりやすい本になっている。いいパターンと悪いパターンの違いがあることで、比較しやすいというのもよかったと思う。特に、相手と同じ風景をイメージすることは興味深く、メンバーとの打ち合わせでも早速実施してみたいと思った。
    しかし、理解することとできることとは全く異なることなので、忘れた頃にまた読みたいと思う。

  • とっ………っても良かった!
    私が今まで読んだどの本よりもわかりやすく無駄なく(中学生でもわかると思う)傾聴について書かれています。(と言ってもそんなに読んでるわけでもない不勉強者ですが…)
    勿論、対人での練習は必要ですが、実践に繋げられる内容です。
    この内容で1600円なのが信じられない。
    めちゃめちゃお勧めです。

  • 選書番号:725

  • 漫画を活用したわかりやすい啓蒙書。傾聴全体の枠組みと各ステップにおけるスキルが語られている。
    結構使えそうな気がする。役立ちそうな見出しとちょっとした説明を記しておく。

    「すごい傾聴」の4ステップ

    (1)壁になる:最初の5分間は質問せず、「それから?」「どういうこと?」と話を促す。相手の壁打ち相手に徹する
    (2)エピソードを聴く:ワンシーンを映像として思い浮かべることができるように解像度高く聴き出す
    (3)感情に共感する:相手にとって「最も重要なエピソード」を共有できたら、そのエピソードがもたらした感情を掘り下げる
    (4)信念価値観に共感する:その「感情」を生み出した根源にある「信念価値観」までも共感できたときに、「最も深いコミュニケーション」が成立する


    (1)壁になる 相手の壁打ちに徹する

    1 座る位置を確認する:相手の自己決定を尊重する
    2 温泉呼吸法で心を静める (グランディング(地面に足をつけて落ち着く))
    3 ゆったりと「心地よさ」を感じる
    4 超具体的な話題を振る
    5 「言葉」と「仕草」のずれに注目する
    6「私はこう感じました」と伝える
    7 感情表現の見本を見せる

    8「スタンプ的相づち」を増やす
    9 「曖昧言葉」の意味を確認する
    10「それで?」と話を促す ←質問をしない
    11「こういう理解であってる?」と聴く:理解の確認
    12 レポートをエピソードに転換する
    13「感情の尻尾」を捕まえる
    14 お団子こねこね:「感情の尻尾」を捕まえ「暗黙的に聴き手が推理して感じ取った感情」を混ぜて一つの言葉にする
    15 “The Most”を聴く:一番強くそう感じたエピソード

    (2)エピソードを聴く

    16「いつ、どこで、だれが、何を言った?」「3W+セリフ」
    17 「フランクなため口」で話す
    18 「言葉」を削って短く話す 長いと相手の理性が出てくる
    19 相手の感情を引き出す方法 リマインドのための質問
    20 「現在形」ではなく「過去形」で聴く
    21 「自己内対話」を聴く
    22 「レポート」を「エピソード」に戻す
    23 「エピソードの確認」はハイテンポで行う
    24 「一般化」ではなく「個別化」する 自分の体験を使わず相手の体験に同感


    (3)「感情」に共感する

    25 「感情のボキャブラリー」を増やす
    26 「暗黙の感情」を言語化する:感情の明確化
    27 「今ここ」中心の自己開示をする
    28 相手の「言語化」をサポートする

    29 「感情」の裏にある「感情」を探す
    30 「感情」は一つずつ分離して味わう
    31 共感しにくい攻撃性への対処法:自己防衛だと理解する


    (4)「信念価値観」に共感する

    32 「信念価値観のリスト」を頭に入れる
    33 エピソード×信念価値観=感情
    34 信念価値観に「主語」をつける
    35 「もしかしたらこう?」と謙虚に聴く
    36 「信念価値観」を転がす:説明の中にヒントを見つけて2つ目3つ目を探す
    37 信念価値観に紐づけて「感謝」する:新年価値観と感謝を結びつけることで一緒に過ごした時間に意味が生まれる
    38 「話してみてどうですか?」と聴く:ふりかえりで新しい気づき
    39 最後にそっとつぶやく:言葉をそっと並べる、ぶら下げる。相手が受け取るかどうかは委ねる

  • 漫画で分かりやすいけれど、細かい所は奥深い。相談を聞いているとつい自分の意見やアドバイスを被せがちだが、それは滑る傾聴。

    ①いい人ぶらず素のままの自分で聞く。
    ②言葉を聞くな、追体験せよ
    ③思考を追うな、感情だけを追え。
    ⭐︎自分の理解が合っているか、「合っていますか?間違っていたら教えてください」と伝え変え返しで確認する。
    ★パターンに当てはめて決めると滑る傾聴になる
    ⭐︎上司が部下に「解決策」を示すことはできない。そうではなく「私は部下のことを何も知らない」という姿勢を貫きながら、部下と一緒に考えることが「傾聴」。
    ⭐︎相談の内容がレポート(要約)ではなく「セリフ」を正確に再現するようになると「感情」が動き出す。
    ⭐︎助言してもいいのは求められた時のみ。
    ⭐︎幼少期に、無意識に、心に刻まれ、大人になっても自覚化されていない(信念価値観)は、えてして融通のきかない凝り固まったものになりがちです。一方で、自分にはこのような(信念価値観)があるのだなと、意識化されたときに、それが緩み、柔軟に活用することができるようになる。話し手の(信念価値観)を見つけることが大事。
    ⭐︎防衛するのをやめて、「素の自分」で得られるように支援する。そのプロセスが傾聴。人間は、誰もが「素の自分」を肯定することができれば、自然と「人間的成長」を始める。
    ⭐︎感情のボキャブラリーを増やす。「感情の明確化」とは、相手から明示されない「暗黙の感情」を感じ取り推測して言語化し、相手にぶつけて確認して特定させていく方法。そうすることによって相手は自分の感情の探索を始めることができる。
    ⭐︎決めつけず、押し付けず、謙虚に、遠慮がちに伝えることが大事。「もしかしたら…」を使う。

  • 『虎に翼』で桂場が発する「続けて」は傾聴の極意だったのか!
    感情を呼び起こすということを特に気にかけず会話してきた自分に気付く。意識していきたい。

  • すごい傾聴は、①壁打ち相手になり質問しない。②質問していく。③エピソードに共感。④信念価値観に共感。実行することで深い関係になれることが勉強になった。

  • 「聞くこと」は才能や性格ではなく、誰でも身につけられる技術であり、態度であると教えてくれる一冊です。

    面白いポイントは、傾聴を「相手を気持ちよくさせる会話術」ではなく、相手の思考と感情を深く理解するためのコミュニケーション技術として定義している点。相づちやうなずきといった表面的なテクニックにとどまらず、「なぜ人は本音を話さなくなるのか」「どんな聞き方が思考を止めてしまうのか」を心理的な構造から解説します。

    特に印象的なのは、「アドバイスしたくなった瞬間こそ、聞く側の失敗が始まる」という指摘。多くの人が善意で行っている助言や解決策の提示が、実は相手の思考を奪い、関係性を浅くしていることに気づかされます。本書では、相手が自分で考え、言葉を深めていくための“問い”の使い方が具体例とともに紹介され、実践イメージが湧きやすい構成です。

    ビジネス、マネジメント、家庭、どの場面でも使える汎用性の高さも魅力。読後は「もっと上手に話そう」ではなく、「もっと丁寧に聞こう」と自然に思えるようになる。人間関係の質を根本から変える力を持った一冊です。

  • 傾聴とは何か、相手の感情にフォーカスしながら信念価値観を知り肯定する事で、心理的安全性の源になり、相手との信頼関係の構築に繋がっていく、とても大切な事を学ばせてもらった。また、あとがきに100%目指さなくても大丈夫とあり、気持ちも軽くなったので出来る事から始めてみようと思う。

  • 自分の自己評価と他者評価がズレてる自覚がある人に読むことおすすめ。はじめて部下持ったときに読んでおきたかったなー

  • 全体的には傾聴のスタンスが丁寧に説明されており、初めての人や悩んだ時に参考になると感じた。
    一方で、あらためて一企業の社員が使う技術としてはハードルも高いとも感じた。相当な経験を積まないと、限られた時間枠の中で傾聴テクニックに集中するという本末転倒になりかねない。
    ただし、最後のほうで、30〜40点で良いともあったのが救い。
    マイナス星一つは、心理学の話を補足しすぎる点。これを読もうとする一企業の社員からすると、そこを時間かけて知りたいとは思わなかった。

  • 20250824 登録
    20251121 読了
    20251121 感想

  • 傾聴の実践的なテクニックが多数紹介されており、参考になる良書。すべてをすぐに吸収することは難しいが、少しずつ段階的に取り入れるだけでも1on1の質が向上するように感じる。日常でも必要な能力なので、ポイントを繰り返し読んで覚えていきたい。

  • すごく今の自分に響いた
    本音はどこにあるのか
    どうやったらそれにきづけるのか

    ブレーキを踏む、防衛する自分はどこからくるのか


    クリアリング ア スペース
    気がかり 雑念を表現してスペースを空ける

    フェルトセンス
    言葉にならない感覚を言語化してみる、そして気づきを得る

    体験 ⇒表現⇒理解

    自分の奥底にどんな感情が存在しているのか

    あるべきも取るべき行動も考えない
    今ここ の素の自分で居続けることに集中

    昔のことを
    今ここで再現して完了させる

    人に迷惑かけてはいけない 目立ってはいけない などの信念価値観は
    無意識だとタチが悪い
    これまで必要とされた価値観だったんだね
    それが問題なのではなく
    それに気づけていないことが問題

    エピソードを詳細に再現
    いつどこで誰が何を語ったか
    出来事⇒思考⇒感情

    自己一致
    ⇔自分で気づいていない 否定的な自己概念により
    無意識のうちに本来の自分を隠してしまっている
    否認 抑圧 歪曲 自己防衛

    自分が感じていることに気づけるか
    防衛的な反応を止めて 仮面を外し 素のままの自分
    これまで隠していた気持ち 見ないようにしていた気持ちを表に出して 自己一致できるか

    信念価値が意識化されれば
    それが緩み 柔軟に活用できるようになる

    人は自ら能力を発揮したい 自然に思う
    じゃがいもが太陽へ目を伸ばすように

    気づきとは←感情
    問題の原因や 解決策でなく
    本当はどうしたいのか どうして欲しかったのか
    自分の本心に目を向け それを一切否定せずに認める
    自分を大切にする

  • 一言感想:
    心理学に基づき「聴く力」の正体を科学した実践必須の考え方。監督する立場の人は必読!とはいえ、この犠牲を払うための動機が欲しいところ。

    感想:
    近年のビジネス本ではよく聴くことが強調されます。それは分かっていても上手くいかない理由の根底にある部分を丁寧に分かりやすく解説してくれます。しかもそれが理論のみでなく実践できるよう設計されまとめられているので、本当にその必要を感じている人にとって聖書となり得るのではないかと思います。漫画による実例紹介も素晴らしい構成でした。
    内容について納得できなかった点はひとつもありませんでしたが、本にも書かれている通りこれを実践するためにはレッスンや試行錯誤が必要です。カウンセラーならともかく、いち企業のいち上司が部下のため、会社のためにこのエネルギーをかけられるのかどうかが問題です。もちろんそれは別のお話ではありますが、努力を傾ける価値があると感じないと人は動かないと思います。

  • 僕は…
    心理的安全性、1on1、VUCAとか流行りの言葉…
    最初のマンガをベースに一冊の本に仕上げてるのはよくできてるし
    感情と信念価値観で一貫した主張
    スキルも39説明、これは無理矢理39にした感がある
    スキルは、具体的な説明になっている、有用なのかな…

  • 努力を仕組み化する様々なTIPSがある

  • 感じたポイント
    ①感情と信念価値観の共感が重要
     そのプロセスで相手に気づきを得てもらう
    ②共感と同感は別物であくまで共感する
     キラーワードは、あなたはそうなのですね。
    ③信念価値観は無自覚だと頑固
     意識的だと柔軟に対応できる
     信念価値観を自覚してもらうことも大切


    同じことが何度も出てくるので、まとめると半分くらいの量になる。
    文字数を増やしている感がある

  • すごい傾聴とはアティチュードではなく当事者感覚を養うこと。そのためのメカニズム、フレームワークが段取り良く構成されているため耳が痛い諫言もするする耳に入ってきます。良書です。

全37件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

小倉広事務所代表取締役 心理カウンセラー、エグゼクティブ・コーチ、組織人事コンサルタント。
大学卒業後、株式会社リクルート入社。組織人事コンサルティング室課長など企画畑を中心に11年半勤務。ソースネクスト株式会社(現東証一部上場)常務取締役、コンサルティング会社代表取締役を経て現職。 リクルート社在職中の昇進うつを機に心理学と心理療法を学び始める。日本アドラー心理学会正会員、日本ゲシュタルト療法学会会員。現在、研修講師として年間300回登壇し、一年先まで予約が取れないほどの人気を博している。 著書に、『任せるリーダーが実践している 1on1の技術』『任せる技術』(日本経済新聞出版)『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』(ダイヤモンド社)『もしアドラーが上司だったら』(プレジデント社)など多数。著書発行部数累計は100万部超。

「2021年 『コーチングよりも大切な カウンセリングの技術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小倉広の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×