ライバルはいるか? 科学的に導き出された「実力以上」を引き出すたった1つの方法

  • ダイヤモンド社 (2024年12月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784478121191

作品紹介・あらすじ

競争への恐怖感がなくなり、「一歩踏み出してみよう」という気になれる!

社会から、徹底的に「競争」が排除されてしまった。なぜなら人と比べられることは苦しいから。「ナンバーワンよりオンリーワン」の掛け声のもと、学校教育も「個性を大事にする教育」が主流となって久しい。

しかし、それは本当に良かったのだろうか? 
競争とともに、失われたものはないのだろうか?

そこで著者は、社会人1200人を調査してみた。すると、競争をネガティブに捉えることなく、競争によって成長や喜びを実感できている人たちがいた。
その鍵となる存在が、「ライバル」だ。ライバルという存在がいることで、私たちは気持ちが高まり、行動し、成長できる。

本書は、「ライバルを持つことのメリット」を伝えることで、読者が抱く競争への恐怖心を解き、成長や変化に対する前向きかつ内的なモチベーションを高めていく。
すでに何かしらの競争関係におかれている人は、その状況を肯定的に捉えられるようになる。現状に虚しさを感じている人は、自身の周りを見渡して「この人に勝ちたい」と思える存在を探すだろう。そうして、健全かつ自発的な成長へと自身を導いていくことができる。

感想・レビュー・書評

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  • 『感想』
    〇まずライバルはいないと思っている人がそんなにいるのかと驚いた。ライバルなんてさ、捉え方次第だけれど、仕事や学校が同じ人だけでなく、家族だって自分の近くにいない、有名人や過去の偉人、想像上の人物だって対象になると思う。

    〇しかし競い合えるライバルは一番効果的だと思う。家族や過去の偉人は目標であり、勝つことまでは求めない存在だと思う。現実にいるが自分と接点のない人も、負けていることに悔しさを感じるような関係ではない。

    〇その点近くにいる人は、お互いを認識できるし、相手に認識されていないようなら認識させてやろうという気持ちをもつこともできる。

    〇近くにいる分比較が容易ではっきりとした結果も突き付けられるが、だからこそ納得できる部分があるし、更なる奮起に繋げることもできる。

    〇ライバルというのは似た者同士がなるばかりではなく、自分にないものを相手が持っていると感じるときに生まれるものである。それは相手に対する敬意の表われでもある。それを感じられることが実は自分の成長なのではないだろうか。

  • 共感した。
    が、自分の場合はライバルを1人とおいてない気がする。
    この分野(界隈?)ではこの人、こーゆーときはあの人だったらどうする?同じように上手く立ち振る舞いたい、など、すごーく小さなことでもそれぞれにリスペクトする人がいる。
    負けたくないというよりは並びたいの方が強めだけど。
    もしかしたらライバルではないのかもしれないけど。
    45冊目読了。

  • ふむ

  • おそらく「いい子症候群」に対する処方箋としてのライバル論。
    ライバルがいる方が幸福だというのはまぁそうなんでしょうけど,それを客観的に立証しようとする研究。

    ライバルは両片想い

  • 選書番号:327

  • 図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」
    囲碁将棋部

    請求記号:361.4/Ka
    図書ID:10063201
    所蔵館 2号館図書館

  • 刺激し合えるライバルを持つことで、より人は能力を高めることができる。

    とかく平等、協調が大事と言われ、ライバルはマンガなどだけという感覚もある世の中。それに対して、本書は適切なライバルがいることで成長していけることを説く。
    著者の調査以外にも種々の文献から、ライバルがいることで幸福度が高まったり成長が実感できるというのは、個人的に納得感があった。負の面も取り上げられるが、それすらも乗り越えられないわけじゃないと、本書を読むと感じられるのではないか。

  • 図書館で借りてかいつまんで読んだ。

    ライバルが一度もいなかったり、過去いた人よりも今ライバルがいる人の方が能力を発揮しやすいし、幸福を感じやすい。

  • 競争の意義と影響
    - 競争の恐れと必然性: 競争は多くの人にとって恐ろしいものであるが、同時に自然に湧き上がる感情であり、他者との比較を通じて自己成長を促す。特に、職場における同期や先輩との競争は、自己の成績や成果を向上させるための重要な要素である。

    - 競争がもたらす経験: 競争はしばしば苦労を伴うが、挫折を経て得られる経験は人生を豊かにする。このような経験は、他者との競争を通じて得られるものであり、自身の能力や可能性を引き出すきっかけになる。

    ライバルの存在と幸福度
    - ライバルの影響: 調査によると、ライバルがいることで人々の幸福度が高まり、特にポジティブなイメージを持つライバルがいる場合、幸福度が顕著に向上する。例として、20代のライバルに対しポジティブな印象を持つ人々の幸福度が39%も高いことが示されている。

    現代社会における競争の減少
    - 競争の排除: 日本社会では、「みんな仲良く」といった価値観から競争が排除されつつある。これは、企業文化においても競争を促す仕組みがほとんど見られないことを示している。競争がないことは自然なこととされ、多くの人がその重要性に気づいていない。

    - 若者の免疫力の低下: 競争がない環境で育った若者たちは、挑戦する意欲が低下し、働きがいや成長を感じる機会が失われている。特に、競争を通じた学びや経験の欠如が、若者たちの成長に負の影響を及ぼしている。

    ライバルの持つポジティブな側面
    - 成長の促進: ライバルは、単なる敵対的な存在ではなく、自己の成長を促すための重要な存在である。ライバルとの関係は、協力や励まし合いを通じて、より高い目標に向かう動機を与える。

    - 新しい挑戦への意欲: ライバルがいることで、新しいことに挑戦しようとする意欲が高まる。これは、特に若者たちにとって重要な要素であり、成長のための刺激となる。

    競争意識のダークサイド
    - 敵対心の問題: 競争には敵対心が伴うことがあり、特に強い競争環境では他者を貶めようとする心理が働くことがある。このような敵意は、職場の人間関係に悪影響を及ぼすことがあるため、注意が必要である。

    まとめ
    本書では、ライバルとの関係が自己成長や幸福度に与える影響を多面的に分析している。競争は恐れや負の側面を伴う一方で、成長を促す重要な要素であり、特にポジティブなライバルの存在が幸福度を高めることが強調されている。また、現代社会において競争が失われつつあることの影響も指摘されている。

  • ライバルはいた方が成長が早いが、真のライバルは己
    目標として自己ベストを。
    その手段としてプロセスベストを目指す。

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著者プロフィール

金間 大介(カナマ ダイスケ)
金沢大学 融合研究域融合科学系 教授、東京大学 未来ビジョン研究 センター 客員教授
北海道札幌市生まれ。横浜国立大学大学院工学研究科物理情報工学専攻(博士)、バージニア工科大学大学院、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、文部科学省科学技術・学術政策研究所、北海道情報大学経営情報学部准教授、 東京農業大学国際食料情報学部准教授、金沢大学人間社会研究域経済学経営学系准教授、2021年より現職。博士号取得までは応用物理学研究室に所属し、表面物性の研究に従事。博士後期課程中にバージニア工科大学大学院へ渡米し、新規開講科目だったイノベーション・マネジメントの分野に魅了され、それ以来イノベーション論、技術経営論、マーケティング論、産学連携等の研究を進める。また「イノベーションのためのモチベーション」研究も遂行しており、教育や人材育成の業界との連携も多数。主な著書に『イノベーションの動機づけ:アントレプレナーシップとチャレンジ精神の源』(丸善出版)、『イノベーション&マーケティングの経済学』(共著、中央経済社)など。

「2022年 『先生、どうか皆の前でほめないで下さい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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