業者じゃないからここまで書けた! 不動産投資をぶっちゃけます!!
- ダイヤモンド社 (2025年3月27日発売)
本棚登録 : 68人
感想 : 4件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784478121900
作品紹介・あらすじ
「不動産」というと、どうしても敷居が高いものだと思いがちだが、著者はできるだけ若いうちに購入した方が有利だと力説する。
なぜなら若ければ「時間」という強力な武器を持っているからだ。
不動産はすぐに結果が出る株式投資などと違って、「時間」のゲームなのだ。
また、これまでに出版されている不動産投資本は、小難しいノウハウが詳しく書かれている場合が多い。
しかし不動産業に従事している著者の場合は、実は最も肝心なことが書けない。
「どこを買ったらよくて、どこは買わないほうがいいのか」。
なぜなら不人気の物件を売らないことには彼らの商売は成り立たないからだ。
それに対し、ただの「マニア」である著者は思い切ったことが書ける。
本書ではイラストなどを多用し、「わかりやすさ」を追求する。
「再開発マップ」や「路線解説」などで、具体的にどこの土地が狙い目なのかも解説していく。
わかりやすくて面白く、かゆいところに手が届く一冊を目指す。
タワマンが空前の高値となっている昨今だが、このブームはまだ続くと著者は読む。
資金に余裕のある人はタワマン購入を目指すべきだが、一般人にはそうもいかない。
であればどこのどんな物件を探せばよいのか?
初心者にもわかるように懇切丁寧に解説する。
感想・レビュー・書評
-
2025/8/10
-目的-
不動産投資に興味があるから大まかに内容を知りたい
不動産の選び方をしりたい
三田ガーデンヒルズが2023年に売り出されていた時と比べて、2025年3月売り出しにも関わらずもう倍ほどの値段になってたり、自分の住んでるマンションと前住んでたマンションもここ数年で数千万単位で値上がりしていたり、東京の不動産が最近中国人に人気なのをを感じていたから不動産投資に可能性を感じた。
-勉強になったこと-
①不動産を選ぶときに見るべきポイントは沢山あるが、立地、ハザードマップ、再開発状況は特に大事。
②今の都内物件のハイスピードの値上がりはバブルではない、そしてまだまだ上がる。海外の主要都市と比べれば東京の物件はまだまだ安い。
③悪徳業者は結構多い、地雷物件も結構多い。そして地雷ポイントを業者は説明したがらないから、自分で詳しくなるのはめっちゃ大事。
④p126「住宅ローン」で物件を購入後に賃貸として貸し出すことは犯罪。(正式な理由があれば別)
⑤不動産投資は節税にならない!「節税」を謳い文句に勧めてくるやつ詐欺!!!ゴミ物件勧められてる紹介料ビジネス。医者とか結構この詐欺に引っかかるらしい。
⑥新築を買うのは危険(人気タワマンは別)。新築は割高で売り出されてる。買った瞬間から価値はあほ下がる。
⑦一概に駅に近いものがいいわけではない。主要駅からの距離とかも大事。ほかにも色々細かい内容沢山あったが今の自分にはまだピンとこない。
-感想-
著者は「賃貸より購入」を勧めているが、資金力がだいぶ不動産投資の勝敗を決めると感じた。今までの自分もなんとなく「賃貸より購入」派だったが、本書を読んで逆に揺らいだ。
不動産投資で大事なのは立地や再開発状況であるという内容。だから都内の物件は上がり続ける。だけど、大体の人はローンを組んでもせいぜい数千万円程度の物件しか買えない。立地が良くて人気がある都内の物件は最低数億するから、手軽には買えない。自分が見てきためっちゃ値上がりした物件はいい立地の人気物件ばっかり。だから可能性も感じていたが、本書を読んで感じたのは、一般的に買える範囲の数千万の物件はあんま値上がりしない。実際本書のイントロで「5000万の利益」を目指すと書いてあって惹かれたが、読んでみたら35年後にプラス5000万という内容。若い頃に頑張ってローン組んで35年後に5000万の利益にしかならないの少なくて逆に利回り悪いと感じた。
仮に5000万の物件なら35年で1億だから利回りは2%くらい、だけど物件所有してるだけで税金や労力は結構かかりそう。だったら株の方が全然良さそう。
ただ逆に、資金力があれば、都内人気タワマンとかニセコとかはありえんスピードで値上がりしてるからアリだと思う。
まだなにも不動産投資については知らない自分ならではの感想だと思うから、数年後に読み直したらまた全く違う考え方になるかも?
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと自分のスタイルとは合わず
-
円安→海外資金流入→不動産価格上昇、の関係なのか?
