ネクスト・ソサエティ ― 歴史が見たことのない未来がはじまる

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478190456

感想・レビュー・書評

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  • 一部部分は古いのでそこのところ注意。
    すでに新聞等は電子化がなされているので…!!

    だけれどもよく読むとすでに実現化されているものも
    あるのよね。

    あとある形態がなぜ衰退したのかも
    しっかりと解説がされていました。
    確かに時代が変わればニーズも変わる。
    若い人たちはそこ行かないんだって…
    いくら金があってもさ…

    あとは日本のやったことに関して。
    これ今もやってるよ。
    先延ばし、な?

  • 4回目の通読。1回目は2002年。2回目は2012年。3回目は2015年。自称“ドラッカー教徒”だが、正直初めて読んだときはフワッとして理解できなかった。それが回数が増すごとに理解できるようになり、今回は尽く腹落ちした。ドラッカーの慧眼、ネクスト・ソサエティが現実となっている。日本国民として、大学で働く労働者として、山形で生きる者としての指針がここにある。

  • これまでは経済が社会を動かす原動力でしたが、これからは社会の変化が経済を大きく変えると説きます。
    「若年人口の減少」「労働力人口の多様化」「製造業の地位の変化」の三つの変化がもたらす変化は?
    社会のイノベーションを必要としている日本にとって、本書のメッセージの意義は大きいと言えます。

    アメリカ、イギリス、フランスでも、学校がおそるべき競争の場になっている。このような種類の競争が三〇年、四〇年という短い年月の間に発生し、かつ激化したということは、失敗に対する恐怖心が、すでに知識社会の隅々に浸透してしまったことを示している。
    しかもそのような競争のあとでは、ますます多くの成功した知識労働者、すなわち企業の管理職、大学の教員、美術館の幹部、医者たちも、四〇代、五○代にして燃えつきることになる。すでに来られるところまで来てしまったことを自覚する。
    そのとき、できることが仕事だけであるならば問題が生ずる。したがって知識労働者たる者は、若いうちに非競争的な生活とコミュニティをつくりあげておかなければならない。コミュニティでのボ ランティア活動、地元のオーケストラへの参加、小さな町での公職など仕事以外の関心事を育てておく必要がある。やがてそれらの関心事が、万が一にも仕事に燃えつきたとき、貢献と自己実現の場を与えてくれることになる。 ー 29ページ

  • 今の時代でも頷ける未来読みは流石と思う一方でちょっと退屈な内容の部分が多かった。自分のリテラシーが低いだけかもしれないが、、、。

  • 13年前に発売された、これからの未来予測が書かれた本。当時の自分が読んでいたとしてら「そんなのアメリカでの話でしょ」と思ってしまった気がしますが、ホント、ドラッカーさんはすごいです^^;。

    基本的に何か答えが書いてある本では無いですし、今は既にもうそうなってきている点も多々ありますが、これまでに無かった視点にさせてくれるとても素晴らしい本だと思います☆発売当時に読んでいたら星4つでしたが、やはりもう古い本ですし今回は星3つ。

  • 経済の変化ではなく、社会の変化に意味を置いている。
    従来の社会とは異なり、グローバル化とIT革命による社会についての動向が述べている。

    ○IT革命について

    産業革命の時に、鉄道の発明後に近代郵便、新聞、投資銀行など
    様々な制度が生まれ、今回のIT革命時においても同様な現象が起きると述べられていた。eコマースが生まれてから今日に至るまで
    を考えるとAmazon、楽天のようなネットショッピングは当たり前に使われていて、PASMOや仮想通貨なども出てきている。クラウドファンディングも出てきているので、著者の言う通り、起爆に続く爆発のように新たな制度、サービスが生まれている。

    ただし、産業革命のようにブームは続かないのでIT革命も同じ道を進むだろうとも述べられているので、今後はどのような革命に
    なるのかが分からないが社会の変化に気づいていきたい。

    ○NPO法人について

    最後のテーマにNPO法人は社会にとって重要な立ち位置になっていくと述べている。日本でも1998年にNPO法が設立され、当初は設立数が23に対して、2020年は51031まで
    増えている。政府と違って小回りで活動が出来、災害が多い日本では特に重要なポジションになるのではないかと感じることが
    できた。


  • 古い本だが古臭さは感じない
    日本に対する考察もわりと入っていて面白かった

  • 今2020年。20世紀末に20年後の今を言い当てててすごい。さすがドラッカー。少子高齢化、非正規雇用の増加(高齢者も非正規化)、製造業の衰退とエンジニアなど知識労働者の増加、大人への教育産業の拡大、経済より社会が優先される時代。ただ、翻訳が下手なのか、難解すぎるのか、何言ってるか分からない章がありかなり飛ばした。私のように休日に寝ころびながら読むには星2つ、教科書としてじっくり勉強するつもりなら良書。

  • かなり昔の本だが、概ね方向性として正解を出しており、今後の経済の方向性を占うのに参考になった。
    特に移民について考えさせられた

  • さすがに内容が古く感じる。たださすがドラッカー。今の時代を言い当てている。

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