プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))

制作 : Peter F. Drucker  上田 惇生 
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478300596

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  • 読書メモ
    はじめに
    viii 知識労働者の帰属先は、雇用主たる組織ではなく、自らの専門領域にならざるをえなくなる。
    ix いまや唯一の意味ある競争力要因は、知識労働の生産性である。

    Part1 1章 ポスト資本主義社会への転換
    p6 産業革命がもたらしたもの
     一 知識の道具・工程・製品への適用→産業革命 1780-1880、機械・資本
     二 知識の仕事への適用 → 生産性革命 1880-1945 テイラー
     三 知識を知識そのものへの適用 → マネジメント革命

    知識
    p9 賢人ソクラテスは、知識の役割は、自己認識、すなわち自らの知的、道徳的、精神的成長にあるとした。
    p9 哲人プロタゴラスは、知識の役割は、何をいかに言うかを知ることにあるとした。知識とは論理、文法、修辞、すなわち今日のいわゆる一般教養を意味した。
    p10 儒教では、知識とは何をいかに言うかを知ることであり、人生の道だった。
    p10 道教と禅宗では、知識とは自己認識であり、知恵に至る道だった。

    p10 クラフト(技能)・ミステリー(秘伝)
     テクノロジーとは、テクネ(秘伝の技能)+ロジー(体系)の合成で、1700年以降の50年間に生まれた。ディドロやダランベールの「百科全書」などによる。
    p16 テイラー:生産性向上の果実を享受すべき者は、資本家ではなく労働者である。資本家と労働者が、生産性の向上に共通の利益を見出し、知識を仕事に適用することによって、調和ある社会を作る。
     この考えにもっとも近かったものは、第二次大戦後の日本の経営者と労働組合だけである。
    p22 肉体労働者割合の推移@先進国
     テイラーの時代 90%
     1950年 50%
     1990年 20%
     2010年 10%<

    Part4-5章 人の強みを生かす
    p192 組織の利点
     組織とは、強みを成果に結びつけつつ、弱みを中和し無害化するための道具である。

    Part4-6章 イノベーションの原理と方法
    p198 なすべきこと
     第一 機会分析
     第二 知覚的な認識
     第三 焦点を絞り単純なものにする
     第四 小さくスタートする
    p201 なすべきでないこと
     第一 凝りすぎ
     第二 多角化
     第三 未来のために行うこと。現在のために行うべき。
    p202 成功する条件
     第一 集中
     第二 強みを基盤とする
     第三 経済や社会の変革を目指す

    付章 eコマースが意味するものーIT革命の先に何があるか
    p248 IT革命から、いかなる新産業が生まれ、いかなる社会制度、社会機関が生まれるかはまだ分からない。しかし、絶対とまではいかなくとも、かなりの確率をもって今予測できることがある。それは今後20年間に、相当数の新産業が生まれるであろうことである。しかもそれらの多くは、IT、コンピュータ、インターネット関連ではないであろうことである。
    p249 テクノロジーの出現
    鉄道のあと出現した当時の新産業は、蒸気機関や産業革命が技術的に可能にしたのではない、産業革命がもたらした意識の変化と生産技能が可能にした。意識の変化とは、新製品や新サービスを熱烈に歓迎するという時代の気風の醸成だった。産業革命が、新産業の成立を可能にした社会的な価値観を生み出した。技能技術者として、テクノロジストを生み出していた。
    イギリスで産業が没落したのは、テクノロジストを社会的に受け入れなかった、テクノロジストを職工の座に留め置いたからである。

    p251 知識労働者は金銭で動かない
    今日IT革命と呼んでいるものは、実際には知識革命である。機械でもないしエレクトロニクスでもない。
    ソフトとは、長い経験に基づく仕事の再編である。鍵は認識科学である。

    <hr>
    目次
    Part1 いま世界に何が起こっているか
    1章 ポスト資本主義社会への転換 (1993-ポスト資本主義社会)
    2章 新しい社会の主役は誰か (1995-未来への決断)

    Part2 働くことの意味が変わった
    1章 生産性をいかにして高めるか (1992-未来企業)
    2章 なぜ成果があがらないのか (1966-経営者の条件)○
    3章 貢献を重視する (1966-経営者の条件)

    Part3 自らをマネジメントする
    1章 私の人生を変えた七つの経験 (1997-ドラッカー・中内往復書簡)
    2章 自らの強みを知る (1999-明日を支配するもの)
    3章 時間を管理する (1966-経営者の条件)
    4章 もっとも重要なことに集中せよ (1966-経営者の条件)

    Part4 意思決定のための基礎知識
    1章 意思決定の秘訣 (1966-経営者の条件)
    2章 優れたコミュニケーションとは何か (1973-マネジメント)
    3章 情報と組織 (1986-マネジメント・フロンティア)○
    4章 仕事としてのリーダーシップ (1992-未来企業)
    5章 人の強みを生かす (1966-経営者の条件)
    6章 イノベーションの原理と方法 (1985-イノベーションと起業家精神)○

    Part5 自己実現への挑戦
    1章 人生をマネジメントする (1999-明日を支配するもの)
    2章 "教育ある人間"が社会をつくる (1993-ポスト資本主義社会)
    3章 何によって憶えられたいか (1990-非営利組織の経営)○
    付章 eコマースが意味するものーIT革命の先に何があるか (1999-アトランティック・マンスリー誌)

    2010年1月再読

  • ●強みを知り、それを活かすことが、成果を上げる唯一の方法である。そのためには強みのみに集中し、やらなくてもいいことは捨てなければならない。
    ●非常に示唆に富んだ内容であり、色褪せない良書だと感じる。

  • Part1 今世界に何が起こっているか
    1章 ポスト資本主義への転換
    2章 新しい社会の主役は誰か
    Part2 働くことの意味が変わった
    1章 生産性をいかにして高めるか
    2章 なぜ成果が上がらないか
    3章 貢献を重視する
    Part3 自らをマネジメントする
    1章 私の人生を変えた7つの経験
    2章 自らの強みを知る
    3章 時間を管理する
    4章 もっとも重要なことに集中せよ
    Part4 意思決定のための基礎知識
    1章 意思決定の秘訣
    2章 優れたコミュニケーションとは何か
    3章 情報と組織
    4章 仕事としてのリーダーシップ
    5章 人の強みを生かす
    6章 イノベーションの原理と方法
    Part5 自己実現への挑戦
    1章 人生をマネジメントする
    2章 ”教育ある人間”が社会をつくる
    3章 何によって憶えられたいか
    4章 eコマースが意味するもの

    といった目次の本。
    Part1では、ポスト資本主義である知識資本主義社会の到来とその主役である知識労働者とはどのような人たちなのかというとこについて、言及。その後は、その知識労働者の自己啓発のヒントが満載。おそらく、ドラッカーの人生そののもなのだろう。すばらしい内容でした。

    ちなみに、本書は再読ですが、なぜか1回目の記録が無い。

  • ビジネス
    自己啓発

  • プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))

  • ある本の引用から気になり、購入した一冊。この分野に特化しているわけでもないし、十二分に理解できたとは思えないけど腑に落ちるような感覚は何度か感じられたと思う。知識労働者を希望する身としては学ぶところがたくさんあった。
    また、1章でこれまでとこれからの社会の在り方について深く議論されていたのも、本書が読みやすく納得しやすい一因かなと思った。いずれにしても内容が厚すぎて若造が一度読んですべてを落とし込むことできないので、もっと身にしみこませるように繰り返し読んでいきたい。

    すみません、以下備忘録。
    組織の目的
    知識労働者の目的意識
    時間の使い方・まとめ方
    仕事と貢献
    決定の有無と行動への移行
    「馬鹿なことをいうな。彼は仕事ができる」
    上司を活かす
    成果を上げるかどうかはいくつかの習慣的な姿勢と、いくつかの基礎的な方法を身に付けているかどうかの問題

  • Kindleにて購入

  • 「何によって憶えられたいか」を自らに問い続ける。
    ドラッカーを読もうと思っている人は、まずこの本を読むことをお勧めします。

  • 書評:
    <a href=\"http://rashita.net/blog/?p=4174\">書評 プロフェッショナルの条件(P・F・ドラッカー)</a>(R-style)

  • メモ
    ・意思決定は仮説から行う
    まず意見を持ち、それが現実に即しているか確認する。事実から探そうとすると、すでに決めている結論を探そうとすることになるから。
    ・意見の不一致を求める
    ①組織の囚人になることを防ぐから
    ②何かあった時の選択肢になるから
    ③想像力をあげるから

    コミュニケーションは受け手が理解して成り立つ。そのための言葉や求められている内容を考える必要がある。

    強みを生かす
    自分とうまくやっていけるかではなく、どのような貢献ができるか

    上司の強みをいかす
    何がよくできるか、なにをよくやったか、上司の強みをいかすためにはなにを知らなければならないか、成果を上げるためにはなにを私から得なければならないか
    問題の提示は、何をではなくどうやってについて話さなければならない。上司の強みがあるものから話す。

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