プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))

制作 : Peter F. Drucker  上田 惇生 
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478300596

感想・レビュー・書評

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  • ドラッカーの著作や論文の全体像をテーマごとにつかめるようにと刊行された「はじめて読むドラッカー」シリーズ(全4作)の中の1冊。本作は「自己実現編」ということで、いかにして自分を成長させ社会や組織に貢献するかがテーマとなっている。知識労働者の働き方、組織との関係、知識社会のあり方など、哲人ドラッカーのエッセンスを堪能できる。

    本書がどのような本なのかは、編訳者の上田惇生氏が完璧にまとめているのでそちらを引用する。

    ”本書は、一人ひとりの人間に焦点を合わせている。とはいえ、稼ぎ方の本ではないし、単なるキャリア・アップのためのものでもない、それは「何をしたらよいか」を越え、「自分を使って何をどのように貢献したらよいか」に答えを出そうとするものである。実に本書は、「何をもって記憶されたいか」を自問せざるをえなくする。”

  • 「知識労働者」というものが生まれた前後を比較し、相対的にこれを何なのか考える。
    僕が生まれたときには既に知識労働が当たり前になっていたので、その意味を歴史的に位置づける考察には新鮮さを感じました。

    生産性をいかに高めるには、自分の生産性が依存している上司のパフォーマンスを上げる支援する必要があるなど、書いてあることはかなり的確で、参考になります。

  • 成果を上げ続け、成長と自己変革を続けるには、自らの啓発と配属に自らが責任をもつということが必要である。

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    Part1 いま世界に何が起こっているか

     第1章 ポスト資本主義社会への転換
      ★知識が経済の中心となった。産業革命(18世紀中頃~19世紀中頃)、生産性革命(1880年~1950年)、「マネジメント革命(1945年から1990年)へと変化。今まで知識は直接的に物作りに繋がっていた(さらに以前は単純な肉体労働)が、既存の知識をどのように適用すれば目指す成果を生みだせるかということを知るための知識へと発達した。

     第2章 新しい社会の主役は誰か
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    Part2 働くことの意味が変わった

     第1章 生産性をいかにして高めるか
     第2章 なぜ成果があがらないのか
     第3章 ★貢献を重視する  
      ★対象となるのは、3つの領域である。①直接の成果(企業の利益、病院の患者の治癒率)、②価値への取り組み(何に価値を置くのか)、③組織の継続性(人の育成)
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    Part3 自らをマネジメントする

     第1章 私の人生を変えた七つの経験
      ★成長と自己変革を続けるためには、以下の6つのポイントがある。
      1:目標とビジョンをもつ。
      2:仕事に真摯さを重視し、完全を求める。
      3:生活に継続学習を組み込む。
      4:自らの仕事ぶりの評価を、仕事そのものの中に組み込む。
      5:行動や意思決定についての期待を記録し、検証することで、自らの強みを知る。
      6:新しい仕事が要求するものについて徹底的に考える。

     第2章 自らの強みを知る
      ★生き生きと働くためには、自らの「強み」「仕事の仕方、学び方」「価値観」を知り、その上で仕事を選ぶ
      
     第3章 時間を管理する
      ★時間は有限かつ重要な資源、かつ代替不能。細切れの時間では仕事にならない。まとまった時間を作ること。時間を記録し、管理し、仕事を整理する。
     第4章 もっとも重要なことに集中せよ
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    Part4  意思決定のための基礎知識

     第1章 意思決定の秘訣
      ★正しい意思決定を行うには、以下の5つのステップを踏む必要がある。
      1:問題を、「基本的/例外的」×「何度も起こる/個別に対処すべき」の2×2=4種の内、どこに該当するものか見定める。
      2:「この問題を解決するために最低限必要なことは何か」を考え抜き、明確にする。
      3:(満たすべき必要条件を満足させる上で)何が正しいかを考える。
      4:決定を行動に移す。
      5:現場からの直接的な情報を中心とした、フィードバックの仕組みをつくる。
      ★意思決定は迅速に行うべきだが、正しさへの確信なしに急いではならない。

     第2章 優れたコミュニケーションとは何か
     第3章 情報と組織
     第4章 仕事としてのリーダーシップ
      ★リーダーシップを仕事としてみること。※妥協を受け入れる前に何が正しく、望ましいかを考え抜き、組織に見える形で明確に定義し、確立すること。
      ★リーダーシップを地位や特権でなく、責任とみること。
      ★信頼を得ること。

     第5章 人の強みを生かす
     第6章 イノベーションの原理と方法
      ★イノベーションに必要な「なすべきこと」5つ
      1:以下の7つの機会を分析する。
       (1)予期せぬこと、(2)ギャップ、(3)ニーズ、
       (4)構造の変化、(5)人口の変化、(6)認識の変化、
       (7)新知識の獲得
      2:数字を見る理論的な分析と同時に、人を見る知覚的認識を行う。
      3:焦点を絞り、単純なものにする。ひとつのことに集中する。
      4:大がかりでなく、小さくスタートしなければならない。
        具体的なことだけに絞らなければならない。
      5:最初からトップの座をねらわなければならない。

      ★イノベーションに必要な「なすべきでないこと」3つ
      1:普通の人でも使えるように、凝りすぎてはならない。
      2:多角化してはならない。散漫になってはならない。
        一度に多くのことを行おうとしてはならない。
      3:未来のためでなく、現在のために行わなければならない。

      ★成功するイノベーションの条件3つ
      1:イノベーションは集中でなければならない。
      2:イノベーションは強みを基盤としなければならない。
     3:イノベーションはつまるところ、経済や社会の変革を目指さなければならない。
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    Part5 自己実現への挑戦

     第1章 人生をマネジメントする
     第2章“教育ある人間”が社会をつくる
      ★知識と組織。現代において仕事をする上では、いずれを軸にするにしても、両方をよく理解する必要がある。
     第3章 ★何によって憶えられたいか 自らの価値観を固めるための問いかけ。

  • 以前から興味があって、やっと読めた一冊。
    とにかく歯切れが良く、主義主張が判りやすい。
    「XXをしてはいけない」とか「XXしなければいけない」など、指針として頼りになるから読まれるのだろうけど、傾倒しすぎると逆に思考停止に陥ってしまいそう。

  • ■書名

    書名:プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか
       (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
    著者:P・F. ドラッカー

    ■概要

    有名なドラッカーさんの書いた自己啓発本。

    ■感想

    "もしドラ"は読んでいませんが、流行に少し遅れて乗ってみました。
    再読です。

    "もしドラ"を読むぐらいなら、そのまま元の本を読むほうが圧倒的に
    役に立つと思うのですが、まあ、人それぞれなので。
    (そもそも、"もしドラ"って、本の中で"どのドラッカーの本"を読ん
    でいる設定なんだろうか??どうも、この本ではないようですね。)

    誰かの本の解説本って、結局、余計なフィルター(解説者)を通して
    いるから、本来の著者の意図は、既にそこにないんですよね・・・
    だから、あまり好きではないのです。(好きではないけど、そういう
    本読んだりもします。)

    少し難しい言葉で書かれている部分のありますが、書いてあること
    は、今となっては新しい事ではありません。(出来る、出来ないは別
    ですよ。)

    内容としては、自分で成果を出すために必要なことが記されています。

    ここに書いてあることが全て出来れば、確かに、成果が出せるよう
    な気もしますが、人を動かすコツは記載されていませんので、人間
    関係という意味では、デール カーネギーさんの"人を動かす"も読ん
    だほうがいいかもしれません。

    どちらが先に出版されたのかは知りませんが、この2冊は、事例が
    結構紹介してありますので、分かりやすいです。

    ■気になった点

    ・知識労働者の生産性を向上を図る場合まず問うべきは、"何が目的
     か。何が必要か。何を実現しようとしているのか"、"なぜそれを行
     うのか"である。

    ・知識労働者の生産性を高めるためには、その仕事が、成果に関して
     いずれの範疇(仕事の成果は純粋に質のみ、質と量の両方、量のみ)
     に属するかを知っておく必要がある。

    ・知識労働者は、自らが教える時にもっともよく学ぶ。

    ・学ぶ組織は、同時に教える組織にもならなければいけない。

    ・知識労働者は、自らをマネジメントしなければならない。

    ・知識労働者が生み出すものは、知識、アイデア、情報である。それら
     知識労働者の生産物は、それだけでは、役に立たない。いかに膨大な
     知識があっても、それだけでは意味がない。したがって知識労働者
     には、自らの成果を他人に供給する必要がある。

    ・自らが責任を負うものについては、他の誰より適切に意思決定を
     しなければいけない。

    ・今日、あらゆる階層において、意思決定を行うものは企業の社長と
     同じ仕事をしている。権限の範囲は限られているかもしれないが、
     彼らは、エグセクティブである。エグゼクティブである限り、
     成果を上げなければならない。

    ・組織の中に成果は存在しない。全ての成果は外の世界にある。

    ・組織は永続が目的ではない。外の環境に対する貢献が目的である。

    ・われわれに必要なのは、専門分野の1つに優れた人を、いかに活用
     するかを知ることである。

    ・成果をあげる人の共通点は、なすべきことを成し遂げる能力をもって
     いたことだけだった。(その他は千差万別であった。)

    ・成果をあげることは1つの習慣である。習慣的な能力の集積である。
     そして、習慣的な能力は、常に習得に努めることが必要である。

    ・組織の成果に影響を与える貢献は何か?

    ・貢献に焦点を合わせる。権限に焦点を合わせてはならない。

    ・あらゆる組織が3つの領域における成果を必要とする。すなわち、
     直接の成果、価値への取り組み、人材の育成

    ・いつも失敗してきた。だからもう1度挑戦する必要があった。

    ・新しい仕事で成果をあげるには、何をしなければならないか。

    ・新しい任務についても、前の任務で成功したこと、昇進をもたらして
     くれたことをやり続ける。そのあげく、役に立たない仕事しか出来なく
     なる。

    ・"自らの強みは何か""それらの強みをいかにして強化するか""自分には
     何が出来ないか"を知ることが、継続学習の要である。

    ・強みをしる方法は1つしかない。フィードバック分析である。
     何かをすいることに決めたならば、何を期待するかをただちに
     書き留めておく。9ヶ月後、1年後にその期待と実際の結果を
     照合する。

    ・フィードバック分析から行うべきこと

     1.明らかになった強みに集中する。
     2.強みをさらに伸ばす
     3.知的な傲慢を正す
     4.自らの悪癖を正す
     5.人への接し方を改める
     6.成果の上がらないことを行わない
     7.努力しても並にしかならない分野に時間を使わない

    ・強みと同じように、仕事の仕方も個性である。

    ・仕事の仕方として、人と組んだほうが良いか、一人の方が良いかも
     知らなければならない。

    ・自らの得意とする仕事の仕方を向上させていくべきである。

    ・優先させるべきは、価値観である。

    ・時間を管理するには、まず自らの時間をどのように使っているかを
     知らなければならない。

    ・"あなたの仕事に貢献せず、ただ、時間を浪費させるようなことを私は
     何かしているか"と定期的にきけばいい。

    ・よい工場は見た目には退屈だった。混乱は予想され、、対処の方法は
     ルーチン化されている。そのため、劇的なことは何も起こらない。

    ・成果をあげる人は、もっとも重要なことからはじめ、しかも、一度に
     一つのことしかしない。

    ・成果をあげるためには、細切れの時間ではなく、まとまった時間
     が必要である。

    ・成果をあげるためには、実際に必要な時間より、余裕を見なければ
     ならない。

    ・決定が満たすべき必要条件を明確にしなければならない。"その決定
     の目的は何か""達成すべき最低限の目標は何か""満足させるべき必要
     条件は何か"を明らかにしなければいけない。

    ・必要条件は、"この問題を解決するために最低限必要なことは何か"
     を考え抜くことによって明らかになる。

    ・何が正しいかを教えてくれなければ、正しい妥協も出来なくなる。

    ・決定は行動に変えなければ、それは決定ではない。それは、意図が 
     あるのみである。

    ・仮説は検証するべきものである。

    ・決定においてもっとも重要なことは、意見の不一致が存在しない時
     には、決定を行うべきではない。

    ・"意思決定は本当に必要か?"を自問しなければならない。

    ・臆病者は勇者が1度死ぬ所を、1000回死ぬ。

    ・たしかに音波は発生する。だが、誰かが音を耳にしない限り、音は
     しない。音が知覚されることにより音となる。この答えは、コミュ
     ニケーションを成立させるものは、受けてであることを教える。

    ・同じ事実を違ったように見ていることを互いに知ること自体が、
     価値のあるコミュニケーションである。

    ・効果的なリーダーシップの基礎とは、組織の氏名を考え抜き、それを
     目に見える形で明確に定義し、確立することである。

    ・リーダシップたることの第2の条件は、リーダーシップを責任と見る
     ことである。

    ・優れたリーダーは強力な部下を求める。

    ・リーダーの第3の条件は、信頼が得られることである。
     信頼が得られない限り、つき従うものはいない。

    ・強みこそが機会である。

    ・出来ることではなく、出来ないことに気をとられ、弱みを避けようと
     するのわ弱い人間である。

    ・人に成果をあげさせるためには、"何を非常によく出来るか"を考えな
     ければいけない。

    ・組織とは強みを成果に結びつけ、弱みを中和し無害化するための道具
     である。

    ・成果をあげるには、上司の強みを生かすことである。

    ・自らの成長に責任を持つものは、その人自身であって上司ではない。
     自らを成果をあげる存在に出来るのは、自らだけである。

    ・出世はたいした問題ではない。重要なのは公正であることであり、
     公平であることである。

    ・"燃え尽きた"とは、大抵の場合、"飽きた"だけである。

    ・何によって憶えられたいか?

    ・成果をあげる道は、真似をすることではない。
     自らの強みであげるものである。
     強みは、自らの成果で分かる。

  • 私は本を読む時、重要だと思ったところにはポストイットを貼るのですが、読み終えた後本書はポストイットだらけになってしましました。そのくらい本書には自分を高める上でのエッセンスがたくさん詰まっています。確かにドラッガーの著書は抽象的で難しいのですが、得られるものは非常に多いので、時間をかけてでも読む価値があると思います。オススメ。

  • 初ドラッガー.読書中に色々な事を考えさせてくれる.無駄な時間を過ごしてしまっている自分を反省.keyword:教えること・移ること・現場にでること

  • 1,プロフェッショナルの条件

    ■学んだこと
    Part1 
    ▼知識労働者の増加
    現代では、雇用主である組織よりも、個人が長生きする時代である。知識労働者がこれからのビジネスの競争を左右する。
    ▼専門知識は他の専門知識と統合して、初めて生産的な存在となる。
    ①マネジメントをする者とは、知識の適用と知識の働きに責任を持つ者。
    Part2
    ▼生産性をいかに高めるか
    ①知識労働の生産性の向上を図る場合にまず問うべきは「何が目的か」である。
    ②生産性を向上させるために、作業を分解し、分析し、組み立てなおすことが重要。
    ③継続学習が不可欠である。さらに、知識は自らが教えるときに最もよく学ぶ。
    ▼なぜ成果が上がらないのか
    ①知識や想像力はあくまでも基礎的な素質であり、成果を上げるための能力とは切り離して考えなくてはならない。
    ②知識労働者は自らをマネジメントしなければならない。(⇒全ての者がエグゼクティブ。)つまり、自らの成果を他の人間に供給するということであり、自らが責任を負うものについては、他の誰よりも適切に意思決定しなければならない。
    ③成果を上げることは一つの習慣である。
    ▼貢献を重視する
    ①貢献に焦点を合わせることこそ、成果を上げる鍵。「どのような貢献ができるか」を自問することは、自らの仕事の可能性を追及することである。
    ②自らの生産物を利用する者に対し、理解されるように努力する責任がある。よって、自らの知識の有用性に強い関心を持たなければならない。
    ③知識労働者は自らに課される要求に応じて成長する。
    Part3
    ▼人生を変えた経験
    ①作曲家ヴェルディの言葉「いつも失敗してきました。だから、もう一度挑戦する必要があった。」
    ②一つの事に集中する。⇒テーマを決めて、勉強することによって、その分野を理解することもでき、新しい体系やアプローチを受け入れることができるようになった。
    ③新しい仕事を始めるたびに、「それを達成するために何をしなければならないか」を自問する。
    ④「自分には何ができないか」を知ることこそ、継続学習の要である。
    ⑤何によって人に知られたいかを自問する。その問いに対する答えは、歳をとるにつれ変わっていかなければならない。また、本当に人に知られるに値することは、人を素晴らしい人に変える事である。
    ※成果を上げるために実行できる事
    1.ビジョンを持つ。
    2.神々が見ている=仕事において真摯さを重視する。
    3.日常生活において継続学習を組み込んでいる事。
    4.自らの仕事ぶりを、仕事そのものの中に組み込む。
    5.行動や意思決定がもたらすべきものについての期待を、予め記録し、後日、実際の結果と比較する。改善点や変更する点を理解する。
    6.新しい仕事が要求するものについて徹底的に考えるべき。
    ▼自らの強みを知る
    ①最高のキャリアは、自らの強み、仕事の仕方、価値観を知り、機会をつかめる用意をした者だけが手に入れることができる。
    ▼時間を管理する
    ①時間を記録し、管理し、まとめるという3つの段階が、成果を上げるための時間管理の基本。
    ②時間は大きなまとまりでないと意味をなさない。
    ③浪費な時間を見つけるために「今行っている作業をまったくしなかったならば、何が起きるか」を考える。
    ④自らがコントロールし、取り除くことができる時間浪費の原因を排除しなければならない。⇒「仕事に、貢献せず、ただ時間を浪費させるようなことを私はしているか。」
    ⑤成果を上げる人は、緊急かつ重要な仕事と共に、気の進まない仕事についても締め切りを設けたリストを作っている。
    ▼もっとも重要なことに集中せよ
    ①真に生産的な日を手に入れるためには、厳しい自己管理と、ノーと言える不動の決意が必要である。
    ②優先順位決定の法則⇒全てには勇気が必要である。
    1. 過去ではなく未来を選ぶ。
    2. 問題ではなく機会に焦点を当てる。
    3. 自らの方向性を持つ。
    4. 無難で容易なものでなく、変革をもたらすもの。
    ③集中とは、「真に意味あることは何か」「最も重要なことは何か」という観点から、時間と仕事について、自らの意思決定をする勇気である。
    Part4
    ▼意思決定の秘訣
    ①意思決定の成果を上げるための問題を理解する。
    ②決定が満たすべき必要条件(この問題を解決するために最低限必要な事)を明確にしなければならない。
    ③何が正しいかを考える。正しい妥協と間違った妥協を見極める。
    (ex.「半切れのパンでも、ないよりはまし」「半分の赤ん坊は、いないより悪い」)
    ④決定を行動に移す。
    「誰がこの意思決定を知らなければならないか。」「いかなる行動が必要か、また誰が行動するのか」を考える。
    ⑤成果を上げる者は、意図的に意見の不一致を作り出す。これによって、間違っていたり、不完全な意見によって、騙されることを防ぐ。
    ※決定を行う準備が整った時に、「もう一度調べよう」という誘惑に負けてはならない。
    ▼優れたコミュニケーション
    ①聞く者が居なければ、コミュニケーションは成立しない。
    ②知覚することを期待しているものだけ知覚する。受け手が見たり、聞いたりしたいと思っているものを知ることなく、コミュニケーションを行うことはできない。
    ③受け手に対し、常に何かを要求する。
    ④コミュニケーションと情報は別物である。
    ▼仕事としてのリーダーシップ
    要件 1.リーダーシップを仕事とみなすことができる。
    2.リーダーシップを地位や特権ではなく、責任とみなすこと。
    ①リーダーは妥協を受け入れる前に、何が正しく、望ましいか考え抜く。
    ②リーダーシップは知識ではなく、一貫性によって支えられている。
    ▼人の強みを生かす
    ①人に成果をあげさせるためには「自分とうまくやっていけるか。」を考えてはならない。「どのような貢献ができるか。」を問わなければならない。誰もが人のことについては専門家になれる。
    【明日から実践できること】
    ① 一つ一つの業務に対して、どのように貢献できるのかを意識する。仕事は誰かに貢献し、社会全体に貢献することである。その意識を持って、もっと自らのアウトプットに責任を持つ。
    ② 一週間の時間の使い方を分析して、浪費している時間をチェックし、学習などの生産性向上に繋がる時間を増やす。
    ③ 出社した日には必ず、その日の業務を振り返って、自分の弱みと強みを洗い出す。4月から働き始める時点で、ある程度の弱みと強みを認識し、自分の成長の方向性を決める。

  • クラシックな自己啓発本。あまり掘り下げられてはいないが、示唆に富む良著。自己啓発系は色々読んできたけど、その原点を見たような感じ。One book one actionということで、行動に移したいと思ったのは、この仕事で得られるものについての期待を書いておき、後日結果と照合するっていうこと。そうすることで一つ一つの仕事にもっと目的意識を持って取り組めるし、もし仮にプロジェクト期間中はその目的を忘れていても、後日照合して「あ、期待と違う」という経験を重ねることで、もっと目的意識持てるようになると思った。

  • 啓発本は好きではないけど、「プロフェッショナル」という定義で、ある方が悩んでいて、その回答を得るために読みました。

    自分なりに回答を出しました。またブログにします。

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