プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))

制作 : Peter F. Drucker  上田 惇生 
  • ダイヤモンド社
4.02
  • (719)
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  • (29)
  • (16)
本棚登録 : 6334
レビュー : 528
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478300596

作品紹介・あらすじ

どうすれば一流の仕事ができるか?自分の能力を見極め、伸ばすための簡単な方法がある。ドラッカーが自らの体験をもとに教える知的生産性向上の秘訣。はじめて読むドラッカー自己実現編。

感想・レビュー・書評

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  • 早くに出会えてよかった。
    必読!!

    成果を出すことは習慣

  • 面白かった。

    内容は、いかに成果をあげ、成長するかという内容が書かれている。
    優れた上司とはどういう上司か?
    個人の成長とはなにか?
    人生において大事なこととは何か?
    等々が書かれている。
    また、読み返す予定。

  • ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
    「プロフェッショナルの条件:いかに成果をあげ、成長するか」
    P.F.ドラッカー/著 上田 惇生/編訳 ●ダイヤモンド社,2000.6
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
    いまごろ何ですが、読んで感動しました。ドラッカー思想の生き方。働き方。
    ドラッカーはご存知でしょうが、1909年ウィーン生まれ。フランクフルト大学
    卒。現在米国クレアモント大学院大学教授。ビジネス界に影響力をもつ最大級
    思想家。
    著作物からいいとこどりの簡約まとめ本。これは買っておくべき。本とにいま
    ごろ何ですが、読んで感動しました。ドラッカー思想の生き方。働き方。
    パート3「 自らをマネジメントする」97ページ147ページまで
    ここが、ぜひ読んでおきべき部分。

    おすすめ1章・私の人生を変えた7つの経験、。
    目標とビジョンを持って行動する。ひとつのことに集中する。(定期的に検証
    と反省を行う。)新しい仕事が要求するものを考える。書きとめておくーイエ
    ズス会とカルヴァン派の教訓。何によって知られたいか。成長と自己変革を続
    けるために。

    2章・自らの強みを知る。生き生きと働くための方法。強みはなにかに。フィ
    ールドバック分析から分かること。仕事の仕方に着目する。人と組むか。価値
    観を優先する。ところをうる。

    3章・時間を管理する。時間の自分の時間のどのとうに使っているか。時間を
    無駄にする仕事。時間をまとめる。時間の使い方を記録する。仕事を整理する
    。マネジメントの欠如がもたらす時間の浪費。汝の時間を知れ。

    4章・もっとも重要な事に集中せよ。時間を無駄にしている暇はない。古くな
    ったものを整理する。劣後順位の決定が重要。捨てるのは勇気だ。

    p104新しい仕事で成果をあげるのは何をしなければならないか。新しい任
    務が要求するものを徹底的に考え抜くこと。
    106ページ。
    イエズス会(1534年創設)とカルヴァン派(1541年創設)の教訓。と
    は何か?重要な決定をする際に、その結果を書きとめておかねばならなかった
    。結果と期待を比較できると、自分の強みがわかるということです。

    「フイードバック分析」これがキーワードです。

    112ページ.
    何かをするときにその結果の何を期待するかをカナラヅ書く。強みを発見しそ
    こに集中せよ。
    118ページ。
    みづからの、「自分の強み」「仕事の仕方」「価値観」を知れ。
    自分の時間の使い方を管理しフイードバック分析せよ。時間こそが最大級の資
    源である。

    137ページ。
    自分の強みをいかすために、強みを重要な機会に集中せよ。
    144ページ。
    集中とは意味ある事、重要な事について時間と仕事について自分から意思決
    定すること。

  • ドラッカーの著作や論文の全体像をテーマごとにつかめるようにと刊行された「はじめて読むドラッカー」シリーズ(全4作)の中の1冊。本作は「自己実現編」ということで、いかにして自分を成長させ社会や組織に貢献するかがテーマとなっている。知識労働者の働き方、組織との関係、知識社会のあり方など、哲人ドラッカーのエッセンスを堪能できる。

    本書がどのような本なのかは、編訳者の上田惇生氏が完璧にまとめているのでそちらを引用する。

    ”本書は、一人ひとりの人間に焦点を合わせている。とはいえ、稼ぎ方の本ではないし、単なるキャリア・アップのためのものでもない、それは「何をしたらよいか」を越え、「自分を使って何をどのように貢献したらよいか」に答えを出そうとするものである。実に本書は、「何をもって記憶されたいか」を自問せざるをえなくする。”

  • 知識労働者の生産性こそが、唯一の競争力要因となり、その知識労働の生産性を左右するものが知識労働者である。

    知識労働者として、成果を上げ、貢献し、自己実現していくにはどうすればよいのか?について書かれた本です。

  • 今の僕には、最良の本だった。
    僕は3つの間違いを犯していた。
    ①できないことに焦点をあて、弱みを改善しようとしていた。
    ②リスクを最小化しようとしていなかった。
    ③無責任な行動を取ろうとしていた(善意だけで行動する、能力のない領域で行動する)

    これからは、貢献に焦点を当て、卓越性を追求するための3つの心得を実践しようと思う。

    1.成長するための原理
    ①行うべきことを決めること。
    ②優先すべきこと、集中すべきことを決めること。
    ③自らの強みを活かすこと。
    ※成果をあげる道は、尊敬すべき上司、成功している上司を真似することではない。

    2.成長のプロセスの維持
    ①仲間に教える
    ②別の組織で働く
    ③現場で働く

    3.成長に必要な習慣
    ①自分自身に焦点を合わせる。
    ②「何によって覚えられたいか」を問い続ける。

  • これだけ著名なのに、自慢話を書いてないところがスゴイ。

  • 「知識労働者」というものが生まれた前後を比較し、相対的にこれを何なのか考える。
    僕が生まれたときには既に知識労働が当たり前になっていたので、その意味を歴史的に位置づける考察には新鮮さを感じました。

    生産性をいかに高めるには、自分の生産性が依存している上司のパフォーマンスを上げる支援する必要があるなど、書いてあることはかなり的確で、参考になります。

  • 成果を上げ続け、成長と自己変革を続けるには、自らの啓発と配属に自らが責任をもつということが必要である。

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    Part1 いま世界に何が起こっているか

     第1章 ポスト資本主義社会への転換
      ★知識が経済の中心となった。産業革命(18世紀中頃~19世紀中頃)、生産性革命(1880年~1950年)、「マネジメント革命(1945年から1990年)へと変化。今まで知識は直接的に物作りに繋がっていた(さらに以前は単純な肉体労働)が、既存の知識をどのように適用すれば目指す成果を生みだせるかということを知るための知識へと発達した。

     第2章 新しい社会の主役は誰か
    ---------------------------------------------------
    Part2 働くことの意味が変わった

     第1章 生産性をいかにして高めるか
     第2章 なぜ成果があがらないのか
     第3章 ★貢献を重視する  
      ★対象となるのは、3つの領域である。①直接の成果(企業の利益、病院の患者の治癒率)、②価値への取り組み(何に価値を置くのか)、③組織の継続性(人の育成)
    ---------------------------------------------------
    Part3 自らをマネジメントする

     第1章 私の人生を変えた七つの経験
      ★成長と自己変革を続けるためには、以下の6つのポイントがある。
      1:目標とビジョンをもつ。
      2:仕事に真摯さを重視し、完全を求める。
      3:生活に継続学習を組み込む。
      4:自らの仕事ぶりの評価を、仕事そのものの中に組み込む。
      5:行動や意思決定についての期待を記録し、検証することで、自らの強みを知る。
      6:新しい仕事が要求するものについて徹底的に考える。

     第2章 自らの強みを知る
      ★生き生きと働くためには、自らの「強み」「仕事の仕方、学び方」「価値観」を知り、その上で仕事を選ぶ
      
     第3章 時間を管理する
      ★時間は有限かつ重要な資源、かつ代替不能。細切れの時間では仕事にならない。まとまった時間を作ること。時間を記録し、管理し、仕事を整理する。
     第4章 もっとも重要なことに集中せよ
    ---------------------------------------------------
    Part4  意思決定のための基礎知識

     第1章 意思決定の秘訣
      ★正しい意思決定を行うには、以下の5つのステップを踏む必要がある。
      1:問題を、「基本的/例外的」×「何度も起こる/個別に対処すべき」の2×2=4種の内、どこに該当するものか見定める。
      2:「この問題を解決するために最低限必要なことは何か」を考え抜き、明確にする。
      3:(満たすべき必要条件を満足させる上で)何が正しいかを考える。
      4:決定を行動に移す。
      5:現場からの直接的な情報を中心とした、フィードバックの仕組みをつくる。
      ★意思決定は迅速に行うべきだが、正しさへの確信なしに急いではならない。

     第2章 優れたコミュニケーションとは何か
     第3章 情報と組織
     第4章 仕事としてのリーダーシップ
      ★リーダーシップを仕事としてみること。※妥協を受け入れる前に何が正しく、望ましいかを考え抜き、組織に見える形で明確に定義し、確立すること。
      ★リーダーシップを地位や特権でなく、責任とみること。
      ★信頼を得ること。

     第5章 人の強みを生かす
     第6章 イノベーションの原理と方法
      ★イノベーションに必要な「なすべきこと」5つ
      1:以下の7つの機会を分析する。
       (1)予期せぬこと、(2)ギャップ、(3)ニーズ、
       (4)構造の変化、(5)人口の変化、(6)認識の変化、
       (7)新知識の獲得
      2:数字を見る理論的な分析と同時に、人を見る知覚的認識を行う。
      3:焦点を絞り、単純なものにする。ひとつのことに集中する。
      4:大がかりでなく、小さくスタートしなければならない。
        具体的なことだけに絞らなければならない。
      5:最初からトップの座をねらわなければならない。

      ★イノベーションに必要な「なすべきでないこと」3つ
      1:普通の人でも使えるように、凝りすぎてはならない。
      2:多角化してはならない。散漫になってはならない。
        一度に多くのことを行おうとしてはならない。
      3:未来のためでなく、現在のために行わなければならない。

      ★成功するイノベーションの条件3つ
      1:イノベーションは集中でなければならない。
      2:イノベーションは強みを基盤としなければならない。
     3:イノベーションはつまるところ、経済や社会の変革を目指さなければならない。
    ---------------------------------------------------
    Part5 自己実現への挑戦

     第1章 人生をマネジメントする
     第2章“教育ある人間”が社会をつくる
      ★知識と組織。現代において仕事をする上では、いずれを軸にするにしても、両方をよく理解する必要がある。
     第3章 ★何によって憶えられたいか 自らの価値観を固めるための問いかけ。

  • 以前から興味があって、やっと読めた一冊。
    とにかく歯切れが良く、主義主張が判りやすい。
    「XXをしてはいけない」とか「XXしなければいけない」など、指針として頼りになるから読まれるのだろうけど、傾倒しすぎると逆に思考停止に陥ってしまいそう。

  • 結局ドラッカーというのは、と言ってしまうと
    大上段な感じでイヤなのだけれど、
    「自分を映し、成長するための鏡」
    なのではないかという気がする。

    多分私が学生の頃、社会の実態をなにひとつ
    知らなかった時代にドラッカーを読んでも
    ちんぷんかんぷんだったに違いない。

    自分が社会に出て組織の中の知識労働者として
    数年を過ごし、
    問題意識を色々と持つようになったとき、
    すなわち今読んでみると、
    思わず膝を打つ言葉に満ち満ちている。
    そして、グッとくる。

    本書はプロフェッショナルの条件ということで、
    「知識労働の生産性を上げるのは一人一人の労働者にかかっている」
    という前提に基づいた、
    いかに生き、働き、成長するかについての
    裏表なく真摯さに満ちた講義、でもいうべき内容。

    心に残った文章をいくつか。

    -------------------------------------
    p.ix
    企業、政府機関、NPOのいずれであれ、マネジメントの定義は
    1つしかありえない。それは、人をして何かを生みださせることである。

    p.x
    これからの数十年にわたって、知識労働者として活躍する人としない人、
    知識経済において繁栄する組織としない組織の差は歴然となる。
    まさに本書は、読者の方々が、成果をあげ、貢献し、自己実現していく
    ことを目的としている。

    p.67 Part.2
    知識労働者を直接、あるいは細かく監督することはできない。
    彼らには助力を与えることができるだけである。知識労働者は自らを
    マネジメントしなければならない。自らの仕事を業績や貢献に
    結び付けるべく、すなわち成果を上げるべく、自らをマネジメント
    しなければならない。

    p.68
    組織の活動や業績に実質的な貢献をなすべき知識労働者は、
    すべてエグゼクティブである。組織の活動や業績とは、企業の場合
    新製品を出すことであり、市場で大きなシェアを獲得することである。
    病院の場合は、患者に優れた医療サービスを提供することである。
    組織のそのような能力に実質的な影響を及ぼすために、知識労働者は
    意思決定をしなければならない。命令に従って行動すればよいというわけには
    いかない。自らの貢献について責任を負わなければならない。

    p.81
    成果を上げる人の共通しているのは、自らの能力や存在を成果に
    結びつける上で、必要とされている習慣的な力である。
    企業や政府機関で働いていようと、病院の理事長や大学の学長であろうと、
    まったく同じである。私の知る限り、知能や勤勉さ、想像力や知識が
    いかに優れようと、そのような習慣的な力に欠ける人は成果を
    上げることができなかった。成果を上げることは一つの習慣である。
    習慣的な能力の蓄積である。習慣的な能力は、常に習得に努めることが
    必要である。習慣になるまで、いやになるほど反復しかければならない。

    p.83
    成果をあげるには貢献に焦点を合わせなければならない。
    手元の仕事から顔をあげ、目標に目を向けなければならない。
    組織の成果に影響を与える貢献は何かを自らに問わなければならない。

    p.90
    われわれは、貢献に焦点を合わせることによって、
    コミュニケーション、チームワーク、 自己啓発及び人材育成という、
    成果をあげるうえで必要な人間関係に関わる基本条件を満たすことができる。

    p.112 Part3
    誰でも自分の強みはわかっていると思っている。
    だが、たいていは間違っている。
    (略) 何ごとかをなし遂げるのは強みによってである。

    p.114
    自分がいかなる仕事の仕方を得意とするかは、強みと同じように重要である。
    実際には強みよりも重要かもしれない。ところが驚くほど多くの人たちが、
    仕事にはいろいろな仕方があることを知らない。そのため得意ではない
    仕方で仕事をし、当然成果はあがらないという結果に陥っている。

    p.117
    自らをマネジメントするためには、強みや仕事の仕方とともに、
    自らの価値観を知っておかなければならない。

    p.118
    強み、仕事の仕方、価値観という3つの問題に答えが出さえすれば、
    得るべきところも明らかになるはずである。ただし、これは
    働き始めたばかりでわかることではない。

    p.191 Part4
    人に成果をあげさせるためには、「自分とうまくやっていけるか」を
    考えてはならない。また、「何ができないか」を考えてもいけない。
    「どのような貢献ができるか」を問わなければならない。
    また、「何を非常によくできるか」を考えなければならない。

    p.228 part5
    自らを成果をあげる存在にできるのは、自らだけである。他の人ではない。
    したがって、まず果たすべき責任は自らの最高のものを引き出すことである。
    それが自分のためである。人は、自らがもつものでしか仕事ができない

    p.229
    自らの成長のためには、自らに適した組織において、
    自らに適した仕事につかなければならない。そこで問題になるのは、
    「自らの得るべき所はどこか」ということである。
    この問いに答えを出すには、自らがベストを尽くせるのはいかなる環境かを
    知らなければならない。

    p.233
    自らの強みは、自らの成果で分かる。

    p.234
    成長のプロセスを維持していくための強力な手法を三つあげるならば、
    教えること、移ること、現場に出ることである。
    第一に、うまくいったことをどのように行ったかを仲間に教えることである。
    聞き手が学ぶだけでなく、自らが学ぶ。
    第二に、別の組織で働くことである。そこから、新たな選択の道が開かれる。
    第三に、一年に何度か現場で働くことである

    p.235
    今日でも私は、この「何によって憶えられたいか」を
    自らに問い続けている。これは、自らの成長を促す問いである。

    ----------------------------------------------------------------------


    【目次】(「BOOK」データベースより)
    1 いま世界に何が起こっているか/2 働くことの意味が変わった/3 自ら
    をマネジメントする/4 意思決定のための基礎知識/5 自己実現への挑戦

    参考になるWeb記事↓
    http://d.hatena.ne.jp/shimpei-ymkw/20081207

  • ■書名

    書名:プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか
       (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
    著者:P・F. ドラッカー

    ■概要

    有名なドラッカーさんの書いた自己啓発本。

    ■感想

    "もしドラ"は読んでいませんが、流行に少し遅れて乗ってみました。
    再読です。

    "もしドラ"を読むぐらいなら、そのまま元の本を読むほうが圧倒的に
    役に立つと思うのですが、まあ、人それぞれなので。
    (そもそも、"もしドラ"って、本の中で"どのドラッカーの本"を読ん
    でいる設定なんだろうか??どうも、この本ではないようですね。)

    誰かの本の解説本って、結局、余計なフィルター(解説者)を通して
    いるから、本来の著者の意図は、既にそこにないんですよね・・・
    だから、あまり好きではないのです。(好きではないけど、そういう
    本読んだりもします。)

    少し難しい言葉で書かれている部分のありますが、書いてあること
    は、今となっては新しい事ではありません。(出来る、出来ないは別
    ですよ。)

    内容としては、自分で成果を出すために必要なことが記されています。

    ここに書いてあることが全て出来れば、確かに、成果が出せるよう
    な気もしますが、人を動かすコツは記載されていませんので、人間
    関係という意味では、デール カーネギーさんの"人を動かす"も読ん
    だほうがいいかもしれません。

    どちらが先に出版されたのかは知りませんが、この2冊は、事例が
    結構紹介してありますので、分かりやすいです。

    ■気になった点

    ・知識労働者の生産性を向上を図る場合まず問うべきは、"何が目的
     か。何が必要か。何を実現しようとしているのか"、"なぜそれを行
     うのか"である。

    ・知識労働者の生産性を高めるためには、その仕事が、成果に関して
     いずれの範疇(仕事の成果は純粋に質のみ、質と量の両方、量のみ)
     に属するかを知っておく必要がある。

    ・知識労働者は、自らが教える時にもっともよく学ぶ。

    ・学ぶ組織は、同時に教える組織にもならなければいけない。

    ・知識労働者は、自らをマネジメントしなければならない。

    ・知識労働者が生み出すものは、知識、アイデア、情報である。それら
     知識労働者の生産物は、それだけでは、役に立たない。いかに膨大な
     知識があっても、それだけでは意味がない。したがって知識労働者
     には、自らの成果を他人に供給する必要がある。

    ・自らが責任を負うものについては、他の誰より適切に意思決定を
     しなければいけない。

    ・今日、あらゆる階層において、意思決定を行うものは企業の社長と
     同じ仕事をしている。権限の範囲は限られているかもしれないが、
     彼らは、エグセクティブである。エグゼクティブである限り、
     成果を上げなければならない。

    ・組織の中に成果は存在しない。全ての成果は外の世界にある。

    ・組織は永続が目的ではない。外の環境に対する貢献が目的である。

    ・われわれに必要なのは、専門分野の1つに優れた人を、いかに活用
     するかを知ることである。

    ・成果をあげる人の共通点は、なすべきことを成し遂げる能力をもって
     いたことだけだった。(その他は千差万別であった。)

    ・成果をあげることは1つの習慣である。習慣的な能力の集積である。
     そして、習慣的な能力は、常に習得に努めることが必要である。

    ・組織の成果に影響を与える貢献は何か?

    ・貢献に焦点を合わせる。権限に焦点を合わせてはならない。

    ・あらゆる組織が3つの領域における成果を必要とする。すなわち、
     直接の成果、価値への取り組み、人材の育成

    ・いつも失敗してきた。だからもう1度挑戦する必要があった。

    ・新しい仕事で成果をあげるには、何をしなければならないか。

    ・新しい任務についても、前の任務で成功したこと、昇進をもたらして
     くれたことをやり続ける。そのあげく、役に立たない仕事しか出来なく
     なる。

    ・"自らの強みは何か""それらの強みをいかにして強化するか""自分には
     何が出来ないか"を知ることが、継続学習の要である。

    ・強みをしる方法は1つしかない。フィードバック分析である。
     何かをすいることに決めたならば、何を期待するかをただちに
     書き留めておく。9ヶ月後、1年後にその期待と実際の結果を
     照合する。

    ・フィードバック分析から行うべきこと

     1.明らかになった強みに集中する。
     2.強みをさらに伸ばす
     3.知的な傲慢を正す
     4.自らの悪癖を正す
     5.人への接し方を改める
     6.成果の上がらないことを行わない
     7.努力しても並にしかならない分野に時間を使わない

    ・強みと同じように、仕事の仕方も個性である。

    ・仕事の仕方として、人と組んだほうが良いか、一人の方が良いかも
     知らなければならない。

    ・自らの得意とする仕事の仕方を向上させていくべきである。

    ・優先させるべきは、価値観である。

    ・時間を管理するには、まず自らの時間をどのように使っているかを
     知らなければならない。

    ・"あなたの仕事に貢献せず、ただ、時間を浪費させるようなことを私は
     何かしているか"と定期的にきけばいい。

    ・よい工場は見た目には退屈だった。混乱は予想され、、対処の方法は
     ルーチン化されている。そのため、劇的なことは何も起こらない。

    ・成果をあげる人は、もっとも重要なことからはじめ、しかも、一度に
     一つのことしかしない。

    ・成果をあげるためには、細切れの時間ではなく、まとまった時間
     が必要である。

    ・成果をあげるためには、実際に必要な時間より、余裕を見なければ
     ならない。

    ・決定が満たすべき必要条件を明確にしなければならない。"その決定
     の目的は何か""達成すべき最低限の目標は何か""満足させるべき必要
     条件は何か"を明らかにしなければいけない。

    ・必要条件は、"この問題を解決するために最低限必要なことは何か"
     を考え抜くことによって明らかになる。

    ・何が正しいかを教えてくれなければ、正しい妥協も出来なくなる。

    ・決定は行動に変えなければ、それは決定ではない。それは、意図が 
     あるのみである。

    ・仮説は検証するべきものである。

    ・決定においてもっとも重要なことは、意見の不一致が存在しない時
     には、決定を行うべきではない。

    ・"意思決定は本当に必要か?"を自問しなければならない。

    ・臆病者は勇者が1度死ぬ所を、1000回死ぬ。

    ・たしかに音波は発生する。だが、誰かが音を耳にしない限り、音は
     しない。音が知覚されることにより音となる。この答えは、コミュ
     ニケーションを成立させるものは、受けてであることを教える。

    ・同じ事実を違ったように見ていることを互いに知ること自体が、
     価値のあるコミュニケーションである。

    ・効果的なリーダーシップの基礎とは、組織の氏名を考え抜き、それを
     目に見える形で明確に定義し、確立することである。

    ・リーダシップたることの第2の条件は、リーダーシップを責任と見る
     ことである。

    ・優れたリーダーは強力な部下を求める。

    ・リーダーの第3の条件は、信頼が得られることである。
     信頼が得られない限り、つき従うものはいない。

    ・強みこそが機会である。

    ・出来ることではなく、出来ないことに気をとられ、弱みを避けようと
     するのわ弱い人間である。

    ・人に成果をあげさせるためには、"何を非常によく出来るか"を考えな
     ければいけない。

    ・組織とは強みを成果に結びつけ、弱みを中和し無害化するための道具
     である。

    ・成果をあげるには、上司の強みを生かすことである。

    ・自らの成長に責任を持つものは、その人自身であって上司ではない。
     自らを成果をあげる存在に出来るのは、自らだけである。

    ・出世はたいした問題ではない。重要なのは公正であることであり、
     公平であることである。

    ・"燃え尽きた"とは、大抵の場合、"飽きた"だけである。

    ・何によって憶えられたいか?

    ・成果をあげる道は、真似をすることではない。
     自らの強みであげるものである。
     強みは、自らの成果で分かる。

  • 現代のビジネスマンは絶対読むべき本。10年前に現在のビジネスの状況をほぼ正確に予測しており、「なぜもっと真剣に読んでおかなかったか」と思わざるを得ない。Eコマースの拡大はもちろん、ビジネススキームの変化と経済活動の地理的動向など、今後のビジネスの方向性を考える上で非常に勉強になる。

  • 仕事に関する考え方を教えてくれた本。
    とても面白かったし、自分が経営者としても技術者としてもこうありたいというビジョンが明確になったと思う。

  • 最初に「断絶の時代」を読んで衝撃を受けました。50年以上も昔の内容が色あせないのは、やはり確実に本質を突いた考察だからだと思います。

  • はじめて読むドラッカーシリーズ。(自己実現編)生き方と働き方について詳しい。何度でも読みたい。

  • 5年振りに再読

    ○もっとも効果的に知識労働の生産性を向上させる方法は仕事を定義し直すことである。特に行う必要のない仕事をやめることである。(55p)

    ○知識労働者は意思決定をしなければならない。命令に従って行動すればよいというわけにいかない。自らの貢献について責任を負わなければならない。(69p)

    ○明らかに間違った結論に達している人は、自分とは違う現実を見、違う問題に気づいているに違いないと考える必要がある。(164P)

    ★ドラッカーを読むと自己啓発の刺激になる。

  • 200908/マネジメントの定義は今日「知識の適用と、知識の働きに責任をもつ者」となっている/組織は創造的破壊のためにある:組織の機能とは知識を適用すること:知識の特質は、それが急速に変化し、今日の当然が明日の不条理となるところにある/組織は社会やコミュニティや家族と異なり、目的に従って設計され、規定される:オーケストラは、患者の治療はしない。病院は、患者の治療はするがベートーヴェンの演奏はしない/手っ取り早く、しかも、おそらくもっとも効果的に知識労働の生産性を向上させる方法は、仕事を定義し直すことである。とくに、行う必要のない仕事をやめることである/知識労働者は自らが教えるときにもっともよく学ぶ/ベトナムのジャングルにおける歩兵大尉:「ここでは、責任者は私である。しかし部下がジャングルで敵と遭遇し、どうしてよいかわからなくとも、何もしてやれない。私の仕事は、そうした場合どうしたらよいかをあらかじめ教えておくことだ。実際にどうするかは状況次第だ。その状況は彼らにしか判断できない。責任は私にある。だが、どうするかを決めるのは、その場にいる者だけだ」/常に「どのような貢献ができるか」を自問する/生産的であることが、よい人間関係の唯一の定義/成果をあげるにはどうしたらよいか:?努力を続けること、?仕事に誇りを持ち、完全を求めること、?日常に継続学習を組み込む、?仕事の評価を仕事そのものの中に組み込む、?行動に対する期待を記録し、フィードバックする、?仕事が変わったときはその都度新たに徹底的に考える/自らの強みを知る方法は一つしかない⇒フィードバック分析/継続して時間の使い方を記録する⇒分析し、整理する(成果を生まない仕事を止める・他の人でもやれることは任せる)/会議は原則ではなく、例外にしなければならない:会議の過多は、仕事の組み立て方や、組織の単位に欠陥があることを示す/意思決定の基準は、まず「意見」を探すこと/情報型組織はオーケストラに似ている:受け持つパートは違うが、全ての楽器が同じ楽譜を演奏する/イノベーションのための機会分析:?予期せぬこと、?ギャップ、?ニーズ、?構造の変化、?人口の変化、?認識の変化、?新知識の獲得/第二の人生を持つには条件がある:本格的に踏み切るかなり前から助走しなければならない。40歳、あるいはそれ以前にボランティアの経験をしたことのない人たちが、60歳になってボランティアをすることは難しかった/

  • 仕事の成果を上げるためにどうすべきかを、ドラッカー自身の経験も交えながら記載されている。
    自らのことを知ること(強み、仕事の仕方、価値観)、仕事の目的(ビジョン、貢献)を明確化すること等々、仕事を進めて行く上で普遍的であり、また、忘れがちなことについて触れられており、何度でも読み直したい一冊。

  • P・F. ドラッカーによるどうやって、自分をマネージメントするかを書いた本。
    時間を有限のものとしてなりたい自分になるための自己メネージメントすること。

    何度でも読み返したい本。

  • 所属する組織で自己の成長を促すと共にいかに組織に貢献し成果を残すかが書かれている。成果というのは努力の過程を伴うが、愚直な努力とは比例しないから考え抜くことが大事ってのがサマリーで、以下に感銘を受けた点を箇条書きにします。自分の記憶のためにもレビューのためにも。

    ・目標を掲げる。自分の貢献とは何かを考える。自分にできる貢献とは何かを考える。(絶対実験量じゃないね)

    ・一時に一つのことに集中して勉強。そして次々に新しいテーマを決める。(今日からやります)

    ・自由時間を使って反省に充てる。(反省するネタ→なぜこの大学院に入った?)

    ・新しい仕事で成果を上げるには何をするべきかを考え抜く。前までの仕事から新しい
    仕事へ移ったときに考え抜くことが必要。(研究室への貢献=合コンを開く)

    ・何かをするとき、何を期待(結果)するかを書きとめる。そしてある一定期間後に見直すことにより、期待と現実の結果の乖離から自分の弱み、強みがわかる。(やってます)

    ・人への接し方は潤滑油。若い者にはこれが足りない。(オレガナー)

    ・努力しても並にしかなれない分野に無駄な時間を使わない。(まさに実験だなー。「断る力」にも書いてあった。)

    ・強みに集中すべき。多くの人、組織、学校が無能を並にするためにエネルギーを使っている(俺に実験しろって言っても無駄らしい)

    ・最初に考えるべきことは、時間のマネージメント→計画立案→実行

    ・緊急な仕事だけではなく、躊躇しがちでやりたくない仕事にもデッドラインを設けるべき。

    ・成果=一つのことに集中。いかなる成果もあげられない人のほうがよく働く(間違いない)

    ・トップにとって現場を見ることも大事(うちの教授はまったく見てないよね)

    ・成果を上げるには意見の不一致が必要。(異なる意見により対話の場となる。)

    ・「自分は正しく、彼は間違っている」という仮定からスタートするべきではない。意見の不一致の原因は必ず突き止めるという決意が必要(ちょー大事!)

    ・反証について「もし、彼の意見が、知的かつ合理的であると仮定すればいったい彼は、どのような現実を見ているのか?」と考える。(この仮定のエネルギーは計り知れない)

    ・リーダーシップ:仕事と見る。組織の使命を考え抜き、それを目に見える形で明確に定義し、確立する。リーダーシップは地位や特権ではなく責任である。

    ・強みを最大化するほうが弱みを最小化するより大事。

    ・上司の強みを生かす。上司の強みを強調→部下の弱みを強調するのと同じで、意欲と成長を妨げる。

    ・イノベーション:リスクを冒さない。考えられるリスクを最小化する。

    ・自分の人生は何によって憶えられたいか?と常に自問する。



    めっちゃいい本です。自己啓発を促す本において読んで納得するのもいいけど書き留めるの大事だね。

  • 初めて読んだドラッカーの書籍でしたが、丁寧にまとめられていて随分と読みやすかったです。
    この本を読んでから、プロフェッショナルになることを人性の目標の一つにするようになりました。

  • これは学生にも社会人にも、全ての人にお薦めできる、一度は読んで欲しい本!
    経営関係で有名な著者ですが、これは知識・組織など、大まかに言うと人間に関して。自分で買って手元に置き、定期的に読み直したい本です。

  • 今後変化していく社会で、成果を上げていくためにはどんな人物・組織であるべきか事細かに書いてあり、定期的に見直したい本です。

  • 読まないのは罪だろ。

  • 時間を管理し、自らをマネジメントせよ。

    知識労働社会の到来が告げる、新たな労働者の生き方。
    会社の寿命よりも人間の寿命が長くなった、この時代。

    ひとつのことに集中すること
    こまぎれな時間ではなく、
    大きな塊の時間を使わないと、集中はできない。

    時間は、平等であり、いくらあっても足りないもの、
    だからこそ、管理し、自らを統制する必要が生じるのだろう。

    勇気をもって、計画し、実行する。

    再度読み直すかも知れない本。

  • 使命―成果―貢献
    この単純なロジックツリーを構築するためにどうしたらよいか。について書かれている。
    マネジメント法についても書かれているが、当然のこととも思える。
    ただ、「実践できているか」という定期的なチェックの意味も込めて読み返す意義はある。

    前提として(前半部分にて厚く書かれているが)、
    情報化社会「第3社会」において生きているプロフェッショナルになるための条件であることに留意。

    個人レベルでの自己啓発であり、社会との関連性など外に向けた行動論ではない。
    「使命」「成果」について、それ自体が何であるのかといった問いには答えていない。
    それらは自分で考えろ!というメッセージでもあるように感じられる。

    これの発展として読むべきが「ハイコンセプト」

  • 何によって覚えられたいか?

    神が見ている

  • ドラッカーを知り、何かをする際の判断基準を考えるきっかけとなった本。自己啓発本を読み出すきっかけとなった一冊。

  • ドラッカー先生の集約「自己実現」編

    経営書のバイブル、人生の王道書として他の著作シリーズも読む。
    本書はドラッカーの生き方・働き方読本でもあり、
    過去の著作から素晴らしい部分が抜粋されている。

    氏は大変、日本びいきでもあり、明治維新のことなど研究されている。

    ☆最も重要なことに集中せよ
    「今日という日は常に昨日の決定や行動の結果である
    ☆貢献を重視する フォーカスする
    ☆意思決定のための基礎知識
    優れたコミュニケーション、リーダーシップ
    カリスマ性はいらないリーダーシップの本質
    ☆自己実現への挑戦

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