プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか

  • ダイヤモンド社
4.02
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  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478300596

作品紹介・あらすじ

どうすれば一流の仕事ができるか?自分の能力を見極め、伸ばすための簡単な方法がある。ドラッカーが自らの体験をもとに教える知的生産性向上の秘訣。はじめて読むドラッカー自己実現編。

感想・レビュー・書評

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  • 言わずと知れたドラッカーの名著。

    何故だろう...

    全く入ってこない(><)

    従って、読み終えた直後にもかかわらずほぼ何も残っていない。

    いつか再読にチャレンジするぞー!

    説明
    メディア掲載レビューほか
    どうすれば一流の仕事ができるか。ドラッカーの教える知的生産性向上と自己実現の秘けつ
    本書は,ドラッカーの膨大な著作の中から,我々一人ひとりがどう成果をあげ,貢献し,自己実現を図っていくかについて述べた部分を抜き出して1冊の本にまとめたものである。題して,「ザ・エッセンシャル・ドラッカー・オン・インディヴィデュアルズ(ドラッカー生き方・働き方読本)」。しかも,編者はドラッカー訳を長年手がけ,ドラッカーの著作を誰よりも知りつくしている上田惇生氏。これを聞いただけで,ドラッカー・ファンはそわそわしてくるのではないか。

    ドラッカーの著作というと,マネジメント,社会論に関するものという印象が強い。実は多くの著作の中でドラッカーは,個々の人間がどう働き,どう生きたらいいかについてもくり返し言及している。なぜなら,ドラッカーが30年も前から予言したように現代は知識社会への転換期を迎えており,そこで働く知識労働者は,自分の仕事に責任を持ち,自らをマネジメントすべき存在だからである。

    本書には「はじめて読むドラッカー」という副題もついている。そのとおりこれからドラッカーを読み始めたいという読者にはうってつけの本である。本書は11の著作・論文から選りすぐった論集であるだけに,企業・社会に対するドラッカー一流の深い洞察が随所に顔を出しており,ドラッカー理論のエッセンスに触れることができる。巻末には出典著作の解説が出ているので,興味を引かれた本から読み始めることをお勧めしたい。

    もちろん,本書は多くのドラッカー・ファンにも十分楽しめる本である。何しろ個の生き方というテーマを柱にした本は初めてのものである。しかも編者の巧みな構成によって内容的にも新鮮なものとなっており,新作に匹敵する価値がある。

    本書の最も優れているところは,ドラッカー自身がどう学び,どう成長してきたかを語る「私の人生を変えた七つの経験」である。現代の巨人が自ら語る成功の秘けつは,まさに「プロフェッショナルの条件」そのものといってよい。 (富士総合研究所 シニア経営コンサルタント 眞崎 昭彦)
    (Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)
    -- ブックレビュー社

    内容紹介
    知的生産性をいかに向上させるか?
    自分の能力を見極め・伸ばす簡単な方法を、ドラッカー自身のエピソードをまじえながら、具体的に紹介する。
    ・これからの働き方を考えたい、学生や若手ビジネスパーソン
    ・若手指導に頭を悩ませる、管理職やチームリーダー
    ・今後の展望を考えたい、ベテランや経営者
    自己実現に役立つエッセンスを、ドラッカーの膨大な著作のなかから選び抜いた、珠玉の1冊。
    商品説明
    原書名は『THE ESSENTIAL DRUCKER ON INDIVIDUALS: TO PERFORM, TO CONTRIBUTE AND TO ACHIEVE』。現代マネジメント思想の巨人、ドラッカーを初めて読む人のために、これまでの著作10点、論文1点からエッセンスを抜き出し、ドラッカー自身が加筆・削除・修正した必携本である。3部作『THE ESSENTIAL DRUCKER』のうちの第1部で、個人の生き方と働き方が主題となっている。本書の第1章は個人がおかれた状況を確認する「いま世界に何が起こっているか」。第3章「自らをマネジメントする」から、個人のあり方が本格的に論じられていく。社会において業績をあげ、何かに貢献し、成長するにはどう考え、行動すべきか。単なる業績アップやキャリアアップを目指すものではなく、これからの時代を生きる知識労働者が理解すべき本質的な問題を取り上げている。随所に具体的で明快なアドバイスを盛り込みながら、個人が「何をもって記憶されたいか」という究極の問いかけへと向かっていく。編者によれば、本書はドラッカーが初めてという人だけでなく、ドラッカーの世界が「大き過ぎて全体が見えない」という人、次にどの著作を読めばいいのか悩んでいる人たちのためのガイドブックとして作られたという。とはいえ、やはりドラッカーの思想の原野は広大だ。本書も1度通読して済むような軽い本ではない。座右に置いて何度も読み返せば、そのたびに新たな発見があり、勇気がわいてくるはずだ。(秋月美南)
    内容(「BOOK」データベースより)
    どうすれば一流の仕事ができるか?自分の能力を見極め、伸ばすための簡単な方法がある。ドラッカーが自らの体験をもとに教える知的生産性向上の秘訣。はじめて読むドラッカー自己実現編。
    内容(「MARC」データベースより)
    今や唯一の意味ある競争力要因は、知識労働の生産性であり、それを左右するのが知識労働者である。自分の能力を見極め、伸ばすための簡単な方法を紹介。著者自らの体験をもとに教える、知的生産性向上の秘訣。

  • 働き方の関連書籍として、本書を手に取った。

    ピーター・ドラッカーはもちろん知っていたけど、書籍を読むはこれが初めて。経営学という印象が強かったけれど、本書の内容は、現代の労働者に広く適用できる内容だと感じた。

    構成は5つのパートから為る。

    1. いま世界に何が起こっているか(「ポスト資本主義社会」である現在について解説
    2. 働くことの意味が変わった(我々知的労働者の働き方について
    3. 自らをマネジメントする(成果をあげるためのセルフマネジメントについて
    4. 意思決定のための基礎知識(成果をあげるための意思決定について
    5. 自己実現への挑戦(これまでの総括的な内容

    分量は200ページ強。少なくないけど、内容が少し難しい。というより、抽象的。それなり以上の就労経験がないと、理解できずに挫折するかもしれない。挿入されるエピソードも昔のアメリカのものが多く、ピンとこない読者は少なくないかも。

    それでも、人生で何度でも読み返したい書籍となった。理解できた部分は、自分が働く上で活用してみたい。理解できなかった部分は、再読が楽しみ。

    (書評ブログの方も宜しくお願いします)
    https://www.everyday-book-reviews.com/entry/%E5%BC%95%E7%94%A8%E6%8A%9C%E7%B2%8B_%E3%83%97%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%9D%A1%E4%BB%B6_%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BCF%E3%83%89%E3%83%A9

  • これだけストイックに日々仕事ができたら成長しない訳がないだろう。仕事の本質的なマインドセットが学べる一冊。何度も読み返して血肉とすることで本書の価値がより一層高まるとともに、自身の成長が加速する。

  • 目的:プロフェッショナルを心得て仕事の成果を上げるための知見を得る。
    ・成果を上げるには反復・習慣が必要である。
    ・いつも失敗してきた。だからもう一度挑戦する必要があった。→80歳でオペラに取り組んで成功。
    ・自分が何によって知られたいか・何によって覚えられたいかを常に自問する。50歳になって答えられなければ、人生を棒に振ったといえる。
    ・劣後順位を決める→やらなくてよいものを決める
    ・成長のプロセスは教える・移る・現場で働く

  • しばらく本棚にあり続けた本書。2019年最後のこの時期、このタイミングで読んで非常に良かった。
    この『プロフェッショナルの条件』は組織よりは、主に個人の働き方、考え方等をフォーカス。何度と繰り返し語られる単純労働→知識が経済の中心となり、それはイノベーションに不可欠なものである。

    『社会、コミュニティ、家族は、いずれも安定要因である。それらは、安定を求め、変化を阻止し、あるいは少なくとも減速しようとする。これに対し、組織は不安定要因である。組織は、イノベーションをもたらすべく組織される。イノベーションとは、・・・、シュンペーターが言ったように創造的破壊である。』
    『知力や想像力や知識は、あくまでも基礎的な資質である。それらの資質を成果に結びつけるには、成果をあげるための能力が必要である。知力や想像力や知識は、成果の限界を設定するだけである。』
    『仕事や成果を大幅に改善するための唯一の方法は、成果をあげるための能力を向上させることである。→なすべきことを成し遂げる能力』
    『組織構造の欠陥からくる時間の浪費がある。その兆候は会議の過剰である。...、理想的に設計された組織とは、会議のない組織である。...会議は原則ではなく、例外にしなければならない。みなが会議をしている組織は、何事もなしえない組織である。もし時間の記録から、その四分の一以上が会議に費やされているという会議過多症が判明すれば、組織構造に欠陥があるとみてよい。』

    この読書を切欠に『チェンジ・リーダーの条件』『イノベーターの条件』の二冊をポチる。

  • 早くに出会えてよかった。
    必読!!

    成果を出すことは習慣

  • 面白かった。

    内容は、いかに成果をあげ、成長するかという内容が書かれている。
    優れた上司とはどういう上司か?
    個人の成長とはなにか?
    人生において大事なこととは何か?
    等々が書かれている。
    また、読み返す予定。

  • ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
    「プロフェッショナルの条件:いかに成果をあげ、成長するか」
    P.F.ドラッカー/著 上田 惇生/編訳 ●ダイヤモンド社,2000.6
    ―――――――――――――――――――――――――――――――――――
    いまごろ何ですが、読んで感動しました。ドラッカー思想の生き方。働き方。
    ドラッカーはご存知でしょうが、1909年ウィーン生まれ。フランクフルト大学
    卒。現在米国クレアモント大学院大学教授。ビジネス界に影響力をもつ最大級
    思想家。
    著作物からいいとこどりの簡約まとめ本。これは買っておくべき。本とにいま
    ごろ何ですが、読んで感動しました。ドラッカー思想の生き方。働き方。
    パート3「 自らをマネジメントする」97ページ147ページまで
    ここが、ぜひ読んでおきべき部分。

    おすすめ1章・私の人生を変えた7つの経験、。
    目標とビジョンを持って行動する。ひとつのことに集中する。(定期的に検証
    と反省を行う。)新しい仕事が要求するものを考える。書きとめておくーイエ
    ズス会とカルヴァン派の教訓。何によって知られたいか。成長と自己変革を続
    けるために。

    2章・自らの強みを知る。生き生きと働くための方法。強みはなにかに。フィ
    ールドバック分析から分かること。仕事の仕方に着目する。人と組むか。価値
    観を優先する。ところをうる。

    3章・時間を管理する。時間の自分の時間のどのとうに使っているか。時間を
    無駄にする仕事。時間をまとめる。時間の使い方を記録する。仕事を整理する
    。マネジメントの欠如がもたらす時間の浪費。汝の時間を知れ。

    4章・もっとも重要な事に集中せよ。時間を無駄にしている暇はない。古くな
    ったものを整理する。劣後順位の決定が重要。捨てるのは勇気だ。

    p104新しい仕事で成果をあげるのは何をしなければならないか。新しい任
    務が要求するものを徹底的に考え抜くこと。
    106ページ。
    イエズス会(1534年創設)とカルヴァン派(1541年創設)の教訓。と
    は何か?重要な決定をする際に、その結果を書きとめておかねばならなかった
    。結果と期待を比較できると、自分の強みがわかるということです。

    「フイードバック分析」これがキーワードです。

    112ページ.
    何かをするときにその結果の何を期待するかをカナラヅ書く。強みを発見しそ
    こに集中せよ。
    118ページ。
    みづからの、「自分の強み」「仕事の仕方」「価値観」を知れ。
    自分の時間の使い方を管理しフイードバック分析せよ。時間こそが最大級の資
    源である。

    137ページ。
    自分の強みをいかすために、強みを重要な機会に集中せよ。
    144ページ。
    集中とは意味ある事、重要な事について時間と仕事について自分から意思決
    定すること。

  • 仕事をする上での、考え方、振る舞いを記述された本。マネージメント、リーダーシップ、成果、生産性など複数の視点が1冊にまとめられており、考えを整理するのに最初に読むのが良いと思いました。具体的方法、行動の記載は最小限なので、そこは自分で考えたり、実践的な他の本から吸収することになります。

  • ザ・自己啓発本だが、繰り返し読みたいと初めて思った本。
    ドラッカーの書籍と論文を結集した一冊。
    知識労働者の労働は測ることができないから、自分でマネジメントしていかなければならない。今どうすべきか、この先どうありたいか、何が足りないか、どう貢献できるか。
    現代における知識の利用の仕方は「RANGE 知識の幅が~」にも通じるものがあった。

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