企業とは何か その社会的使命

  • ダイヤモンド社 (2005年1月27日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784478300701

みんなの感想まとめ

企業の本質やその機能について深く考察した本書は、経営政策やリーダーシップ、評価基準といった重要な課題を提起しています。特に、組織は人間から成り立ち、その長所を生かし短所を補うことが求められるという視点...

感想・レビュー・書評

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  • 現在でも人・組織領域において多くの企業を悩ませている課題がすでに本書で指摘されており、驚かされた。

    【メモ】
    ・企業に関しての三つの大きな問題
    ①経営政策にかかわる問題
    ②リーダーシップにかかわる問題
    ③経営とリーダーの評価の尺度にかかわる問題

    ・企業の経済的な機能と社会的な構造を規定するものは、人間組織である。

    ・組織とは、人の長所を生かし短所を補うべきものである。

    ・企業にとって重要なことは、経済効率に優れた生産という共通の目標に向けた人間活動のための組織として存続することである。

  • 1943年 GMからインサイダーの立場
    コンピュータは戦略と構造を変えなかった。IT革命は違う。同じように大きな変化をもたらすものが知的労働者の主役化である。
    戦時生産への転換→企業によって行われた。

    GMの事業部 自動車の車種別事業部 各種部品事業部 エンジン事業部 東部航空機事業部
    集権と分権のバランスに成功

    コストとシェアで業績をはかる コスト分析→生産性を測定

    組織は人間から成るものであるがゆえに、完全を期すことは不可能である。したがって、完全ならざるものを機能させることが必要となる。…人間の感性、能力、リズムの違い…30%の効率の組織が100%の効率を称する組織よりも強力であって、成果をあげるということが十分ありうる。

    1941年初め 2、3年後にGMが担うことになるはずの戦時生産について検討 課題→受注量、労働力、輸送手段
    1941年秋 準備完了
    最大生産可能量の推計は最大10%の誤差しか生じなかった。

    経営陣→事業に関係のない情報の遮断→× 戦時中に連邦政府で働くことを余儀なくされた経営人→政府や政策への理解は深まった・勉強になった

    中小企業のトップ→他の部門のことを目にする機会多い 大企業→外との隔離

    アメリカでは社会そのものを目的としたことは一度もない 国は重要→自分たちの信条を体現する存在
    一人一人の人間を重視し、それがそのまま社会としての約束と信条になっている。

    自己実現を阻む組み立てラインの単調さ 単調さを捨てて創造的に自己実現を求めることのできるのは素人芸術家だけである。
    働く者の満足を左右するもの→仕事の内容ではなく仕事の重要度への認識

    イギリスでは戦時下にあって働く人たちが、かつてない充足、自己実現、市民性、自信、誇りを経験したことが報告されている。

    アメリカ工場 戦争初期 賃上げ要求、スト、士気低下→大型の爆撃機が披露・家族も招待

    独占は利益をもたらさない 大量生産においては利益は効率によって決まる→独占時には効率をはかるべき競争市場が消失
    GMの経営陣は市場の完全支配を目指さず、強力な競争相手が残るよう自らのシャアを抑えた。☆現在、効率は測定可能か?

    本書は1946年に発行→GMは意識して無視した

  • 企業とは何か。1946年の原作が発売されてから60年。
    長い間ずっと読まれて、今もなお色褪せない一冊。
    この本に書かれていることが今もなお起きていることと同じである。
    今のこの時期だからこそ読み直してみたい一冊。
    正直、実感がないもの、文章を読んでいてなじみが薄い考え方など初めてのものが多かった。これから社会人としていろんな知識や経験をしていきたい。そしていつの日かこの本を手に取ってもう一度読み直したい

  • 何十年も前に書かれたとは思えない内容です。 組織とは何たるかというのは過去から現在にかけて普遍的なものだということかな? 改めてマネジメントの重要性等について学ぶことが出来た。

  • 事業部制、企業内分権、企業の社会貢献。本書に出てくる語彙は、ドラッカーの執筆時期を考えると驚異的だ。いずれも今日的な課題なのに、そのアイディアや実例に60年以上も前に着目・考察しているのだから。私は、ドラッカー初心者だが、この先見性、洞察力に彼が長く読み続けられている理由が有ると思う。
    さらに彼の最大の魅力は、企業・組織の真の目的は社会貢献とする点と、人間にとって仕事とは矜持の源泉であるべき、との視線だ。ここに多くの日本人が今、共感するのだろう。派遣切りだ、正規雇用だが問題になっている今の日本だからこそ、今再びドラッカーがブームとなっている理由であるのは容易に想像できる。
    残す課題は一つ。
    いかに今後、公正な人事考課システムを構築するかだと思う。この点、GMの例でも、一般社員については決定的な示唆はなかったのではないか。

  • ほんとに、一回、読んだ方が良いと思います。
    経営者の方は。

  • 積読

  • 分類=経営。05年1月。

  • GMに関する研究

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