借金1兆円を10年で返した リクルートの現場力

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 92
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478312162

感想・レビュー・書評

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  • やはり、凄いの一言。 リクルートの復活にさほどの時間は必要なかった!  江副イズムなのか、それとも新しい息吹きなのか!  現場力・・・凄すぎる!

  • リクルートが展開しているビジネスの基本は、カスタマーとクライアントの間に「メディア」という形で介在し、3者がみんなメリットを享受できる「トライアングル・ハッピー」を形成することです。

    このハッピーをより強化するためには、どうすればいいのでしょうか。

    僕らがフツーに考えてしまうと、そのメディアのクオリティをもっともっと上げればいいんじゃないのかと思ってしまいますよね。もちろん、それも大事でしょう。リクルートはすばらしいクオリティでメディアを提供し続けています。

    でも、彼らのすごいところは、その営業力にあるともよく言われます。
    リクルートは営業会社だ、と。

    この本ではその一端が語られています。

    「介在価値」というものです。

    リクルートの営業マンは、自分たちが介在することで、クライアントにどんな価値を提供することができるのか。それをいつも念頭に置いて考え抜いているそうです。それは人事に関する戦略立案であったり、広告宣伝のプロデュースであったり。。。単に「リクナビ」の機能を提供して使い方を説明するだけでは終わらないんですね。

    他にも、リクルートには社員を元気にさせる仕組みが沢山あるそうです。

    社内の人材ドラフト制度とも言うべき「キャリアWeb制度」とか、会社に新規事業や経営戦略を提案する「New RING」制度とか、事業部主催の論文コンテストとか。

    こういう制度、いいですよね。
    欲しい。。。

    やっぱり、大事なのは「人」なんだろうなと思います。
    そういうアツい人が次々と集まってくる風土があるのでしょう。

    うちの会社もそうなってほしいな、といつになく真剣に思いました。

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