ならば私が黒字にしよう

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478321058

作品紹介・あらすじ

わずか1年半で42億円の営業赤字を33億円の営業黒字に!「会社再建」人・高塚猛の経営哲学とは。

感想・レビュー・書評

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  • 福岡ダイエーホークスや盛岡のホテルを赤字から黒字に建て直した著者の経験。考え方は非常に参考になる。

    ● 組織を変えるには、リーダーが「こうありたい」という夢(実感)を持つ必要がある。その夢や実感を繰り返し語るうちに、いつの間にか理想の組織に近づいていく。そこに具体的な数字を入れて、数字を実現するのが経営である。

    ● リーダーは目標達成より目標設定。目標設定とは本当に大切にしなければいけないもの。設定した目標、つまり夢を具体化するために、夢に数字や事実を入れていく。

    ● 目標を設定したら、それを達成するためにあらゆる方法を考える。「目標は必ず達成する」といい続けることが大事。ウソになるかもしれないが、その間に人間が成長する。

    ● できる人から異動させる。優秀な人を出すから、組織は活性化する。ダメな人から異動させると異動の重要さを誰も信用しなくなる。

    ● 人生に失敗はない。あるのは思い通りにいかないこと。

    ● 上司ならば、部下をかばって「そんなミスは気にするな」といったり、同じようなミスを繰り返さないためにどうすればいいか一緒になって考えてあげるべき。

    ● ほめるときは1対1ではなく、その人の好きな人の前で。

    ● 全員に2億円ではなく、一人一人に20万円売上アップと伝える。

    ● 他部門との昼食会。たったそれだけのことで、部門間の壁は取り払われる。

    ● 利益は目的ではなく、会社を存続させるための手段に過ぎない。会社をいかにして存続させるかということが大事。

  • 元福岡ドーム・シーホークスホテル&リゾート 福岡ダイエーホークス代表取締役。
    曰く「大切なことは「現状」のまま黒字にすること。地域社会やそこで働く人たちを守ること。その上で会社が変わっていくことが、真の黒字ではないか」  

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