部下のやる気を２倍にする法 できる上司のモチベーション・マネジメント

著者 : 和田秀樹 大塚寿 奈須正裕 植木理恵

• ダイヤモンド社 (2004年2月20日発売)

感想・レビュー・書評

[weakfishさんの感想 · 2012年2月27日]

自分がリーダーという立場になったので、そして僕自身のやる気も２倍にならないもんかなーと読む。真剣に悩む上司にとっての実践的良書と思う。まだ実践していかった人（僕）には有効度は測れないが。

[KSKさんの感想 · 2011年12月15日]

和田秀樹氏が書いた心理学的モチベーションマネジメントの本。とてもわかりやすくてgood。マネジメントと言えば、質や業績の管理と思われていたが、近年では、部下のモチベーションマネジメントも重要視される。強いチーム、強い部署、強い会社を作るためには、管理者がそのことを十分理解しておく必要がある。
紹介されている法則・原理・技術はどれも説得力があり、是非取り組みたい内容だ。

[さめざめさんの感想 · 2011年7月10日]

初めは陳腐な本だなと流し読みしていた。
著者が精神科医。
心理学的なアプローチからモチベーションのマネジメントを語ってある。
それゆえ個々人の能力のようなものは勘案してはいない。

しかしながら2倍どころか、やる気の無い社員ややる気をなくした社員をも救うと考えればその効果は計り知れないというか。
さらさら読んだが、内容的にはもう一度読み直さなければと思わせるレベル。

心理学をビジネスに生かすのは欧米では至極当然と記載があったが、取り入れる価値はあると言わざるを得ない内容だった。

著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に、『８０代から認知症はフツー』（興陽館）、『病気の壁』（興陽館）、『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』（マガジンハウス）、『80歳の壁』（幻冬舎）、『70歳が老化の分かれ道』（詩想社）、『老いの品格』（PHP）などがある。

「2024年 『死ぬまでひとり暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」