組織マネジメントのプロフェッショナル

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478360668

感想・レビュー・書評

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  • 2006年11月11日 01:10

    HR系ではとても分かりやすく 
    面白い視点を持った筆者だと思います 
    学者っぽくなく組織のことを語られているので 
    とても読みやすいです 


    以下備忘録です 

    他社に勝つ自立組織を形成するために必要なのは 
    What→How→Do→Checkの 
    Whatを考えられるリーダーが居ること 

    これまでの日本の組織では 
    命令がトップダウンで降りてきて 
    マネージャーはHowを考えるだけでよかった 
    つまりそれは自立組織ではなく、 
    Whatが与えられてそれに従い行動していくだけの 
    「野球型」組織であり、 
    ピッチャー、キャッチャー、ファーストと 
    与えられたポジションをこなすことに終始する 

    だが、自立組織とは 
    「サッカー型」であり、 
    フレキシブルに今何をすべきかの 
    「何」のところを考えながら 
    ゲームを進めていくことが求められる 

  • WHAT - HOW - DO - CHECKのサイクルを繰り返す。その中で一番重要な"WHAT"を構築する為の要件がこの本の主テーマとなっています。僕にはちょっと判り難かったな。。。

  • 自立組織がなぜ必要か、
    そのためには人事の観点から組織をどういう形にして、どういう人材をそろえる必要があるのか。
    という事を中心に書かれている。

    人事や組織論ほど、言うは安し、行うが難しい分野はないだろう。
    自立的に動ける人材、自立的にリードできる中間管理職、そして圧倒的ビジョンを持つトップ。
    本を一冊読んで変身が出来るわけではないので、ならば、もっと様々な事例を紹介してくれるとより実践的な参考書となると思う。

    昨今の企業人事、あるいは組織人事コンサルが何を中心に取り組んでいるかをもう少し掘り下げて具体的に知りたかった。

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著者プロフィール

高橋 俊介(タカハシ シュンスケ)
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科特任教授
1954年東京都生まれ。
2000年に慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授に就任。個人事務所による活動に加え、湘南藤沢キャンパスのキャリア・リソース・ラボを拠点とした個人主導のキャリア開発や組織の人材育成についての研究に従事。2011年より、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授。2022年4月より、現職である慶應義塾大学 SFC研究所上席所員。キャリア形成、人材マネジメント、リーダーシップ、働き方改革などに確かな知見を有し、本質を見抜く目に定評がある。
沖縄県那覇市にも事務所兼住居を持ち、1年のうち3割は沖縄で暮らしながら仕事をしている。
主な著書に『キャリアショック』『21世紀のキャリア論』(以上、東洋経済新報社)などがある。


「2022年 『キャリアをつくる独学力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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