リーダーシップ・コミュニケーション 人を引きつけ、組織を成長させるリーダーシップとは何か?
- ダイヤモンド社 (2005年6月30日発売)


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本 ・本 (324ページ) / ISBN・EAN: 9784478360729
感想・レビュー・書評
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当たり前のことを言っているみたいで、エッセンスを言っている。少し読みにくい、取っ付きにくい本ではあります。2005年の作品、おそらく名著入りしている。いくつか発見がありました!
- ストーリーこそ、我々が考えたり覚えたりコミュニケーションを図ったりするための手段であり、また仕事の意義を見出し互いに団結しお互いの信頼を築くための方法です
→リーダーは魅力的な「ストーリーテラー」でありたい!確かに。大きなコンテキストで考えると、この事象はどう位置付けられるか?との視点は大切と思う!!
- 全く専門家らしくないのが優秀な専門家。ありのままに伝える。自分の考えや経営を説明しようとするとき、特殊な用語やアルファベットを並べた略語、技術の専門用語は避けて、「シンプル」な内容になるように心掛ける。
→その通り!簡易でシンプルな言葉を上手く組み合わせて話そう~英語も笑
- 意見の対立を生じさせながら、新たな合意を形成させる技こそ、ダイナミックな組織のリーダーが身につけたい事!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リーダーだけでなく、従業員にも同じように当事者意識で議論に参加してもらい、コミュニケーションを図る。そのための方策が書かれている。伝えるのも重要だが、聞く、何故なのか思考を深める問いかけ、自分たちの意見が尊重されていると感じさせる姿勢は大切だ。女性リーダーがこの辺り得意な気もする。
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キーワード
リーダーにとってのリードする対象(メンバー、従業員、部下等)
の欲求をしり、それを満たす
リーダーとリードする対象との意識のギャップに気づけ
会議で交換すべきは情報よりも意見である
思い込みを排除するには中傷役を演じろ
意見の対立を活かすのがリーダーである
*舞台づくり
*対立の奨励
*データの重要性
*勝敗より昇華 -
「コミュニケーション=リーダーシップ」
という切り口で、
組織を成長させるリーダーシップとは何かを
細かく定義している親切な本。
10のリーダーが果たす役割は、
これからのリーダーになっていく人にも
今の状況を頭に浮かべながら読むと、参考になる。
チェックリストもあって、非常にわかりやすい。
経験を頼りにリーダーを務めている人に
ぜひ、読んで欲しい。
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