“本気”の集団をつくるチーム・コーチングの技術 ホンネの対話が現場を強くする

  • ダイヤモンド社 (2005年11月4日発売)
3.13
  • (1)
  • (2)
  • (10)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 41
感想 : 6
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (229ページ) / ISBN・EAN: 9784478360866

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 数字での目標管理ではなく、思いのマネジメントMBBを推進したい。
    リーダーは、事象の背景や方向性ビジョンを示し、具体論はメンバーが自発的に考える風土が大事。
    強い組織とは、個が強く思いを持って働ける組織だと思う。

  • 今の世の中、組織でも、個人でも
    元気を出して、成果を上げていくのは
    なかなか難しい環境ではないかと思います。


    本日ご紹介する本は、

    人が集まる集団において、
    コーチングのスキルを活用し、
    お互いに、活き活き元気に仕事をし、
    なおかつ、成果をだしていく。
    そして、組織全体を元気にするための
    ヒントが書かれた1冊。

    ポイントは
    「思いの対話」

    コミュニケーションの基本は
    ”共感”。
    いかに、相手と同じ思いを共有できるかです。

    そのためには、まず強く思うことが重要。
    思ったことを他のメンバーと対話しあう。
    そのことで共感が得られ、行動につながっていき、
    行動が成果につながります。


    「傍観者」

    自分で勝手に設定した枠の中で
    外を見ているだけになっていないでしょうか。

    お互いがアイデアをフルに出し合って、
    相手の領域にも積極的に踏み込んで、
    一緒になって考えるという姿勢が重要です。


    「自己分析」

    ①今の会社の問題は何か?
    ②何が原因か?
    ③自分には何が出来るのか?

    ③が大事です。


    「自分で見つける」

    ティーチングは教えることですが
    コーチングは相手に答えを見つけさせることです。

    自分で答えを見つけようとする人の集団でないと
    変化を乗り切る試行錯誤のスピードは出ません。

    何か問題があったとき、
    答えを教えてもらおうとしていますか?
    自分で見つけようとしていますか?

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    結果の全てを自分の責任として捉えられれば、現場の成長を促進させる。
    大きな構想を描き、イノベーションを意識して、こぢんまりしない目標を創出していく心意気が大切
    お互いがアイデアをフルに出し合って、相手の領域にも積極的に踏み込んで、一緒になって考える
    自主的に考え行動する人材をつくるには、十分な情報を与えることが必要
    思いは強く=徹底的にテーマについて考え抜いて、自分の思いを表現しましょう
    どんどん自分の思いを発信し、1部署だけではできない問題を投げかけていけばいい
    目標を何が何でも定量的に前もって約束するよりも、ビジョンや思いのレベルで約束することのほうが大切
    自分で答えを見つけようとする人の集団でないと変化を乗り切る試行錯誤のスピードは出ない
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    第1章 誤ったコーチング
    第2章 思いを対話するコーチング
    第3章 コーチングの出発点は自己分析
    第4章 コーチングで会議を活性化させる
    第5章 コラボレーションをコーチングで実現する
    第6章 コーチング文化を経営全体に根づかせる
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/2c83b82d1eede4c3.png
     

  • 共感がカギ。しみじみ感を。

  • 学んだこと:
    物事の成功の鍵は、企画が5%で、残りの95%は実行。つまり実行は難しい。そして実行をフォローしていく重要なツールがコミュニケーションであり、これもやはり同様に難しい。

    目標を出しても誰も感動しないようでは、力をいれて実践されることはない。

    リーダーシップとは、人々に方向性を示し、その人々をやる気にさせ、目標に向かわせる影響力。最後は逃げずに自分が責任を負うという責任能力。

  • 研修で必要だったため入手。
    分かりやすいが、全体に重複感が強い。

  • これも、事務総長だったときに、すごく参考になった本。
    本気のチームを作るには?
    コーチングの勉強にもなる。

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

株式会社ライフシフトCEO、多摩大学大学院教授・学長特別補佐。1957年生まれ。日産自動車で人事部門、オックスフォード大学留学、欧州日産などを経て、99年よりフライシュマン・ヒラード・ジャパンにてSVP/パートナー。人事、企業変革、リーダーシップ開発などのコンサルティング・研修に従事。2006年より多摩大学大学院教授を兼務し研究科長などを歴任。「Management by Belief」を一橋大学野中郁次郎名誉教授らと提唱。17年にライフシフト社を創業しライフシフト大学を開校。

「2023年 『リスキリング超入門 DXより重要なビジネスパーソンの「戦略的学び直し」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

徳岡晃一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×