明日を支配するもの: 21世紀のマネジメント革命

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478372630

感想・レビュー・書評

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  • 自分だって人の役に立てる、誰かに必要とさらる存在と思えば心の支えになるし、新しいチャレンジの自信になる。
    『第二の人生、パラレルキャリアとしての仕事をもつことは、社会において、敬意を払われ、成功の機会を持てるということである。』

  • 3

  • ●読むキッカケ
    ・なんとなくドラッガーの様な読み応えのある本を読みたくなったから
    ・未来予測系の話を読みたくなったから

    ●サマリー
    ・プロフェッショナル社会におけるセルフマネジメントの項目に、
    共感や学びを得ることが出来た。

    ●ネクストアクション

    ●メモ
    ・強みを知るためには、何かを始める際に、自分が発揮できる価値を書き留めておき、
    一定期間後に実際にどうだったかを検証することをオススメしている。
    仮説を立てて、その検証を行うことをすることが、
    0ベースで捉えるよりもいいものとして薦めているのだろう。

    ・強みと同じくらい、人には得意不得意な仕事の仕方が在るらしい。
    ドキュメンテーションが得意不得意、人とやるのが得意不得意とか色々。
    恐らく、それを踏まえて無理に自分を変えようとする努力よりも、
    しっかり自分の特性を見極めて、最大価値が発揮されるスタイルを確立する努力を薦めているのだろう。

    ・強みと価値観がコンフリクトを起こした際に、優位にすべきは価値観らしい。
    まあ好きこそものの上手なれ理論かなあと捉える。

    ・どこでいかに貢献するのか、に答えられる状態で無くてはならない。その際に、
     ー難しいものであること
     ー可能なものであること
     ー意味のあるものであること
     ー出来るだけ数字で表せるものであること
    という、基本的な目標設定の条件を満たしたものを設定するようにすること

    ・価値を出す上で、関係者をしっかりと捉えることの重要性を指摘している。
    特に、部下としての在り方として、上司が成果を上げられるように振る舞うことを指摘しているのが、斬新。
    そういう風に信頼関係を醸成することを、組織に働くものの義務として位置づけている。

  • 責任を持つがゆえに、自由となる。

    「組織の中の誰よりも詳しいこそ、知識労働者の知識労働者たるゆえんである。」や「知識労働者たるものは、自らの貢献は何でならなければならないかを自ら考えることができなければならない。」など、知識労働者としての心構えがあります。

    知識労働者はブルーカラーとは違って、生産性という尺度を採用しにくい観点があります。それは、ブルーカラーはリードタイム等で視覚的に生産性を計測できるのに対して、知識労働者は「効率的に考える」ことを視覚的に捉えることが難しいからです。外見では熟考しているように見えても、本当に仕事のことを考えているかどうかは本人にしかわからないからです。それは、自らの行動は自らが責任をとらなければならないことを意味しています。

    本書で紹介されていた「仕事を個々の動作に分解する。それらの時間に要する時間を記録する。無駄な動作を探す。不可欠なものとして残った動作を短い時間で簡単に行えるようにする。それらの一新された動作を組み立てなおす。」というテイラー手法を使ってみようと思います。それは、ある企業が「毎月一回、廃業を目的とする会議を開いている」ように、定期的に自らの行動を見直し、アップデートすることの重要性を物語っています。

    まだまだ無駄な行動はあるはずです。特許の明細書を作成する上で、機械的にできることは何でしょうか。「目的は一般的に広く書く。それも2,3行に収める。」、「最良の形態では、始めに一般論を述べておく。その際にクレームに使用する言葉の定義はここで書いておく。それから実施例を書く。」、「手段はクレームのコピペでよい。」、「産業上の利用分野は原則書かない。」などなど。これでもだいぶ効率化するのではないでしょうか。

    知識労働者にとっての生命線は「情報」です。「供に働くものや部下に対し、提供すべき情報は何か。それは、いかなる形で提供すべきか。いつまでに提供すべきか。」、「自分が必要とすべき情報は何か。それは、誰からか。いかなる形でか。いつまでにか。」、「情報の目的は知識ではない。正しい行動である。」とあるように、玉石混交の情報を選別できたものが今の時代の勝者と言えるでしょう。

    今は情報を吸収することに専念してます。詰め込みでも構いません。情報のストックがなければ、何が必要で何が必要でないか判断することが難しいと思うからです。膨大な情報を吸収した先にひらめきや直感が生まれると思っています。

  • 問題の提起。この問題は、今も未来もあり、常に考えないといけない問題の数々である。

  • (電子版発行なし。2013年8月18日時点)

    ダイアモンド社|ドラッカー|デジタル書籍
    http://www.diamond.co.jp/mt/mt-estraier.cgi?blog_id=1&target=19&limit=15&include_blogs=6&query=%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC&offset=1

  • MANAGEMENT CHALLENGES FOR THE 21ST CENTURY ― http://book.diamond.co.jp/cgi-bin/d3olp114cg?isbn=4-478-37263-2

  • 今後の社会での生き方の提示をしてくれる本。

  • アジャイル界隈で言われている自己組織化や知識労働者、クリステンセンの破壊的イノベーションを想像させる計画的破棄など参考になることばかりだった。
    さすがドラッカー。有名な経営者が愛読するはずだ。

    -引用-
    マネジメントを知らぬ起業家が成功しつづけることはありえない。イノベーションを知らぬ経営陣が永続することもありえない。企業にせよ、他のいかなる組織にせよ、変化を当然とし、自ら変化を生み出せなければならない。

    急激な構造変化の時代にあっては、生き残れるのは、自ら変革の担い手、チェンジ・リーダーとなる者だけである。

    コスト上の不利が大きければ、事業を損なう。だが事業を成功させるものは、コストではなく、価値の創造である。そして、そのために必要とされるものが、事業の定義、経営戦略、体系的破棄、イノベーション、利益とシェアのバランスなど、リスクを伴う意思決定である。

    知識労働者の生産性を向上させるための条件6つ
    1.仕事の目的を考える
    2.働く者自身が生産性向上の責任を負う。自らマネジメントする。自律性をもつ。
    3.継続してイノベーションを行う。
    4.自ら継続して学び、人に教える。
    5.知識労働の生産性は、量よりも質の問題である事を理解する。
    6.知識労働者は、組織にとってのコストではなく、資本財であることを理解する。知識労働者自身が組織のために働く事を欲する。

  • ドラッガーに関する著書であるが、
    内容はわかりずらい

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