- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478372630
作品紹介・あらすじ
ビジネスの前提が変わった!かつて例を見ない変化の時代にあって、組織とそこに働く人々に何が起こっているのか?時代の本質を見通すドラッカーの最新作。
感想・レビュー・書評
-
ドラッカーが、1999年にマネジメントと経営基盤の変化から、チェンジリーダを唱え、情報と知識労働の台頭を解説した書。以後、ドラッカーの書は、チェンンジリーダ、イノベーター、ネクストソサエティーと、変貌する社会をテーマとするものになっていく。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ドラッカーというひとは、観察が独特ですごいのか。
-
最も印象的だったのは「やめる、指標を定めて改善する、成功を追求する、ことにより変化のための仕組みをつくる。」「自らをマネジメントすることと、チェンジ・リーダーになることの本質は同じで、進化である。」です。20年前の書籍とは思えません。
-
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/481176 -
( オンラインコミュニティ「Book Bar for Leaders」内で紹介 )
-
古い本だけど、今にしっかり通じるものがある。経済学にあまり興味がないので、ドラッカーの本の中では苦手な内容だった。もう少し易しく書かれているものの方が、私にはちょうど良い。
-
13.7.22
落合氏 紹介 チェンジリーダと並行して読むと良い -
何度でも読み返したくなる。
-
自分だって人の役に立てる、誰かに必要とさらる存在と思えば心の支えになるし、新しいチャレンジの自信になる。
『第二の人生、パラレルキャリアとしての仕事をもつことは、社会において、敬意を払われ、成功の機会を持てるということである。』 -
3
-
●読むキッカケ
・なんとなくドラッガーの様な読み応えのある本を読みたくなったから
・未来予測系の話を読みたくなったから
●サマリー
・プロフェッショナル社会におけるセルフマネジメントの項目に、
共感や学びを得ることが出来た。
●ネクストアクション
●メモ
・強みを知るためには、何かを始める際に、自分が発揮できる価値を書き留めておき、
一定期間後に実際にどうだったかを検証することをオススメしている。
仮説を立てて、その検証を行うことをすることが、
0ベースで捉えるよりもいいものとして薦めているのだろう。
・強みと同じくらい、人には得意不得意な仕事の仕方が在るらしい。
ドキュメンテーションが得意不得意、人とやるのが得意不得意とか色々。
恐らく、それを踏まえて無理に自分を変えようとする努力よりも、
しっかり自分の特性を見極めて、最大価値が発揮されるスタイルを確立する努力を薦めているのだろう。
・強みと価値観がコンフリクトを起こした際に、優位にすべきは価値観らしい。
まあ好きこそものの上手なれ理論かなあと捉える。
・どこでいかに貢献するのか、に答えられる状態で無くてはならない。その際に、
ー難しいものであること
ー可能なものであること
ー意味のあるものであること
ー出来るだけ数字で表せるものであること
という、基本的な目標設定の条件を満たしたものを設定するようにすること
・価値を出す上で、関係者をしっかりと捉えることの重要性を指摘している。
特に、部下としての在り方として、上司が成果を上げられるように振る舞うことを指摘しているのが、斬新。
そういう風に信頼関係を醸成することを、組織に働くものの義務として位置づけている。
・ -
責任を持つがゆえに、自由となる。
「組織の中の誰よりも詳しいこそ、知識労働者の知識労働者たるゆえんである。」や「知識労働者たるものは、自らの貢献は何でならなければならないかを自ら考えることができなければならない。」など、知識労働者としての心構えがあります。
知識労働者はブルーカラーとは違って、生産性という尺度を採用しにくい観点があります。それは、ブルーカラーはリードタイム等で視覚的に生産性を計測できるのに対して、知識労働者は「効率的に考える」ことを視覚的に捉えることが難しいからです。外見では熟考しているように見えても、本当に仕事のことを考えているかどうかは本人にしかわからないからです。それは、自らの行動は自らが責任をとらなければならないことを意味しています。
本書で紹介されていた「仕事を個々の動作に分解する。それらの時間に要する時間を記録する。無駄な動作を探す。不可欠なものとして残った動作を短い時間で簡単に行えるようにする。それらの一新された動作を組み立てなおす。」というテイラー手法を使ってみようと思います。それは、ある企業が「毎月一回、廃業を目的とする会議を開いている」ように、定期的に自らの行動を見直し、アップデートすることの重要性を物語っています。
まだまだ無駄な行動はあるはずです。特許の明細書を作成する上で、機械的にできることは何でしょうか。「目的は一般的に広く書く。それも2,3行に収める。」、「最良の形態では、始めに一般論を述べておく。その際にクレームに使用する言葉の定義はここで書いておく。それから実施例を書く。」、「手段はクレームのコピペでよい。」、「産業上の利用分野は原則書かない。」などなど。これでもだいぶ効率化するのではないでしょうか。
知識労働者にとっての生命線は「情報」です。「供に働くものや部下に対し、提供すべき情報は何か。それは、いかなる形で提供すべきか。いつまでに提供すべきか。」、「自分が必要とすべき情報は何か。それは、誰からか。いかなる形でか。いつまでにか。」、「情報の目的は知識ではない。正しい行動である。」とあるように、玉石混交の情報を選別できたものが今の時代の勝者と言えるでしょう。
今は情報を吸収することに専念してます。詰め込みでも構いません。情報のストックがなければ、何が必要で何が必要でないか判断することが難しいと思うからです。膨大な情報を吸収した先にひらめきや直感が生まれると思っています。 -
問題の提起。この問題は、今も未来もあり、常に考えないといけない問題の数々である。
-
(電子版発行なし。2013年8月18日時点)
ダイアモンド社|ドラッカー|デジタル書籍
http://www.diamond.co.jp/mt/mt-estraier.cgi?blog_id=1&target=19&limit=15&include_blogs=6&query=%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC&offset=1 -
MANAGEMENT CHALLENGES FOR THE 21ST CENTURY ― http://book.diamond.co.jp/cgi-bin/d3olp114cg?isbn=4-478-37263-2
-
今後の社会での生き方の提示をしてくれる本。
-
ドラッガーに関する著書であるが、
内容はわかりずらい -
整理して体系化しない限り、データは情報とならない。
3年ぶりに再読。この本のテーマはマネジメント、チェンジリーダー、情報共有。これからの時代、情報への取り組みが不可欠。共に働く全員が必要な情報全てを知っていることが重要。整理して体系化しない限り、データは情報とならない。不意打ちをなくすことが情報システムの試金石。自分から共に働く人に対し提供すべき情報は何か?誰に?いつまでに?どのように?また、自分が必要とすべき情報は何か?誰から?どのように?いつまでに?を考えることが重要。 -
知識労働者は、雇われている組織よりも、結果として長生きする。今日の先進国の平均寿命では、70,80代まで生き残り、75までは働ける。したがって、労働寿命は50年に及ぶが、企業をはじめ組織の平均寿命は30年そこそこである。 もはや最初に就職した組織が、60になっても存続しているとは言い切れない。そのうえ、ほとんどの人間にとって、同じ種類の仕事を続けるには、40年、50年は長すぎる。したがって、組織に働くひとたちは、仕事を変えることができなければならなくなる。キャリアを変えなければならなくなる。第二の人生に備え、自らをマネジメントすることが必要になる。逆境のとき、単なる趣味を越えた第二の人生、第二の仕事が大きな意味を持つ。 朝、髭を剃るとき、どのような顔を見たいかという問題である。優先すべきは価値観、強み、仕事の仕方だ。
-
マネジメントの常識の変化。少子化・グローバル競争の中でイノベーションを追求することが重要。しかし、リーダーが注意しなければならないことは、現実にそったものでなければならない。新奇さに惑わされることなく行動と動作を混同しないこと。
パイロット的にイノベーションを行い、変化を目的とする。しかし、変化と継続との調和も必要とする。自ら現実そった形で変化し未来を生み出していく。
外部の情報を収集し体系的に把握できる情報システムを構築しなければならない。
知識労働者は継続してイノベーションを起こしていかなければならない。1)自分は何か。強みは何か。2)自分は所を得ている課。3)果たすべき貢献はなにか。4)たとの関係において責任はなにか。5)第二の人生は何か。
これらを、うまくコントロールできた仕組みが日本終身用制度であった。 -
マネジメントというより政治に役立つかな・・という感じもしました。
ちょっと翻訳がね・・・もう少し読みやすければいいのですが。 -
ピーター・ドラッカーはマネジメントに関する著作を多数執筆しているが、本書はドラッカーのマネジメント論の中では最後の著作にあたり、来るべき21世紀にマネジメントの姿について述べている。ドラッカー自身は21世紀がどのような世界になるのか分からないと述べているが、やはり氏の大局観は示唆に富んでいる。今はよく理解できない点があったとしても、数年経てば理解できるようになるかもしれないので、本書は手元に置いてたまに読み返すのがいいかもしれない。
ドラッカーは21世紀の世界の中でとりわけ日本の社会に注目している。日本は課題先進国といわれるだけに、これからあらゆる種類の社会問題に直面せざるをえない状況になる。多くの日本人は課題の大きさに恐れおののいてしまうが、ドラッカーは明治維新や戦後の復興をやってのけた日本人の底力に期待しているようだ。果たして我々に先人たちのようなパラダイム転換が実行できるだろうか? -
20世紀の製造業の生産性の改革があって、21世紀のホワイトワーカー(?)の生産性の改革が必要とのこと。
”知識”労働者という文字で表現されていますが、学歴とは違います。
これからは、30代40代50代のビジネスマンも再度勉強が必要とのこと。
自分をマネジメントして成果を出すのが当たり前になってくる、とのこと。 -
45u5
-
すいません時間がないので全体的な印象分だけ、後で詳細に書き直します。
これからの未来に絶対に起こる変化を念頭に、マネジメントの本質を語った良本だと言えるでしょう。この時代にこれだけの本が出せるとは、
さすがはドラッカーと言ったところ。しかしながらやはり時代の変遷と共に、この本で語られていることは現代マネジメントでは常識の部類に入ると言わざるを得ないでしょう。勿論、現代でも通用する名著であるとは思いますが、この本で無ければならない理由も無い、と言う話です。
当然ですがこれらの本は経営書などと同様、マネジメント経験者・マネジメントが現在進行形で必要に迫られている人物以外が読んでも時間の無駄に成り兼ねません。読む人を選ぶ本ですね。 -
p79のユーロに対する意見が本質だ。