リーダーシップ論: いま何をすべきか

  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478372890

感想・レビュー・書評

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  • ジョン コッターの6つの論文を体系的にまとめたもの
    目的 リーダーの育成を行うための方法論
    序章 組織を動かすための10の教訓が提起される
    1 リーダーとマネージャーの違い
    2 人を動かすためのパワー
    3 上司の マネジメント
    4 8段階の変化のプロセスと課題
    5 変革への抵抗への対策
    6 有能なゼネラルマネージャーの行動

  • ジョン・P・コッターさん論文集を書籍にしたもの。ハーバード・ビジネス・レビューに掲載されたもの。
    参考になったのが、6章有能なゼネラル・マネジャーの行動。
    こうありたいと思えるロールモデルが示されている。

  • マネジメントとリーダーシップは違う。

  • コッターはやはりすごい。本来ここには要約を載せるべきなのでしょうが、あまりにも網羅的で、書きようが無い。とりあえず読んでみるべし。

  • 論文集なので、一冊の本としてのまとまりは無いが、コンパクトにまとめられていて読みやすい。リーダーシップとマネジメントは本質的に異なるものであるという大前提の元に書かれており、アメリカにおいてリーダーシップを備えた人材が不足しているという。リーダーは、特に変革期において、ビジョンを掲げ、社員を動機づけ、同じ方向に向けて目標を達成する存在である。しかし、今日の経営環境は不断の変化が常態化している中で、変革はむしろ日常のものであるととらえるべきなのであろう。だからこそ、今日、リーダーシップが求められているのである。(10年以上前に書かれた本であるが、いまでも状況は似たり寄ったりであろう。)

  • 論文集なので、一冊の本としてのまとまりは無いが、コンパクトにまとめられていて読みやすい。リーダーシップとマネジメントは本質的に異なるものであるという大前提の元に書かれており、アメリカにおいてリーダーシップを備えた人材が不足しているという。リーダーは、特に変革期において、ビジョンを掲げ、社員を動機づけ、同じ方向に向けて目標を達成する存在である。しかし、今日の経営環境は不断の変化が常態化している中で、変革はむしろ日常のものであるととらえるべきなのであろう。だからこそ、今日、リーダーシップが求められているのである。(10年以上前に書かれた本であるが、いまでも状況は似たり寄ったりであろう。)

  • 今まで読んだリーダー論の中で最も納得感があった。

  • リーダーシップ論の大家、ジョン・コッターのハーバードビジネスレビュー論文を集めたもの。前から読もうと思っていたのだが、出版元品切れだったりして、そのうちコッターのほかの本を読んでいるうちに、「まあいいかー」ということになって、読まずにいた。(表紙のコッターの強面の顔もなんか、経営学の大家!これぞリーダーシップ!という感じで、やや読む気がそがれる面もあった。)

    久しぶりに、amazonで見てみたら、入手可能になっている、とともに古書が安くでていたので、古書で読んでみる。

    年代は、結構、ばらつきのある6つの論文であるが、主旨は一貫している。とともに、リーダーシップというか、変革の効果的な進め方について、さまざまな角度から論じてある。内容的には、他の所で読んだものとダブりがあるのだが、こうして一気に読むとなかなか面白いな。

    先日、野中郁次郎先生の講演を聞いていて、ときにはマキャベリズム、政治的なものとつきあいながら、変革を進める必要を言及しているところが、印象的だった。

    この本は、まさにそういうマキャベリズム的なものを包含するリーダーシップ論だな。

    といっても、やることはコミュニケーションだったり、ネットワークづくりだったり、人をモティベートしたり、といったことが中心で、結果的には、センゲ一派とあまり違わないのかもしれない。

    でも、センゲなどが注目するサーバント・リーダーシップ的なものとはやっぱり異なるわけで、目的のための手段という割り切りがある意味気持ちよい。

    一時、こういう目的/手段的なアプローチから、自分の関心は遠ざかっていて、善意のプロセス論みたいなところを中心としていたのだが、それらを何らかの形で統合する必要を感じつつある。

  • ハーバード・ビジネススクールで史上最年少の34歳で正教授に就いた著者の代表的な本。

    リーダーシップとマネージメントの違いについて最初に説いた本ではないでしょうか?

    リーダーシップ:ビジョンと戦略を作り上げ、戦略の遂行に向けてそれに関わる人々を結集する。あるいは、エンパワーメントを行い、障害を乗り越えて実現できる力。人と組織文化に訴え、柔軟で熱いもの。変革を成し遂げる力量。
    針路を設定し、心を統合し、動機づけと啓発でビジョンの達成を目指す。

    マネージメント:計画立案、予算作成、組織化、人員配置、コントロール、問題解決を通じて、既存のシステムの運営。階層とシステムを通じて機能し、冷めている。複雑な環境にうまく対応するのが役割。計画の立案と予算策定から着手し、組織化と人材配置により計画の達成を目指す。


    また、組織を動かすための8つの法則と、その注意点について書かれている。8つの法則とは、

    ①危機感を醸造する
    ②変革プロセスを主導できるたげの強力なチーム作り
    ③ふさわしいビジョンの構築
    ④構築したビジョンの組織内への伝達
    ⑤社員がビジョン実現へ行動するよう、エンパワーメントを行う
    ⑥信頼を勝ち取り、批判を鎮めるために短時間に十分な成果を出す
    ⑦活動に弾みをつけ、変革を成し遂げるより困難な課題に挑む
    ⑧新しい行動様式を組織文化の一部として根付かせる

    上司のマネージメント、他部門との連携、インフォーマルな人的ネットワークの構築の重要性、パワー獲得の方法について詳しく記載されている。

    筆者は、周囲を上回るスピードで変革できる企業こそが競争優位を築ける企業であり、変革が今どの企業にも求められているにも関わらず、経営幹部の75%程度が本気で変革を望まない限り、変革が成功しないと述べている。

    変革をなし得るプロセス、注意点、必要とされるリーダー像などについて、いろんな角度から論じた本であるものの、現在ではよく理解されている一般的な考え方ともいえるのではないでしょうか。

  • リーダーとマネジメントが異なること。組織の成長フェーズにより必要なものが異なるは発見できた

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