ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのか

制作 : 中川 治子 
  • ダイヤモンド社 (2002年12月14日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478374221

作品紹介

大企業デルモアの戦略企画部門で働くスティーブは、自社の業績落ち込みに悩んでいた。そんなとき「ビジネスで利益が生まれる仕組みを知り尽くした男」デビッド・チャオと出会い、その教えを請うことになる。深い洞察と豊富な経験を持つチャオは、利益を実現する23の方法をひとつずつスティーブに語りはじめる。生徒の探求心を徹底的に引き出すチャオのレッスンが回を重ねるに連れ、利益発生の秘密、現実に行なわれている戦略の問題点が解き明かされていく-。

ザ・プロフィット 利益はどのようにして生まれるのかの感想・レビュー・書評

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  • 現実のビジネスが実際どのように収益を出しているかを小説形式にわかりやすく書かれている。ビジネスモデルを考える際に、最適な本であり、必読書だと思う。本書の章毎はとても短く読みやすく、一つ一つの収益モデルを網羅的に扱っている。今まさに目の前にあるビジネスはどのようなモデルかを確認することができるだろう。
    本書の中の課題図書も読むことでさらに理解を深めることができると思われる。

  • 23のビジネスモデルを解説している。インストール型がうちのビジネスモデルに近く感じられたが、その他ディファクトスタンダードなど、初めて知りえるが身近なビジネスモデルを知ることができ、しっかり読み込みたい一冊。

  • 今までの経験則の中で知っている利益構造が抽象化され体系化されている。知識としては持っていたものが多いのだが、抽象化し並べて比較などができるようにはまとまっていなかったため自らの思考整理に非常に役にたった。
    知識としては整理されたものの、それを実際の事業にどう活かしていくか。大きな大きな課題ではあるが、事業モデルを思考する際には本書の知識は非常に役に立つのは間違いない。以降、事業としてプロフィットを得られるかは個人のその他の能力となる。がんばります。

  • とても読みやすい本でした
    ビジネス書という感じではなく、2人の登場人物による物語調で実際にビジネスモデルの講義を受けている感じでした。

    ビジネスモデルの講義の中で必読本なども紹介されており、また時間をかけてじっくりと読みたいです

  • *****
    様々な利益モデルを描いている良書。
    いくつものモデルを見ることを通じて、そもそも「利益モデル」という概念を理解することが出来たことがファーストステップとしての学び。
    あとはパターンがより立体感や肌感覚を持って理解することが出来ればなお活用が進むはず。
    *****

  • ビジネス(利益)モデルのパターンカタログ。
    (図書館で借りた本だけど)後でパターンを図にしておきたい。

  • 利益の追求について書かれた、ビジネス小説。
    大企業でも中小企業でも、役に立つ内容満載。
    ある意味、究極のビジネス書の1つと言えましょう。

  • 本書を読んで理解するのには経験と提示されているモデルが具体的にはなにを指し示すかを理解する知識が必要である。即ち、本書はそれなりに読み手を選ぶと思った。本書のタイトルである利益を産むための技術は、その知識的な背景と今まさに儲かっている市場の成功例を観察し、また体験し分析することの上に戦略として成立するべきものであり、そのためには数字的な見当づけにより玉と石を見分ける能力が求められると指摘されている。企業の企画、戦略部門にいるのなら一読を勧める。

  • 23の利益を作る方法
    本書のエッセンスだけを読み取っても使い物にならないと思う。各方法が、自社のどのサービスのどの要素に効果的なのかを理解しておくことが大事だとおもった。



    (1) 顧客ソリューション利益モデル
    顧客を知る
    コストはかかるが、相手を知れば、使い続けてもらえる。初期コストはかかるが、新規獲得コストと比べたら、継続してもらえるようにヒアリングを。

    (2) 製品ピラミッド利益モデル
    セグメントごとに商品を。松竹梅。

    (3) マルチコンポーネント利益モデル
    同じ商品でも、売り場・売り方で価値・値段が変わる。

    (4) スイッチボード利益モデル
    パッケージにする。様々な組み合わせができるようにバリエーションを多くしておくと、毎回何かしら使ってもらえる

    (5) 時間利益モデル
    一番最初にリリースする

    (6) ブロックバスター利益モデル
    製品ポジションをみきわめる。どこが利益を産み出しているのか。どこに注力すればより利益を伸ばせるのか。
    (7) 利益増殖モデル
    同じリソースをつかいまわす
    キャラクター、モーター、ノウハウ

    (8) 起業家利益モデル
    起業家のマインドセットを持とう

    (9) スペシャリスト利益モデル
    ひとつの分野に特化することで、利益を押し上げる

    (10) インストール・ベース利益モデル
    相手がほしいと思ったときに提供できる仕組みを作ろう。欠品させない。良きタイミングでリマインドする。

    (11) ディファクト・スタンダード利益モデル
    マーケティングコストがかからず、導入企業が宣伝してくれる。マイクロソフトのOfficeなど。

    (12) ブランド利益モデル

    (13) 専門品利益モデル
    ニッチで顧客ニーズと製品バリエーションを見つける。

    (14) ローカル・リーダーシップ利益モデル
    地域密集でコストを下げる

    (15) 取引規模利益モデル
    大きな規模の取引で利益をふやす

    (16)価値連鎖ポジション利益モデル
    バリューチェーンの一部を圧倒的に占有する。
    (17)景気循環利益モデル
    値づけ
    (18)販売後利益モデル
    アフターフォロー商品を手厚くして、周辺でもうける。
    (19)新製品利益モデル
    いずれ、停滞期にはいる。そのとき、キャッシュの使い方でその後生き残れるかが決まる。
    (20)相対的市場シェア利益モデル
    (21)経験曲線利益モデル
    (22)低コスト・ビジネスデザイン利益モデル
    (23)デジタル利益モデル

  • ・ イノベーションの成否を分けるのは、単調な骨折り仕事をマスターできるかどうかだ
    ・ 協力してもらわなくてはならない人々の観点から物事を考えることも大事だ。ビジネスの世界で生きる人々は、意思決定する際に、自分が体験した過去の長い歴史を参考にしようとするものだ。才気走った若者が優れたアイディアを携えてきたからといって、人々が今までの考えをすべて覆すなどと期待する方が無理なのさ
    ・ 数字で遊ぶ習慣を付けなさい
    ・ 学習の4つのレベル:自覚>当惑>適用>一体化
    ・ 最初に買うハードウェアに対する価格感応性は高いけれど、消耗品へのそれはずっと低い
    ・ シェア・デターミニング・セグメント:医薬品部門での専門家セグメントのように、効率的にブランドを確率し、確実にシェアが増える影響力を持ったセグメント
    ・ 開発コストが膨大なので、それを回収するために大ヒットが必要なブロックバスター(映画など)と、需要がマーケティングの影響を受けやすいため、優れた集中的なマーケティング・キャンペーンが必要なブロックバスター(本や音楽)の二つがある
    ・ 大きな取引=関係性
    ・ コントロールポイント:相対的な付加価値、希少性、顧客とのコネクション
    ・ 販売後利益モデル
    −(コピー機のハードなど)価格が高く、価格の幅が大きく、選択肢が多い場合に価格感応性は高くなる
    −一方、インクのように、価格が安く、価格の幅が小さく、選択肢が少ない場合に価格感応性は低くなる
    ・ 人々が感じるビジネスの魅力やプレステージというものは、つまるところ市場シェアと高額商品の売上に密接に関連している
    ・ 自分が知りたくないと思っていること、知るのを恐れていることは何かを聞くべき。それに耳を傾けるのには勇気がいる

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