- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478410233
作品紹介・あらすじ
「変化」のときこそ、「基本」を確認しなければならない!ドラッカー経営学の集大成を一冊に凝縮。自らの指針とすべき役割・責任・行動を示し、新しい目的意識と使命感を与える書。
感想・レビュー・書評
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私のようなちっぽけな組織で働く者にとって、この本は職員全員に一読してもらいたいものであった。
ドラッガーというと、リーダーシップのお手本的な教本だと思っていたが、これは大きな間違いであった。
この本には、決して組織の上に立つ者がリーダとは何かを話しているのではなく、組織に勤める者、全てに当てはまる組織経営の企画書だ!
わかりやすく、なるほどなぁ~と感心しつつ読み返した。
この本は、書棚にしまっておく本ではない・・・
いわゆる社会人にとってのバイブル的なものだ -
かなり過去に読んでいた本なので、マネージメント職になった今、また再読してみました。
さすがはドラッカー先生。いつ読んでも新鮮な発見をもたらしてくれます。
少し行き詰ったときのヒントを教授してくれる本としてかならず手元においておく本です。
ただし、英訳ものなので日本語の言い回しがまどろっこしいのがたまに傷・・・。 -
とっても楽しく読めました、、、というのは嘘。
なかなか読むのがシンドい本です。これをエンターテイ
メントと「もしドラ」の著者は称していますが、おいおい、
ちょっと無理しすぎな発言でないの、と正直思います。
何がシンドいのか。
多少、文章の格調高さというか、教科書的な雰囲気が取っ
つきにくさを感じさせますが、書いてることは、それほど
難しいことではないです。
また、巷の経営マネージメント本に書かれていることと
それほど大きな違いはなく、新鮮な発見があった、という
感じもしませんでした。
たぶん、次の2点にあるのではないかと思います。
この本が書かれたのは、なんと30年以上も前!すでに
この時期から、グローバル企業やNPOまで含めた
マネージメントの重要性を語り尽くしています。
行間から、著者の知の広範さと深淵さ、先見性に畏怖を
感じざるを得ません。あまりの知の巨大さに、読み手は
萎縮せざるを得ない。巷の経営書の源流がここにある
という凄さにも驚きます。
もうひとつは、この本を通じて、かなり厳しいことを
マネージャーに求めていること。結果、顧客の創造、
イノベーション、真摯さ、社会との調和、等。
「いかなる組織といえども、その業績はトップマネジ
メントにかかっている。結局のところ、ボトルネック
はボトルのトップにある。」
管理者のひとりとして、著者の言葉は、鋭く突き刺さり
ます。。。痛っ。
ベストセラーになっているようですが、けっして
ハウツー本ではない。ビジネス書というより、教科書
として位置づけたほうがいいですね。 -
結局、最後までは読めず。実行するのは難しいなあ。
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正しくあれというマネジメントの精神から始まる管理のための教科書
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おはようございます。ダイちゃんと言います。ドラッカーは、実務家を経験しており、その著書には、説得力があります。私は、本書の他に、「創造する経...おはようございます。ダイちゃんと言います。ドラッカーは、実務家を経験しており、その著書には、説得力があります。私は、本書の他に、「創造する経営者」や「未来企業」等に啓発されました。愛犬が永眠した今年の5月から、ブクログ始めました。横さんの読書量には及びませんが、よろしくお願いします。2021/08/19
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コメントありがとうございます。最初はマネジメント関連に興味を覚え、全集を読み、残りの知識ベースの著書を拝見させて頂きました。エリア、プロダク...コメントありがとうございます。最初はマネジメント関連に興味を覚え、全集を読み、残りの知識ベースの著書を拝見させて頂きました。エリア、プロダクト、サービスが、国境を超えて縦横する、グローバルカンパニーを対象として、時間の使い方からはじめて、事業部に至る考察は本物だと確信しています。今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。2021/08/19
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2021/08/19
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マネジメントに関する内容を事例を交えながら幅広く触れている。
なんとか読み切ったが、簡単な内容ではなく一度読むだけで理解するのは大変である。
またあくまでも理論的な内容になるので、実生活での実行に移し替えていくべきである。そういう意味で、もしドラは実践的な内容として復習になるであろう。
この本自体もこれから読み返していきたい。 -
真摯さなくして組織なし
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色々と思うところがあり、父親の本棚から借りてみた。
父に貸して欲しいと頼んだ時、いいぞォとノリノリだった。
社会人として働く時期があと2年ほどでやってくることが最近は億劫であると同時に楽しみでもある。また、友人関係とは別の「利害関係がつねに絡む仕事の人間関係」というものについて考える機会が増えた。(これはバイトをやっているうちに考えることでもある)
利害の絡む人間関係があるとき、「人を動かす」ことについて、闇雲ではなく自分なりの指針を持って試行錯誤をしないと、仕事そのものが漫然としたものになってしまうのでは、とも思うようになった。この世の労働は種類を問わず、業務内容のほぼ全てが人間関係で占められているからである。
「人を動かす」というと聞こえが悪いが、言い換えると「人をmotivateする」とか、「人の信用を勝ち取る」とか表現することもできる。そうしたことについてなにも考えずにいたら、大して人の役に立つことはできないし、なにより自分の努力をきちんと反映することができない気がする。
そこで人間関係について論じる骨のある本を読もうと思ったが、わたしは「ある」ことについて論じる心理学が知りたいのではなく(というか心理学の本はブルーバックスで高校生の頃読んだ)、「する」ことについて、もっというと「機能する」について論じている本が読みたかった。このニーズに最も合っているのがビジネス本な気がしたのと、またもともと私の性格的にも、硬派な古典的な本を気取って読むのが大好きという嫌味なところがあるので、この本を手始めに読むことにした(父の本棚にあれば本代が浮くことを喜ぶくらいケチなところももちろん効いている)。
そんな調子なので、わたしの疑問になにかしらヒントを与えてくれる本だったらいいな。
いくら名著といえどここまで期待をかけられるとドラッカーも迷惑かもしれないが。。。。
以上、読む前の長い長い意気込み
ピーター・F・ドラッカーの作品






ドラッガーのこの本私も読みました。「書棚にしまっ...
ドラッガーのこの本私も読みました。「書棚にしまっておく本」になりそうだったので、反省。力強いレビュー参考になりました。