MBA定量分析と意思決定

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478410325

感想・レビュー・書評

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  • 第1部は回帰分析やディシジョンツリーといった定番の分析方法の説明や使い方から始まって、第2部では様々な指標を紹介しています。
    指標と言うのは「市場シェア」「インストアシェア」「在庫日数」「スループット」「正社員比率」「資本コスト」など、ありとあらゆるものです。
    経営のことを考えていると、どうしても指標が欲しくなります。指標があると目標の進捗を明らかにしやすいからです。
    その指標を探す上で、本書は辞書的な使い方もできるようになっています。

    数値というのは経営層の意思決定に使い勝手が良いものですが、個人的には若手ほど活用すべきだと思います。
    若手には経験がなく、勘や直感で意見を言っても大抵聞き入れてもらえませんが、数字を使えば意見に正当性を持たせ、ベテランと同じ土俵に立つことができるようになるからです。

    数字への意識を持ち、現在実際に利用されている数字を網羅的に知る上で、本書は活用しやすいと思います。

  • 定量分析の地引的存在。抽象概念から計算式まで、すっきりまとまっている。定量分析をあつかう他の本と比較してよかった点は、詳細な数式とデータの参照元が掲載されている点。ある程度定量分析を知っている人間にとっては、使い勝手がよく側において時折参照したい地引だろう。

  • 意思決定には、定量分析はかかせない。なぜなら、定性分析では、根拠となる事実を提示したとしても、それは主観的なものにすぎない。従って、定性分析では得られない、”事実”を定量分析から発見し、意思決定に有用する必要がある。

  • 構成は、定量分析として主に統計手法の入門者~初歩の中級者向けのレベル、指標編としてビジネス評価・外部環境指標・財務指標が提供され、巻末にケーススタディとして開始時の事業評価やマーケティング評価、開業後の簡単な経営分析が例示されているので、入門者にとって理解を促進し比較的実務面での擬似体験をすることが出来ると評価した。経験者が定量分析を用いた経営意思決定を行う際に復習を兼ねて確認する場合、入門者が自己研鑽や勉強会に利用する場合、管理会計のKPIの参考にする等、利用範囲は広いと思われる。

    外銀のジョブなどの前に読んどいた方がよい本。

  • 意思決定のためのプロセスの引き出しを増やしたくて購入。グロービスのMBAシリーズは本当に良い本が多い。日本の人事部や研修課はいったい何をやっているんだと思うこの頃。

    内容についてデータ分析の方法の記載が薄い、と批判する書評もあったが、私の意見は違う。「定量分析を仕事上の意思決定に活かす手順」を記載しているという意味では、日本で手に入るもので最良の入門書である。

    データ分析の詳細な手順そのものを記載していない、という意味ではそのやり方を期待している人はがっかりするかもしれない。しかしながらデータ分析の方法そのものが知りたいならば、そのものずばりを扱っている書籍があるし、多少遠回りかもしれないが大学の統計学の入門書くらいはかじっておいた方が絶対いい。

    統計の世界にはGarbage in Garbage out(ゴミを入れても出てくるのはゴミ)という名言があり、これはサンプルの良質性が大事という意味なのだが、実は分析手法が妥当でないと意味がない、という趣旨も含んでいると思う。頻度分布や偏差程度の概念を理解せずに分析手法のみを追求すると、ハウツー本に書いている通りに計算したので数式は正しいはずだが、結局自分がいったい何を計算したのか、もわからないことになり、意思決定上、危険だと思う。

    この手の分析が必要な人は私も含めてなのだが、店長さんなり、管理職の方が多いだろうから、自分の不勉強で予算が未達におわったり、赤字を叩き出すのは絶対に避けねばならない。(その恐怖たるや、、、である。)

    ここまで書いておもったのだが、そうならば統計の勉強の心得程度はどこかに書いてあっても良かったのかもしえない。(統計の入門書には必ず書いてあるので。)次の改定版では加筆して欲しいな。

  • ビジネスにおける意思決定を定量化して、数値で判断ができる様に訓練する科目。
    具体的にグラフの書き方や平均値や中央値の意味、最終的には回帰分析や重回帰分析までが対象となる。
    式の意味や行為の目的を言語かしてくれるし、実務を交えた解説をしてもらえるので助かる。

  • 数式がいっぱい

  • 定量分析のプロセス、各分析ツールの目的、使い方、留意点に加えて、ビジネスを、考える上での確認しておくべき指標等が書かれた本。ただ、発行されているのが、やや古いため、書かれている具体的な情報が少し古い。データ分析なので、特に実践で使って、できる状態にする必要がある!

  • 第1章の定量分析や統計の概説の部分が一番勉強になりました。具体的な手段はそこまで分析系の業務が少ない私は「なるほど」「ふぅん」というものが多かったです。ケーススタディも然りでした。
    今回、業務の中で定量分析とは、「資産前後の『目的の確認』『前提のチェック』そして、『計算結果の解釈』。その解釈を踏まえたアクション提案=はじめて『価値』である」ということが一番胸に刺さりました。
    日々、アクション提案まで落とせていないので今後の課題です。

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