ザ・ゴール 2 ― 思考プロセス

制作 : 三本木 亮 
  • ダイヤモンド社
3.73
  • (253)
  • (293)
  • (427)
  • (46)
  • (3)
本棚登録 : 2863
レビュー : 230
  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478420416

作品紹介・あらすじ

前著『ザ・ゴール』で、工場閉鎖の危機を見事に救ったアレックス。それから10年が経ち、ユニコ社多角事業グループ担当副社長として手腕を振るっていた。そんな彼をグループ会社の売却問題、家庭の問題など次々と難題が襲う…。ジョナに授けられた問題解決手法で、再び危機を乗り越えることはできるのか。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 相変わらずこのシリーズは面白い。

  • 生産管理にTOC(制約条件の理論)を適用したザ・ゴールからTOCの応用範囲を考え方そのものに広げていて、そのためのツールやその使い方も載せられていてよかったです。

    主人公の奥さんが主人公よりTOCを使いこなしているのがツボでした(笑)

  • ロジカルシンキングがベースになっている各種手法を用いて、困難な問題を解決するストーリー

  • 過去、あまりビジネス本と言うものを読まなかった私にとって衝撃的な一冊だった。
    難しい表現もなく、素人にもすんなり受け入れられ、腹落ち感も十分。
    1を先に読んだら、そっちが5つ星だったと思いますが、こちらから読んだため、こちらが星5つ。

  • 制約理論(TOC)の続編として期待して読み始めたけど、現状問題構造ツリーや雲や前提条件ツリーなどの<思考プロセス>というのがTOCとどう関係があるのかわからず、別物というつもりで読んでいた。長かった。ところが最後の最後に、不況になった場合に従業員をクビにするか何もさせないでぶらぶらさせるか、という話が出て、やっと生産量が増減する工場生産管理とつながった。なるほど。さらに巻末解説を読んで、生産の優位性を生かして市場のボトルネックを解消するという狙いがわかって納得できた。この辺を前半で述べておいて欲しかった。 
    製品を新たに開発せずに競争優位性を得るという例も参考になった。

  • ザ・ゴールでは、生産管理における効率の良い生産を目標に掲げ、改善を図ったが、ザ・ゴール2では、思考プロセスを問いただしている。 雲のUDE(問題点)を書き足し、それを潰していくというやり方である。 確かに、現場と学問をミックスしたような思考パターンである。 残念ながら、このエリヤフ・ゴールドラット博士はお亡くなりになったとか。 はたして、この思考方法が日本の企業で通用するのか?疑問である。

  • 前作から10年、工場長にすぎなかった主人公のアレックスは、グループ会社の副社長へと出世していた。
    ところが世界的な不況のあおりを受けて業績不振に陥った会社は、アレックスが担当する多角事業部門を切り離し、売却するという。
    今のままでは売却に伴って大量の人員整理を余儀なくされてしまう。

    「企業の目的は、現在から将来にわたって、お金を儲けることだ」
    その必要条件の一つは「現在から将来にわたって、従業員に対して安心で満足できる環境を与える」ことであり(高い生産性を保つのに必要)、「現在から将来にわたって、市場を満足させる」こと。
    そのためにはどうしたらいいのか。

    結局、状況はそれぞれ違うわけだし、刻々と変化もするしで、正解というのはないのだと思う。
    常にこれが最適であるのかを検証し続けるしかない。
    ただし、検証するためにはこれが最適であると導き出せるような思考のプロセスがあるのだという話。

    私は経営者ではないので、理解しようというよりも小説として面白いかどうかで判断します。
    というわけで、前作の方が面白かったなあ。
    アレックスの処遇については、割と簡単に想像がつきました。
    家族の問題というのも、前作のように家庭崩壊の危機というわけではなかったし、全体にスケールが小さくなったような気がしました。

  • 前作の「ザ・ゴール」が面白かったので続けて読んだ。


    前作で大成功を収めたアレックスは、ユニコ社の副社長となり手腕を握っていた。
    かつての彼の部下たちも、グループ会社の社長となり活躍していたが、
    なかなか利益が出せず、売却される危機に。


    短期間で眼を見張る利益を出すのは難しい。

    それなら、いかに今後利益に繋がるビジネスをしているのかを示す必要がある。


    こちらは前作と違って、物流ロジックの話ではなく、
    どちらかというと、問題と見通しを明らかにして説得する話だった。




    問題のコンフリクトを明らかにする「雲」や、「現状問題構造ツリー」といった手法を用い、
    アレックスのかつての部下であった、ピート、ボブ、ステーシーは、それぞれの会社でおこっている問題を分析し、画期的なビジネス手法を編み出した。

    解決手法の中では、問題とは大抵の場合「結果(UDE)」であり、それ自体は原因では無い。根本原因はもっと深いところにあり、それを潰さなければいけない。
    という観点が新しかった。


    ステーシーの会社は、最後まで苦戦をしており、「会社は何も投資してくれなかったのに、必要なくなったら切り離そうとする」と悲観的になるステーシーのシーンに少し共感をした。
    しかし実は、追加投資をせずとも利益を出すことは可能であることがわかり、最後には、ステーシーたちもポジティブな方向へ舵をきることとなる。



    今回も、アレックスの仕事仲間だけでなく、家族が登場する。

    妻のジュリーは、結婚コンサルタントとして、日々ジョナの手法を活用し、アレックスの良き相談相手として、アレックスに的確なアドバイスをするようになる。

    娘シャロンのボーイフレンドとの問題や、息子デイブの友人との自動車共同購入についての潜在的な問題など、子供達の問題とアレックスが真摯に向き合うシーンも印象的だった。


    前作の「ザ・ゴール」よりは、「説得」という、汎用性と抽象度があがる手法で、衝撃は少なかったが、前作と変わらず読みやすいストーリーだった。

  • 続編が出たので予約してまで買ってしまった。面白く一晩で読める。でも2だけあって次が読めてしまうので、小説じゃない方が良かった。

  • 『ザ・ゴール』で工場の再建に成功したアレックスが、10年後、ユニコ社多角事業グループ担当副社長として、グループ会社の売却阻止に挑むストーリー。読者はストーリーを通して〈思考プロセス〉を学ぶことができるようになっている。

    〈思考プロセス〉を支える〈現状問題構造ツリー〉、〈未来問題構造ツリー〉、〈対立解消図〉などのツールが頻繁に登場するため、わかったような気にさせられる。ただ、見て理解することはできても、実際に作成するのは難しいのだろうなぁ。

    ストーリー展開はすぐに読めてしまうが、小説としても十分面白く、本のボリュームの割にさらっと読めてしまう。ただ、小説として読むと〈思考プロセス〉の理解が進まないかも。

    ちなみに、本書は図書館で借りたのだが、ビジネス書の棚ではなく、英米文学の書棚に置かれていて、見つけるのに手間取ってしまった。

全230件中 1 - 10件を表示

ザ・ゴール 2 ― 思考プロセスのその他の作品

ザ・ゴール2 Kindle版 ザ・ゴール2 エリヤフ・ゴールドラット

エリヤフ・ゴールドラットの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
デール カーネギ...
ハロルド・ジェニ...
野中 郁次郎
グロービス・マネ...
スペンサー ジョ...
ジェームス W....
有効な右矢印 無効な右矢印

ザ・ゴール 2 ― 思考プロセスを本棚に登録しているひと

ツイートする