チェンジ・ザ・ルール!

制作 : 三本木 亮 
  • ダイヤモンド社
3.52
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本棚登録 : 1501
レビュー : 120
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478420447

作品紹介・あらすじ

在庫削減を目的にERPを導入。だが、むしろ在庫は増え、利益を圧迫している-いったい、なぜなんだ!?はたして、クライアント企業の悲鳴を解決できるのか!?コンピュータソフトウェア企業BGソフト社を舞台に、新ソフト開発、販売、フォローアップ過程でのさまざまな障壁を乗り越え、他社が真似することのできない競争優位を確立するまでを描く。

感想・レビュー・書評

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  • エリヤフ・ゴールドラッドの本は、つねに刺激的である。
    しかし、今回は、もう一つよくわからなかった。
    何か、サクセスストーリーになりすぎている。
    ザ・ゴールを最初に読んで、
    ある意味では、生産工程に関する勉強をすることができた。

    納期がいつも遅れている。
    ロボットを投入したが、生産性が上がっていない。
     
    ここではじめて、「ボトルネック」(制約条件)を理解した。
    このとき、ちょうど上海にいたので、ボトルネックとは、
    「試験管」の中に入れることだとわかった。
    いまの時点であれば、いかに効率よく、発根に回していくのかである。

    ザ・ゴール2は、もっと刺激的だった。
    思考方法の重要性を考えさせてくれた。
      
    何をかえればよいのか? What to change?
    何にかえればよいか? What to change to?
    どのようにかえればよいか? How to cause the change?

    この考え方が、重要ですね。
    これを具体的に考えて、中国の進出の意味をつかみかけている。
    何が対立しているのかも、ある程度理解できた。

    今回の本の主題は、「チェンジ・ザ・ルール」にある。
    新しいシステムをいれたら、ルールが変わらない限り意味がない。
    いままでのルールが、限界を作っているということなんでしょうね。

    ERPソフトをつくり、販売しているBGソフト社が、舞台となっている。
    スコットとレニーという二人の創始者たちが
    思考の進化の過程かもしれない。
    それに、ゲイルという営業部長、
    マギーというKPIソリューションズ社の
    二人の女性が活躍する。
    そして、つねに新しいヒントを与えてくれるピエルコ社のグレイグ。

    テーマは、
    「コンピューターシステムを導入して、利益が上がったのか?」
    利益が上がっていない。

    どこかが、問題であり、何かがかけている。

    コンピュータシステムがない段階では、
    適切なデ-タがすべてそろっていない段階で、
    意志決定をしなくてはいけない。
    →部分最適ルール。

    コンピューターシステムを入れることによって、適切な判断ができる。
    「企業活動が一元把握できる。」

    いかに変化を起こすのか?

    会社には、環境や障害に対応した行動パターン、
    評価尺度、ポリシー、ルールなど が、自然発生的にできている。

    これまでの限界に対応していたルール。
    どのような新しいルールを使えばいいのか?
    古いルールに基づいて、システムを設計している。

    コンピュータのソフトは、資産とならないし他にうることもできない。
    担保にすることもできない。

  • ITシステムを導入したら、併せて業務運用も変えないと意味がないよね、という内容。
    ゴールを明確に定めれば、ITシステムにできることは多いと改めて信じられる。こうやって世界を変えていきたい。

  •  『ザ・ゴール』『ザ・ゴール2』につづいて3冊目。こちら『チェンジ・ザ・ルール』の内容を端的にいうと、新しいテクノロジーを使いこなすには既存のルールを見直しましょうと提案する。新しいテクノロジーを導入することで即、利益が生まれるわけではない。導入、前後の社員数が同じであれば逆に赤字にさえなりかねない。既存のルールを変えることで利益を出しましょうということ、当然といえば当然の話である。

  • 大野氏の著書を読んだ後に見ると、同じようなことを言っていることがわかり、理解がしやすくなっている。
    トヨタの方が以前からよりレベルの高い生産システムを用いているが、それを実用するための実例が載っている。
    実際にこのように受け入れてくれる企業がどれだけあるのか。
    ただし、今後はルールを変えなければ企業の存続が出来ないことになるだろう。

  • いかに素晴らしいハードやソフトを導入しようが、今まで使っていたルールや使用方法を変えないのであれば、宝の持ち腐れでしかない。 新しいものを導入する場合は、むしろその現場のルールを変革する事に重きを置くべきである。 今回は、コンピュータシステム、特に、ERPの導入での変革について述べたものであるが、ザ・ゴール程の感動はしなかった。

  • TOCをERP×製造業に適用。

  • 最新のテクノロジーを導入しても、ルールが古ければ意味はない。という話。
    ちょっと例がわかりづらかったかな。
    込み入っていた。
    1作めと2作めは名作でしょう。

  • TOC理論の生みの親であるゴールドラット氏による理論の拡張性を記した著作である。ゴールで提唱されたTOC(制約理論)は単なる生産工程や生産計画の管理のみならず、プロジェクト管理への拡張性がある事が、前作のクリティカルチェーンで示されたが、サプライチェーンを生産、物流、在庫と川下に向かって更に拡張を進め、TOC理論の実践が利益の拡大につながることを示した。会社の目的の一つである利益の拡大を機会遺失の極少化とリードタイムの最小化ならびに在庫縮小から説明している。本書は20世紀の書物であるが、その後のSAPの隆盛などから本書のコンセプトがその後の時代の転換を正確に捉えていた事がわかる。サプライチェーンに携わるヒトは一読する価値がある名著である。

  • ザ・ゴール、思考プロセス、クリティカルチェーンの3冊に比べると内容は薄かった。要はERPを入れて技術が変わったのだから前提も一緒に見直さなくてはいけないよという話。

  • ルールを変えるのは難しい。
    味方も同じ方向を向いてなかったりするもんね。

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