クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?

  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 1742
レビュー : 150
  • Amazon.co.jp ・本 (384ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478420454

作品紹介・あらすじ

これまで考慮されてこなかった人間行動の特性をふまえ、プロジェクト・マネジメントにTOC(制約条件の理論)を応用したクリティカルチェーン。我々の常識を覆し、パフォーマンスを飛躍的に改善するツールとソリューションを提示する。『ザ・ゴール』のゴールドラット博士のビジネス小説・邦訳第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • 以前買ったものを再読。昔とは立場も違うので、この中に書いてあることで実践できそうなことが多い気がする。

    ただ、クリティカルチェーンの算出や合流バッファ、リソースバッファの埋め込みにはソフトウェアが必須だと思うし、そうすると予算がないとできないな。。。ある程度予算動かせる立場ではあると思うけど、組織としてプロジェクトが遅れて問題と思っている立場の人間とつかわないと意味がないけど、そこまでたどり着いていないような気もする。

  • プロジェクトはなぜ遅れるか?

  • クリティカルチェーン―なぜ、プロジェクトは予定どおりに進まないのか?

  • 著者は、TOC理論の創始者として有名。このTOCをプロジェクト管理に使うというのが、この本の趣旨。学生症候群、ボトルネックの解消、ボトルネック前のリソース確保など、プロジェクトマネージメントに必要な知識が書かれていて参考になる。

  • 物語を読みながら、クリティカルチェーンの考え方を学べるが、
    大学の講義の中で生徒と共に理論を見出していくスタイルなので、ちとわかりにくい面もあり。

  • 制約理論に始まりクリティカルチェーン法に最終的につながる
    物語調で大変読み進めやすい
    一方で後からリファレンス的に開くのには不向きなので、何かしらまとめがほしかった

  • PERTと違ってガントには意思が反映される、など、おお、と思わされる内容も多く、ステップを5つに分けてクリティカルパスを短くしていく様はなかなか見ものだった。

    終わり方がなんとなく尻つぼみに思えたのでその点だけもったいないように感じたが、おすすめできる。

  • ”予算内で完成したプロジェクトをまったく見たことがないわけではありません。
    ただ、そういうプロジェクトもありますが、例外的に少ないんです”(P.42)

    これは SIer と呼ばれる業界において、
    いや IT 業界全般において共通の課題だと思う。

    ただ、銀の弾丸はない。
    挑戦し、乗り越え、卓越した力を持つチームだけが、残っていける。
    そういうことなのだと思った。

    (以下抜粋)
    ○あまり欲を出してはいけない。世界を変えてやろうなんて夢は忘れて、確実に達成できるテーマを取り上げるようにとおっしゃいました(P.21-22)
    ○予算内で完成したプロジェクトをまったく見たことがないわけではありません。ただ、そういうプロジェクトもありますが、例外的に少ないんです(P.42)
    ○不確実性が高ければ高いほど、この尾の部分は長くなる(P.69)
    ○期日までに終わらせることのできない可能性が50パーセントもある中央値を選んでわざわざ危険を冒す人はほとんどいない。(P.70-71)
    ○『私がどう振る舞うかは、あなたが私をどう評価するのか次第』(P.164)
    ○一つひとつのステップを期限内に終わらせることができるかどうか考える無駄を省いて、時間を節約したんです。まだ時間があると思って作業開始を先延ばしするようなことはできなくなりました。要するに、学生症候群が消えたっていうことです。(P.249)
    ○作業が予定どおりに終わらない可能性が十分あることもみんなよく承知しているし(P.249)
    ○建設業者は、決して自分たちからリードタイムを短くしようとは考えません。リードタイムを短くすることは、彼らの利益に反するんです。(P.308)

  • ストーリー仕立ててサクサク読める。
    ちゃんとCCPM理論の気になるところ、他の解説で触れてないところまで書かれているので、やはりこの本がバイブルか。
    ただ、すべて架空で都合よく書かれてないか?という疑念は残る。物語の舞台も現場ではなく教室なので、実践で起こりそうなトラブルは適当に省略されてしまっている。"マネジメント"と名付けられている以上は実践ノウハウが必要で、その辺りに触れられた書籍で補完したい(絶版ばかりなんだよな)

  • 11年ぶりに本書を読んでみた。全く色褪せていないことに驚きを隠せない。自分自身からみてもプロジェクトをリードしていく中での問題点や解決策は本書の中から今でも拾うことが可能であり、改めて普遍の思考プロセスだと再認識した。
    本書ではザ・ゲーム以来著者が語ってきたTOC理論が、プロジェクト管理にも有効なことが示されている。生産工程におけるクリティカルパスの前に積まれたバッファー在庫は、プロジェクトエンドとクリティカルパスに合流する非クリティカルパスの合流前に置かれるフロート(バッファータイム)に置き換えられ、更にリソースのバッティングには、競合するリソースを繋ぐクリティカルチェーンへの拡張で解決している。

    中でも素晴らしいのは、コストワールドからスループットワールドへの転換が経営的に如何に大事かを説いている点である。品切れなんてとんでもないことが改めて思い知らされた。

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