会社を変える社員はどこにいるか: ビジネスを生み出す人材を育てる方法

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478440469

感想・レビュー・書評

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  • 本書のキーワードは、アメーバ増殖人材とコンピテンシー。アメーバ増殖とは、新しいビジネスを作り出せる人材のこと。コンピテンシーとは、成果に結びつく能力のこと。 現在、日本企業は国際競争力が低下してきている。本書の説では、これは、高い人件費に見合った人材が少ないために起こった人材不況が原因である。著者が、人材コンサルタントであるだけに、「金槌を持つとネジもクギに見える」という言葉を思い出し、完全には同意できないが、我が社の惨状を見るとそういう面もあることは認めざるを得ない。では、どうするのか。高いコンピテンシーを持ち、次々と新ビジネスを立ち上げるようなアメーバ増殖型人材を作り出せばよい。そのためには、人材を輩出するための仕組みが必要不可欠である。この仕組みとは…。と、続く。全社的アプローチだけではなく、現場での人材育成にも詳しい。中間管理職の方にも参考になるのではないか。

  • 山口取締役から借りた本。
    人材育成の話。
    冒頭の学習性無力感の話がおもしろい。また後半のコンピテンシーの話はリストの採用基準にも係るところがあるので読んでみるとよいかも。

  • 育成とか人材系の本ですが、すごく良著でした。
    「コンピテンシーの5段階」など学べる事が多かったです。
    またサイバーエージェントが人材を大切にする会社だからなのか、
    理解出来る事が多かった気がする。

  • 川上先生の講演を聞いて色々勉強になりました。

    人事部の方は一読を。

  • コンピテンシーとは?!もういちど、しっかり読み返そうと思います。川上氏は抜群に話が上手いです。

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著者プロフィール

ビジネス・ブレークスルー大学経営学部教授。心理学的視点からの人材マネジメント論について、育成/評価/採用等の観点で研究を実施。人事、人材制度の設計から運用、定着までのコンサルティング・研修講演を多数手がける。(2021年9月現在)

「2021年 『人事のためのジョブ・クラフティング入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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