問題解決プロフェッショナル「思考と技術」

  • ダイヤモンド社
3.62
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本棚登録 : 1711
レビュー : 148
  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478490228

作品紹介・あらすじ

問題解決の理論をチャートと事例を駆使してわかりやすく説明。あなたの市場価値を高めるための実践的教科書!本書は、問題解決のための2つの思考と2つの技術、そして1つのプロセスが紹介し、ビジネスの現場で使えるよう、問題解決のプロセスを体系化したものである。

感想・レビュー・書評

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  • 1.最近コンサルの友達と飲みに行ったところ、話が面白かったので、そんな業界の人達がどのように現実の課題と向き合っているのか知りたくて購入しました。

    2.この本は、問題解決するための手法を提示しています。思考、技術、プロセスの3つが大きな括りとなっており、思考では、ゼロベースと仮説の2つです。そして、技術では、MECEとロジックツリーです。最後に、ソリューションシステムです。
    この本で最も重要とする点は、「自分に合った枠組みを創り出す問題解決のスキルが重要」とする点です。つまり、自分自身でフレームワークを使いこなせるようにならなくてはいけません。そのため、失敗しても良いので、日頃から使い込んでいき、自分のやり方を確立していく必要があります。演習問題が含まれているので、本でやり方を見てから、演習を解いていくことを繰り返していくことが、1番効果的なこの本の使い方だと思います。

    3.個人的に心に残ったところは、「情報のパラドックス」です。情報量が多くなると、思考しなくなるということが人間の性質と述べており、自分を見つめ直すと当てはまるシーンが多かったです。ですので、自分の場合はあえて情報量(指標としたいもの)を制限し、その中で答えを見つける方式に切り替え、思考力を鍛えていきたいです。
    また、このシリーズは自分には難しいため、ちゃんと理解し、演習もスラスラ解けるようになるのは時間が必要だと思いました。

  • えーっと、走り読みしちゃったので何ともですが・・・、ひとつだけ思ったのは、この本に書いてあることを「文字通り」やろうとするのはたぶん間違いだということ。奥にあるものを理解したうえで使いこなさないとね。

  • ここ数日、ロジカル・シンキングに関するビジネス書を読み漁っている。これまで読んだ中では一番、読み易く、理解し易い。

    思考方法と技術、プロセスの3柱で、ゼロベース思考、仮説思考、MECE、ロジックツリー、ソリューション・システムを詳しく解説。具体的な事例や演習問題もあり、理解し易い構成になっている。

    1998年が第1刷で、手元にある2009年版は第33刷というから、長年にわたり読み継がれてきた良書であることが解る。

    知識を得たので、実践により自分のモノにせねば。

  • ■学んだこと
    思考編
    ・ゼロベース思考
    ① 既成の枠を取り外し、自分の狭い視野の中で、否定に走らない。
    ② 成功するためには「この課題を解決するために具体策はある」という前提を持つ。
    ③ 顧客にとっての価値を考える。成功者は開発者、生産者であると同時に非常に考え抜いたユーザーでもある。
    ・仮説思考
    ① アクションにすぐ結び付けられるように、常にその時点で結論を持つ。
    ② 「ベスト」よりも「ベター」を意識して実行する。走りながら試行錯誤を行い、最終的にベストに近づける。(情報収集に力を入れすぎない。)
    ③ 結論から考えればその背景を必然的に考えるので、解明する中で軌道修正をしていけば良い。
    技術編
    ・MECE
    ① 無駄な時間や手間を省くため、モレによって的を外していないか。ダブりによって効率を阻害していないかをチェックする。
    ② MECEで課題を捉え、最後に優先順位をつける。あくまでも、MECEは手段であって、目的ではない。
    ③ フレームワークの活用(ex,3C,4P,事業ポートフォリオ)
    ・ロジックツリー
    ① 因果関係を明らかにし、本質的な原因を追及する。
    ② すぐにアクションに結びつくような具体的な解決策に落とし込める。
    ③ 各レベルをできるだけMECEにし、ツリーの右側に行くにつれて具体的な原因や解決策になっているツリーを作成する。
    ④ フレームワークの活用(ex,ユーザリティ分析  現象と原因を因果関係に整理する。根本的な原因が改善されないと無駄が起きる。)
    プロセス編
    ・ビジネスにおいて重要なことは「わかること」を「できること」に移行させること。それには人の「ヤル気」が不可欠である。
    ・課題の適切な設定
    ① 問題認識が曖昧だと、見落とす所が出て、失敗、または後悔する事態になる。
    ② 比較を用いて主要課題を設定し、個別課題の設定で背後のメカニズムを考察する。
    ・解決策の仮説を立てる
    ① 個別課題を具体的に出していれば、アイデアが出ないということがない。
    ② 総合解決策は個別解決策を経営資源からチェックし、整合性をとること。
    ・解決策を検証・評価する
    ① 個別解決策はファクト・ベースで作成する。それによって、総合解決策の評価を行う。

  • 結果的に、一年がかりで読んで、自分なりにノートにまとめるのに更に1ヶ月くらいかかりました。
    現時点で、長いおつき合いの一冊です。
    そこまでしても読みたくて、理解したかった本です。

    これは使えるノウハウです。
    ゼロベース思考、仮説思考、MECE、ロジックツリー、コーザリティ分析、ソリューション・システムなど、学び直すのに役立ちました。

    ゼロベース思考で、相手にとっての価値をとことん考え、
    仮説思考で、アクションに結びつく結論を常に持つ。
    コーザリティ分析で、因果関係を考え抜く。

    週明けから、業務で活用してみます。

  • ロジカルシンキングと同類
    1冊は読んだらよい

  • ゼロから思考を組み立てるハウツー本

    目次
    <blockquote>第1章 思考編(ゼロベース思考、仮説思考)
    第2章 技術編(MECE、ロジックツリー)
    第3章 プロセス編(課題を設定する
    解決策の仮設を立てる
    解決策を検証・評価する
    「ソリューション・システム」シートを使う)
    第4章 実践編「ソリューション・システム」活用の現場(事業課題を設定する
    「ソリューション・システム」で新商品の導入を図る
    解決策を実行する)
    </blockquote>
    問題をどう作り、それをどう検証し、どう解決するかという一連の流れを追っている。

    まずゼロベース思考で何も無いところから問題を作り出す。
    そして、仮説思考を行い、それに対しての仮の答えを導く。

    そこからMECEフレームワーク、ロジックツリーフレームワークで詳細を細分化し、構造を確立する。
    これら一連の流れを著者はソリューション・システムと言っている。

    ・ゼロベース思考
     ・自分の狭い枠の中で否定に走らない
     ・顧客にとっての価値を考える。

    まず大事なのは相手の立場になること。そしてまず問題を見つけようとする際の、既成概念に嵌らないようにする事だ。

    ・仮説思考
     ・アクションに結びつく結論を常に持つ
     ・結論に導く背後の理由やメカニズムを考える
     ・「ベスト」を考えるよりも「ベター」を実行する

    仮説思考は徹底的に問題を考え抜く。しかしながら時間をかけずに「ベター」でとめておくことが必要だ。そうすれば、問題に対しての解の構造ができる。
    大事なのは、結論を出してしまうこと。答えの方向が見えなければ解を構築しようにも、方向が見えないからだ。そのために仮の答えが必要なのだ。

    その際、構造を作るためには最低次の二つのフレームワークが使える。
    ・MECE
    ・ロジックツリー

    MECEは可能な限り漏れなくダブり無く、概念を出すこと。意外と難しい。
    その概念を出してこれたら、ロジックツリーで構造化する。
    ロジックツリーでは根の項目から、葉の項目へ、問題に対する解をくっつけていく。
    大きな問題を細分化し、徹底的に問題を解き明かすためのフレームワーク。

    そしてできた答えをプレゼンすればいい。これで合理的な解のできあがりだ。

  • 1

  • 問題解決のコンセプトが学べる良書。あとは読者がビジネスの現場で実践できるかでしょう

  • たぶん役立ちそうだけど、あまりじっくり読めなかった。事例から説明するやり方で、もう一度読んでみてもいいかも。

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著者プロフィール

齋藤 嘉則 (さいとう よしのり)  文部科学省初等中等教育局教科書調査官

「2013年 『ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)から学ぶ英語教育』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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