問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 1646
レビュー : 112
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478490341

作品紹介・あらすじ

本書の構成は大きく2つに分かれている。前半部は大局的に問題全体を構想する「問題発見構想編」、後半部は発見した問題をさらに深掘りするための「問題発見分析編」であり、問題を構造的に分解するテクニックを網羅している。

感想・レビュー・書評

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  • 問題とはあるべき姿と現状のギャップである。

    「あるべき姿」の適切な定義は、適切な「問い」をいかに投げかけられるか、で決まってくるのではないかと思っている。
    その適切な「問い」の発見こそが非常に難しく、そこが問題発見の真髄だと思うのだが、「問い」の発見方法についての言及がなかったため、どのようにあるべき姿を定義していけばいいのかわからなかった。

    後半には様々な分析方法が載っているが、
    その分析方法も問題を発見したあとの解決策を探る段階で使用するツールであり、
    問題発見段階(問いを立てる)で使うものではないので直接的には参考にならなかった。

  • ものっすごく面白かった。教科書っぽいけれど、論理的思考の基本的なものが押さえられるのではないかな?いろいろ書きこんじゃって他人に貸せるような状態ではないけど、後輩に貸してあげたい本。買う価値あると思うけど。

  • 問題解決思考のフレームワーク
    納得できんなあ

  • 1.最近コンサルの友達と飲みに行ったところ、話が面白かったので、そんな業界の人達がどのように現実の課題と向き合っているのか知りたくて購入しました。

    2.この本は、問題を的確に発見するためにはどうしたら良いかということがコンセプトです。問題を正確に発見できない理由として4つあります。1つは、理想を明確にしていないこと。2つめは、現状把握をしっかりしていないこと。3つめは、問題の本質(構造)を具体化、優先順位付けをしていないこと。4つめは、偏った解決しかやらないため、間違った問題把握をし、理想を見失うことです。
    そして、上記を踏まえた上で、どんな能力が必要か、あるいはどんな分析をしていかなくてはならないかが述べられています。

    3.「問題を分析するうえで大切なのは、拡がり、重さ、深さの3つが大切だ」と述べたところが印象に残りました。自分は読書量ではそこそこだと思うのですが、考える量が少ないことが目下の課題です。ずっと考えていると、何に着いて考えているのかわからなくなるという迷宮入りすることま多々あります。そのため、自分に合った分析手法を見つけていきます。
    また、演習問題をやってみたところ、全然解けないことが多かったです。これは日々やっていくしかないので、定期的に解いて、思考力を鍛えるしかないと思いました。

    4.2回/週のペースで演習問題を解いて、思考力を鍛えていきます。

  • 良書ではあるが....
    投稿者 河合 拓 投稿日 2002/5/15
    形式: 単行本
    前書「問題解決プロフェッショナル」以上に本質的なインパクトを狙った書であると思う。「思考や技術」を作り上げるのは、「構想力と分析力」であると考えればその位置づけは明快になる。とくにこの本の前半は、考え方の大前提を問うているもっとも重要な部分だ。我々のすべきことは「あるべき姿」から「現状の姿」を引いたものであるという考え方は、経営コンサルティングの第一原則といってもよい基礎中の基礎である。さらに、既成概念の呪縛から逃れるための思考法や本質的な解に近づくための分析法、評論家型から問題解決型への提案など、コンサルティングの基礎を一通り網羅していると思われるが、前書同様ツール紹介として感は否めない。このような思考法や分析手法は教科書から学ぶものではなく日頃の「問題意識」から芽生えるものだと私は考えており、この手の本は、そうした思考法を整理するための本であるべきと考える。そのポジションが明快でないところが残念だ。

  • 問題解決プロフェッショナル「思考と技術」と併せて読むことをお勧めする。

  • 問題解決プロフェッショナル続編。
    仮説思考とゼロベース思考といった基礎的な概念から一歩進み、問題発見や分析のための具体的観点について紹介。
    参考になる。

    <メモ>
    ・問題とは理想と現実のギャップであるとの認識のもとそれをうまく見つけ、解決していくための考え方を記した本。
    ・観察 判断 分析 統合の力が構想力には必要。

    ・問題発見の4P 理想をまずは見つけ出し、現状を整理するフレームワーク
    purpose 目的軸
    position 立場軸
    perspective 空間軸
    period 時間軸

    ・問題の本質を発見するためのフレーム
    広がり
    深さ
    重み

    ・分析軸
    トレンド分析
    プラスマイナス要因分析
    集中分散分析
    バリュー分析
    付加価値コスト分析
    サイクル分析
    相関分析
    シェア分析
    感度分析
    パレート分析
    ABC分析
    ピーク分析
    リスク期待値分析

  • 著者の「思考と技術」の読了後、こちらも併せて読んだ。
    様々な分析のフレームワークが書かれていた印象。
    自分の業務の場合だとどこにレバーがあるのかを考えながら読む必要があった。

    物を売る仕事をトータルで見る仕事って難しいけど、やりがいありそうだなと感じた。

  • 今の自分に最も必要な、問題発見の考え方を中心に読んだ。フレームワーク「問題発見の4P」(※)に自分の取り組んでいるテーマを当てはめることで、自然と視野が上がり、全体像や忘れがちなあるべき姿に目が行くのは素晴らしい。
    ※「あるべき姿」を構想し、「現状」とのギャップを的確にとらえ、戦略的問題発見のプロセスをサポートし、チェックリストとしてより的確な問題発見を可能にするフレームワーク

    ただし、4Pを完成させるのには根気・時間を要するので、いかに深く活用できるかが問題発見のキーになりそう。

  • 良書。
    そもそも「問題」とはどういう状態なのか?→理想的な状態と現実とのギャップ
    という意味がしっくりきた。理想的な状態を認識できていないと、何が問題なのかが分からなくなりもやもや感が高まるというジレンマを持つ機会が減りそう。

    この本を読むのは2度目だったけど、自身のフェーズが変わると得るものが違う事も実感。

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著者プロフィール

齋藤 嘉則 (さいとう よしのり)  文部科学省初等中等教育局教科書調査官

「2013年 『ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)から学ぶ英語教育』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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