- Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478501726
作品紹介・あらすじ
これまでの伝統的マーケティングは、製品・サービスの特性や便益性(F&B)を追求して差別化を図ってきた。しかし、それだけでは消費者の複雑な要求に応えることはできなくなってしまった。消費者はむしろ、製品・サービスの持つ機能や便益以外の「プラスαの魅力」を求めているのである。例えばショッピング時の楽しさ、使用している時の快適さ、使い終わった後での余韻などである。つまり、心地よい経験(価値)が消費者を惹きつけるのである。経験価値マーケティングは、さまざまな心地よい経験を作り出し、消費者に提供することに焦点を当てる。本書では、iMac、ジレット、スターバックスをはじめ、斬新でユニークな欧米の事例を中心に多数紹介している。
感想・レビュー・書評
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「マーケティング戦略の勘違いは「差別化」である。」差別化は必ずしも顧客の問題解決するものではない。「差別化とは、単に違っているというだけのことで、往往にして顧客にとって不適切でとるに足らないものなのである。」
差別化要素を企画書に強制したりしてきた。顧客価値を第一に考えて差別化の仕様を考えなければならない。言い訳のためや押し付けの差別化はやめるようにしなければならない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
>経験価値マーケティング―消費者が「何か」を感じるプラスαの魅力
出版社: ダイヤモンド社 (2000/12)
バーンド・H. シュミット (著), Bernd H. Schmitt (原著), 嶋村 和恵 (翻訳), 広瀬 盛一 (翻訳) -
私の卒業論文のテーマでした。
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【さまざまな心地よい経験を作り出し、消費者に提供する】
製品の価値の時代⇒心理、経験的な価値の時代へ
+αの価値。
五感によるブランド体験。 -
sense, feel、五感を使ったマーケティング