一瞬でキャッシュを生む!価格戦略プロジェクト

著者 :
  • ダイヤモンド社
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本棚登録 : 255
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478502211

作品紹介・あらすじ

あなたは価格で失敗している!「たった5つの質問をするだけで、瞬時に利益を増やす方法があるとしたら、あなたは知りたいと思いませんか?」価格競争に巻き込まれる前に読む本。

感想・レビュー・書評

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  • 価格以外に差別化をしらないのマーケッターに読んでほしい一冊。稼ぐためののキーワードは、あたりまえですが、「値上げ」です。

  • ・中小企業が狙うべきは「ご馳走の価格」・価格調査の4つの質問・事業成功の要因は、価格設定と値上げ戦略。

  • 言ってる事に斬新なことはない。古い本だからか?
    ただ、アンケートによる価格設定の方法は納得感があるので、そこはタメになる。
    前半は経験談が延々と書かれているので読み飛ばしてもOK。

  • 2013年77冊目。

    価格設定のためのアンケート項目とそこから適正価格を導く方法はとても参考になった。
    価格設定の方法は主にコスト基準・競争基準・需要基準の3つがあるが、
    この本で説かれているのは顧客に受け入れられる価格を測る「需要基準」。
    そこからどれだけコストを抑えればいいかの目安ができるし(人件費は削りたくないが)、
    競争基準に陥り過ぎると低価格競争の泥沼にはまるので、
    最初に需要基準で測るのは妥当だと感じた。

    ■値上げはそれに見合う品質・サービスが伴えば可能
    ■プレミアム上限価格とバリュー下限価格の間で戦略を練る

  • 値上げは悪、という漠然とした空気に対するアンチテーゼ。
    価格を決めるための具体的な方法として紹介されている、「感情価格決定法」が手法として面白い。

  • 価格の設定方法を論理的に説明した本。勘や経験値に頼りがちだが、本当に適正な価格は一体いくらか。値下げに走らないためにどうサービスを展開するべきか、実例を元に説明。価格設定方法は特に参考になった。

  • 中小企業以下の経営者にとって『価格設定』の教科書になると思います。

    価格はお客様がその商品に感じる価値から測るべきなのに、
    「原価がいくらだから」「競合がいくらだから」「安くしないと売れないから」などなど自分の都合や勘で設定している経営者がほとんどだと思います。

    特に安くしないと売れないからという理由で戦略のない値下げをすれば、一時的には反応は上がりますが長期的に見れば自分の首を絞めるだけの結果となります。

    「価格を下げても売れないものを、価格を下げて売ろうとしている」
    そんな経営は一刻も早くやめた方が良いです。

    とは言っても何もしなければ同じ値段ではいつまで経っても売れないものは売れません。

    本書は価格設定の考え方、具体的な手法、そして値段にふさわしい価値の向上や提供の仕方を教えてくれます。

    そもそも価格ってすごく重要なのに、どうやって決めるの?って部分はほとんどまとめられていなかったり大企業が行うようなマーケティングが基本だったりなので、中小企業にとっては非常に実践的に役立つ本だと思います。

  • マーケティングの世界で良く出される言葉の一つが4P



    Product (製品)

    Place (流通)

    Promotion (告知)

    Price (価格)



    その4PのうちPriceにのみ焦点を当てた内容。著書が言いたいのは、「その価格、果たしてマーケットのニーズに即した適切な価格なのですか?」という一点。

     

     

    帯には「あなたは価格で失敗している!」というキャッチが書かれているが、4Pのうち一番難しいのがPriceなのではと自分は感じている。例えばスポーツのチケット価格ひとつとっても、主体的にプライシングをしているチケット価格があるのかなと感じるし、適切な価格はもっと高い/一方で席によっては安いんだろうなというのも感じてしまう。

     

     

    サッカーで例えれば、自分が日常的に観戦しているベガルタ仙台の場合、



    自由席南  2,400円

    サポ自    2,600円

    S席     4,000円

    SS席    5,000円。



    なお当日は一律500円UP。



    いずれの席にも座ったことがあるのだが一長一短がある感じ。自分の席を前もって確保したい場合のニーズを満たすのはS席/SS席なのだが、肌感覚的にはちょっと高いないうのが正直なところか。一方、熱狂の渦となり、応援で盛り上がるサポ自は、席の確保などは大変だけど、もうちょっと金額アップしてもいいのかなというのが個人的な感想。

     

     

    では、こうした時の適切な価格設定はどこなんだろうという場合の価格設定をどのように導き出していけばよいかを本著では示唆しており、この手法をとれば、万能ではないだろうが、裏づけに基づいた大いに参考になる価格設定ができるんだろうなと感じたしだいである。

     

    ちなみに個人的に肌感覚的でベガルタの各席の価格をつけるとこんな感じ。



    自由席南  2,000円

    サポ自    2,800円

    S席     3,500円

    SS席    5,500円



    ※当日券は自由は+200円、指定は+500円



    価格設定は座席の稼働率などから総収入を算出し、それら因数も多いに影響する部分であるため、非常に難しい作業であるのだが、この価格変動なら、全体収支に大きな影響を与えない価格設定なのかなと。サポ自はもしかすると二つに分けるのもありかな・・・って感じています。

  • 社会を変える・・・駒崎さんのお勧め
    価格設定

  • 価格を決めるというのは難しいです。
    価格を決めるということ徹底的に中小企業を経営する側にたって書かれた本。
    このノウハウを1冊の本代で買えるのは安すぎでは?

    (66/1000冊読んで人生変える!プロジェクト)
    2008−27

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