価格優位戦略

制作 : 山梨 広一  菅原 章  村井 章子 
  • ダイヤモンド社
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478502532

感想・レビュー・書評

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  • ポケットプライス、ポケットマージンの枠組みの刺さりやすさを感じた。一方でVELの枠組みは見え方が抽象的なのでリアリティを感じにくそう。認知価格はまだいいにしても認知便益の設定を説得的なものにできるイメージはない。コンジョイントを元にしているのだろうか。

    ポケットプライスバンドは非常に参考になった。見えないバラつきを可視化してマネジメントを持ち込む考え方はリサーチでも使えそうだが、バラつきのコントロールが利益に結び付くようなパラメタをどう選ぶかが実務上は難しそう。しかし、価格は利益に近いパラメタなので、この枠組みと価格との組み合わせは業種を問わずロバストなのだろう。

  • マッキンゼーのまとめた価格戦略。価格の利益への影響を常に頭に置くことを気づかせてくれます。

  • マッキンゼーの元コンサルタントたちが書き、翻訳したのもマッキンゼーの東京支社の人間という、マッキンゼー尽くしの価格戦略の本。

    各企業は強みを生かして競争優位を得ようとするが、ごくわずかな企業しか追い求めておらず、また成功している企業も少ない競争優位が、「価格優位」であるという。 価格優位は市場に正しく評価された適正な対価であり、その様な価格の設定を求めるべきであるという。

    価格を1%上げるだけで営業利益は11%上がる。(グローバル1200企業の総益計算書の平均値をベースに算出) これを見ると、いかに適正な価格でものを売ることが重要であるか実感できる。 一番の利益改善の手段は価格の改善であり、それを追及していないのみすみす利益を失ってしまうことだ。

    本書では価格戦略に関する考え方を理路整然と説明しており分かりやすい。
    プライスマネジメントには3つの視点を取り入れて理解することがプライス最適化の第一歩である。 それは、
     ? 業界レベル
     ? 製品・市場レベル
     ? 取引レベル

    また適正価格を測るツールとしてウォーターフォール図や、バリューマップを導入しているが、価値の定量化をするには便利なものである。

    価格戦略でありながら、その本質経営戦略の一要素であることにも気付かされる。 製品の価値を認めてもらうためのアプローチが重要であると認識した。

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