なぜ投資のプロはサルに負けるのか?― あるいは、お金持ちになれるたったひとつのクールなやり方
- ダイヤモンド社 (2006年12月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478600535
感想・レビュー・書評
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・宝くじは最高のビジネスモデル ローリスクハイリターン
・貯金が1000万ないなら自分が最も高い資産(自己投資すべき)、数千万の貯金があるならインデックスファンドで放置
・何にどれだけ投資するかを決めるアセット・アロケーションで9割決まる(個人の状況で変わる)→株式市場の影響を受ける株式会社に勤めるなら株式を買うのはリスク分散にならない?日本株と外国株は時価総額比で組み合わせる(15vs85)
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軽快な語りで、お金のリテラシーを上げられる。
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今となっては常識となった投資に関する話をまとめた本
お金が無い人には、投資なんて考えず働くことを、お金がある人にはインデックスファンドへの投資を勧めている -
全力でおススメ
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初心者にオススメ。逆に初心者以外には読む価値のない本。
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家、教育、保険、投資…人生で突き当たる難問をどうしたらいいのか? 現役外資系投資銀行マンの著者が、わかりやすく解説する。
第1章 マネーの世界はワンダーランドだ
第2章 投資とはどういうゲームなのか?
第3章 株価とは何か?
第4章 投資は運か実力か?
第5章 現代ポートフォリオ理論のシュールな結論
第6章 それでも投資したい人のために -
日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門と比べると、こっちは密度低い。
まずは借金返済、相当な貯金があるならインデックス、という事実が長々と説明されてる。 -
難解な金融やファイナンス、投資の話を平易でわかりやすい言葉で、端的に説明できる筆者の文章力はさすがだと感じた。
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金融の基礎的なことにも触れてて勉強にもなる。
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投資はやはりギャンブルだったんですね。
思っていたとおりという感じです。 -
プロのアクティブ投資のパフォーマンスは、結局はインデックスには勝てない、というよくあるテーマの本。
この手の本を読んだことがある人には、目新しくは無いが、文章がおもしろく、ついつい読んでしまう。
インデックスが一番、とはいえ、全ての人がインデックス投資をすると、それはそれで市場が効率性が損なわれるので、そういう意味でもアクティブ投資も必要、というのは、なるほどと思った。 -
始めて登録した
投資の世界はワンダーランド
サルでも勝てるかもしれないし、負けるかもしれない
人的資本 時間 資産の配分
確定拠出はとりあえず手数料の低いインデックスでいんじゃないか
ポートフォリオのバランスが大事ですね、何事も -
投資は本当にギャンブルであることを前提に、インデックスファンドへの投資が一番ましであることや、ポートフォリオの重要性について述べられている。
面白い内容であったが、著者の文章が稚拙。 -
投資への自己啓発本の一つかなあ。競馬や宝くじがなぜだめかということや、DCF法を用いた不動産のPV計算、統計学の観点からの株計算をしています。でも橘玲の「黄金の人生設計」を読んだ方がわかりやすいと思ったし知識量としても勝っているので別に読む必要はなかったかな。
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結局素人は投資するなと
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2011/11/20 No.28
基本的なお金の仕組みを、分かりやすく書いてある。現代に生きる我々は最低限のファイナンシャル・リテラシーを持つ必要がある。 -
ソーシャルゲームのビジネスモデルって宝くじと似てる。損しても痛くない額を多くの人からチマチマ稼ぐ。生保なんかも同じか。
特に宝くじや、生保は期待リターンがマイナスだから投資対象としては不適。 -
最も良いのは投資をしないこと。あれこれ考えて100万で5%の利益をだせたとしても5万円、残業した方がましでは?と著者。分厚いけれどさらっと読める。競馬や宝くじはファイナンシャル・リテラシーが不足している人たちが対象の商売。
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読みやすくて、経済についてもわかりやすく書いてあるが、内容が荒っぽい感じがした。
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橘玲さんの本をまとめた内容。:臆病者の株式投資の内容に近い。(税金についての記載をはしょったイメージ)
インデックス投資が結論。 -
17ページ
LTCMは、ノーベル経済学賞受賞者を初めとするファイナンス学会最高の頭脳と
◆ファイナンス学会→ファイナンス学界 -
人気ブロガーであり、外資系投資銀行のクオンツであるという藤沢数希氏の一冊。著者がブログで展開する語り口そのままに、金融のイロハについて述べられた一冊。氏のブログを読んで金融い興味を持ったという人にとってはうってつけの一冊だろう、ただしあのシニカルな語り口を一冊読むと少し食傷気味ではある。
逆に既に金融知識や会計知識がある人、例えば割引現在価値とは何か?を理解しているような人にとってはあまり目新しい要素は無いかもしれない。著者のファンであり、ざっくりとおさらいの目的で読むには良いかもしれない。私は著者の考え方に共感する一人なので知識欲という目的は別にして楽しく(そしてとても素早く)読了することができた。
著者は何しろその皮肉の聞いた物言いが魅力なのだと思うが、本書最終章でその皮肉が余すところ無く展開される。「世の中全ての人が合理的になったら・・・略・・・本書の責任は重い」といった内容の記述のところは読んでて思わず噴出してしまった。
この手の本の著者の多くが感じるであろう「読んで欲しい人にこそ中々届かない」という感覚を上手く皮肉っているというか、なんともいえない気分をもたらしてくれる。 -
投資やお金について書かれた本。
運用についても書かれており、
これから運用を始める人はぜひ一読をオススメしたい。 -
前半は競馬、競艇、宝くじの話などとっつき安くて読みやすかった。
投資に関してもなぜ投資のプロが必要なのか、なぜ投資のプロが勝てないのかよくわかった。
ただ計算式が出てきた辺りから投資未経験の自分にはきついものがあった・・・
結局は投資するなら投資できるだけの金を稼いでからインデックス投資を本気でやれってことでしょうか。 -
巻末付近のファイナンシャルプランナーいらずのフローチャートが傑作だった。
基本的に時間というリソースは本業につぎ込むべきだ。 -
橘玲さんを既に読んでいる人には要ら無いかな。