スイス銀行体験記: 資産運用の達人プライベート・バンクのすべて

著者 :
  • ダイヤモンド社
2.92
  • (0)
  • (3)
  • (17)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 61
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478620564

作品紹介・あらすじ

実際に1500万円でスイス銀行に口座を作った著者のリアルな体験記。超一流プライベート・バンクの運用と相談の具体的な中身が初めて明かされる。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  題名つられて読むとがっかりすると思う(体験記はほとんど記述されていない)が、資産運用という視点から読めばそこそこ楽しめる。私はこういった資産運用の指南本のようなものをほとんど読んだことがないが、日本の金融機関の問題点などを指摘しており、読み物としては面白いと思う。

  • ふむ

  • 自分自身は、1989年に日本の証券会社のスイス現地法人にITの担当者として赴任した時に、プライベートバンクの存在を知ったが、中身まで詳しく知っていたわけではない。
    本書は日本の金融期間との比較も明快で、それよりも実際に日本にいながら、プライベートバンクを利用するには?という実践的な話が詳しく、非常に面白い。

    日本の金融期間について、かなり冷やかな指摘が多くなっているが、実際私もその通りだと思うことばかりだった。

    本書を書くために筆者が適切な相手をきちんと選んでインタビューしている点も素晴らしいと思うし、全編非常に質の高い情報が満載。

    金というものを、どう考え、どういう態度で、何をすべきか、結局は自分で考えるしかない、ということだが、当たり前なことではあるが、非常に参考になり、面白かった。良本です。

  • スイス銀行体験記でしかもプライベートバンクのすべてなんていうから、実際にプライベートバンクで働いてた人の本なのかと思ったら、プライベートバンクを利用したことのある人の体験記だったwwwwしかも運用額1500万円とかwwwwwすくねーwwwwwメガバンでも行ってろやwwwって感じだった。
    書いてある内容もまあなんというか高校生が読むにはいいかもねって感じで、なんか素人が頑張って知的ぶった感じがして残念な感じだった。もちろん、全部が全部ダメだとは言わんが、、(←フォロー

    まあそこそこ楽しめたし、読みやすい文章だったから星3つでも良かったんだが、本文中に出てくるジャパン・プライベート・バンキング・コンサルタンツに興味が出てぐぐってみたら、詐欺事件絡みで破産してたwwwwwww

    やっぱり日本でプライベート・バンキングは難しいのう、、

    著者、俺には人を見る目があるみたいなこと言っておきながら、紹介した人詐欺師やんけwwwwってことで星2つ。

  • 再読

    うーん、一般人の平均資産程度の1500万の資産を
    実際に、スイスのプラベートバンクに預けてみた、
    というルポに価値があるんだろうけど、
    内容は一冊の本にするほどでもなく、雑誌の1記事くらいかな・・・。

    実際、発行当時社会状況や著者のマネー哲学に頁が割かれていて「体験記」は10章からだし(笑)

    結局この本によるとプライベートバンクを使用するには綺麗なお金を数億持っていて、
    それを減らさずに長いこと持っていたい、人向けってことかな。
    しかしこの後が気になるね!ユーロ定期、どうなんったんだろう~。
    2008までは良かったけどさ~

  • ロスチャイルド銀行、EFG銀行へのコンタクトの体験談や、実際にプライベートバンクで運用している日本の方の体験談が掲載。

  • タイトルに引かれて読んでしまった。
    プライベートバンクは今のところ無縁だな。
    本業でしっかり稼げるようにならないといけないね。

  • プライベートバンクを使う層や、実際の銀行の審査、口座開設などについて。日本人の実例と、筆者が実際に紹介を受けて頼んだ経緯が面白い。読み物としてはgood。読み進めながらけっこうメモを取った。
    EFG(ヨーロッパフィナンシャルグループ)バンクと、バンク・プリベ・エドモント・ロスチャイルド。
    2002年頃、日本の銀行や信託系の所もプライベートバンク”部”を作ったけど、海外のそれとは全く異なる物。
    「自分のお金は自分が体を使って働くことで増やすのだと割り切っている」という所で、真面目にやらなあかんなあと思った。
    結局、自分のセグメントで一番効率の良い運用は何なんだろう?

  • プライベート・バンクに関するテクニカルな分析というよりかは、「資産」に対するビジョンをどう持つかということに重点が置かれている。あくまでも手段の一つとしてのプラベート・バンクということですね。でも日本の金融業者が信用できないという点に関しては同意。変額年金保険とかね・・・。

    それから京都を金融特区にして和製プライベート・バンクを設立するという発想はいいと思った。でも日本の地政学リスクを考えると海外から資金が集まる可能性は低いだろう。

    あー、プライベート・バンクに口座開けるくらいにはなりたい。いや、なる。

  • 実際に1500万円でスイス銀行に口座を作った著者のリアルな体験記。超一流プライベート・バンクの運用と相談の具体的な中身が初めて明かされる!

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

野地秩嘉(のじ・つねよし)
ノンフィクション作家
1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経て現職。人物ルポルタージュ、ビジネス、食、芸能、海外文化など幅広い分野で執筆。著書は『サービスの達人たち』『イベリコ豚を買いに』『トヨタ物語』『スバル―ヒコーキ野郎が作ったクルマ』『高倉健インタヴューズ』『日本一のまかないレシピ』『キャンティ物語』『一流たちの修業時代』『ヨーロッパ美食旅行』『ヤンキー社長』『新TOKYOオリンピック・パラリンピック物語』『京味物語』など多数。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。

「2022年 『伊藤忠 財閥系を超えた最強商人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

野地秩嘉の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ロバート キヨサ...
ダニエル・ゴール...
スペンサー ジョ...
デールカーネギ...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×